「クローズアップ現代」で頭痛特集
「クローズアップ現代」で頭痛を特集してました。
去年の健康診断の問診で「片頭痛」の診断を受けて、最近はちゃんとした薬も出ているから病院行きなさいよ、と言われたのだけれど、専門医のところにはいまだ結局行けておらず、対症療法で痛くなったら頭痛薬、我慢できないときは病院行き、ということでなんとかしのいでいる現状。
番組の趣旨としては、頭痛のおこるメカニズムは(ごくかいつまんでいうと)脳内の血管でセロトニンという物質が不足すると脳の血管が膨張し、外側にある三叉神経を刺激して痛みを感じる、というもの。最近の薬はセロトニンに似た物質を脳の血管に送り込むことによって頭痛を抑える効果がある、ということのようでした。
ただ、問題はこの薬は飲むタイミングが難しいという。鎮痛剤ではないので、頭痛がおこってくる徴候(おそらくセロトニンが減ってきたとき)をつかみ、前兆となる体調の異変を察知したときに服用する、というのがキモらしい。これをきちんとやるためには服薬指導といって病院にいって先生としっかり時間をかけて問診を繰り返さないといかんらしく、これは私みたいな仕事してる人間には無理。
また、「頭痛外来」も紹介されていたけど1日200人もの患者さんが押し寄せているらしい。そんなところに会社を休んで行くというのも現実的じゃないよね。
しかしちょっと聞き捨てならないことがふたつあった。
1 片頭痛持ちの人は脳梗塞になるリスクが通常の人より12倍も高いという研究結果が出ている。頭痛が起きるときには膨張した血管に目に見えないダメージが加わっていて、それが繰り返されることにより血管に傷ができ、そこに血栓がとどまりやすくなるらしいでつ…。がくがく。
2 「薬物乱用頭痛」というのもあるらしい(驚)。私はまあ、乱用のレベルまではいっていないが、これになってしまうと本当の頭痛のメカニズムが解明されにくくなるという。
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コメント
guminomi2さまお久しぶりでっす。
あの番組の中で思い出したのは、子どもの頃から私も頭痛もちだったのですがいつも母親に「仮病」って言われてたことですね…。だから、高校生になってお小遣いで鎮痛薬買えるようになったときは本当にうれしかった。
頭痛信号、忙しくて気がつかないときがけっこうあり、気がつくと激痛!ってことがよくあります。もうちょっと落ち着いて日々暮らしたいところでは、あります。
投稿: ruko | 2005/06/21 20:07
見ました。小学5年からの頭痛もちなもんで。
頭痛薬はなんでも頭痛信号がきたときに飲むと効きますよ。治るわけではないがそれ以上悪くならないという意味で。わたしも若かりし頃は医者でもらった強烈な薬を使ってましたが、いまは市販の薬でごまかせるとこまできました。歳をとるとましになるということはありますね。かわりに頭は悪くなりますけど。
脳梗塞になりやすい、という話にはゲゲッとなりました。現に私の母が脳梗塞になったもので。(後遺症付きで、元気に暮らしていますが)頭痛は母方の遺伝という話も聞きますが。
しかし母の母も頭痛もちでしたが、何事もなく天寿をまっとうしましたので、これもまた確率の問題ですね。ちょっと脅かしてしまったらごめんなさいね。お互い、頭には気をつけませう。
投稿: guminomi2 | 2005/06/20 23:19