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2005/11/11

謀反と身分 チェオクの剣〈第2話〉

京畿道(キョンギド)を回り調べて集めた偽金がたんまり入った背嚢を奪われたチェオク。そこに船着き場で出会った僧侶が現れる。盗んだ人間は飲み屋の女とグルと指摘。どうやら先を急いでいる様子なのにチェオクのことが気になって故買品の業者についておつきのスミョンに調べさせたりしています。

そして今回もきましたハデなアクションシーン。飛ぶ回る蹴る斬る!味わい的には香港的(あまり見ませんが)?応援にやってきたファンボ従事官(チョンサガン)とイ武官も飛んでます。普通に入ってくればイイのにw 

背嚢は取り戻したものの従事官はお怒りのご様子。大雨の中チェオクに勝負を挑み「私はそなたにとって仕えるだけの人間なのか」。今回はユンとチェオクのこれまでの道のりが明かされました。

4144071391チェオクの剣
NHK出版

日本放送出版協会 2005-10
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うーん、吹き替えだからなんとも言えないけど、字幕で人間の説明文を出しすぎると深読みしちゃうからなー…。

以下ネタバレです。

衝撃的な2人の生い立ちでした…。チェオクは両班(ヤンバン)の娘でチェヒと呼ばれていましたが、父が逆賊として自害。父との最期の語らいの「墨を心を込めてすれば、高い香りを放つ」ということばは心打たれます。そして兄と共に家を逃がれますが、「決してチェヒと離れてはならない」という父の言いつけ、速攻でチャラ。武官たちに追いつめられ、兄はおつきの者と用意してあった船に逃れ、チェヒはおいてけぼりになってしまいました。

一方のユンは地方長官を務める父の妾腹の息子。両班でも妾腹だと身分が低くなってしまう、というところ、それが中人なのか常民なのかもっと下なのか吹き替えではわからないんですけど、日本とはまた少し違うんですね。妾腹の場合社会的に認められなくても実際の身分まで下になるってことはないわけですから…。

武術の腕に多少の自信はあったものの、その憤りをどこにぶつけてよいかわからず迷っていた少年ユンのところへ、下働きとしてチェヒが連れて来られる。そして、ユンの将来を危惧する父は、息子を僧の軍勢を率いていた老師さまのところに預けます。

チェヒが生き別れた兄の面影をユンに求めたのはかなり自然な成り行き。一方、身分が低いと軽んじられ、フラストレーションのかたまりだったユンは幼くして下働きという過酷な運命に生きるチェヒに共感。そして、なぜチェヒがユン専用の下働きとして老師さまのところへ共に来られたのかは語られていないけど、これが彼女のたぐいまれなる武術の力の源だったわけですねー。納得。

時がたって老師様がユンを捕盗庁(ポドチョン)の長官チョ・セウクに引き合わせ、超法規的?にユンを捕盗庁に仕官させることにします。ユンは父親に、チェヒを捕盗庁の茶母(タモ=下働き)として雇ってもらえるように計らってほしいと頼み込みます。父親は了承しますが「公務であるから許すので、個人的にそばにおきたいのなら家名に泥が」と釘を刺します。

ということは、ユン父上はチェヒが誰か知っていて引き取ったということなのでしょうか?うーん、謎。にしても、身分制度や仕官などがんじがらめの当時にあって父親に禁じられてしまえばチェヒ改めチェオクを女性として愛するのはNGかー。

これは設定としてかなりポイントですねー。そのうえなんかユン様怒ってチェオクに勝負挑んだあげくに「捕盗庁を去りたいのか」なんて脅かしてるし…。

次週以降も要チェックとします!

最後に。次回以降への布石かもしれないな、というのは、偽金を持って逃げようとしたマチュクチ。おいおい、夜の沐浴なんてチェオク大胆だねーって思っていたら案の定やってきて「逃げられないように服をとっちまいな」と奥さんに入れ知恵されますがチェオクのほうが何枚も上手で、やられてしまいます。

「天に誓ってもう悪さはしません」と宣言し、チェオクの子分にしてくれと執拗に食い下がってましたね。チェオクは断ってたけど、これからも活躍してくれるかも。

それから故買屋としてペク武官にボコボコにされてましたねートックおじさんww 故買屋じゃこれからあんまり出番ないかな。

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コメント

mitomitoさんこんばんは。
今回の放送でかなり「入れるかも」と思ってきたところですが、とにかく人が飛びますねー!普通に門から出入りしましょうよ、みたいな。

投稿: ruko | 2005/11/14 01:11

身分違いの恋、離れ離れになった兄妹、というのがはっきりして、断然わかりやすくなりましたね。
ワイヤーアクションがすごいっていうのは聞いてたけど、ここまで人が飛びまくるとは!!と驚きつつ楽しんでます。

投稿: mitomito | 2005/11/13 23:57

Makoさんこんばんは。
香港ドラマ見慣れていたりすると意外と抵抗ないという話も聞きましたが、お互い慣れるまでもう少しかかりそうですねw 
でもこういう障害の多い愛っていうのは盛り上がりますからね。あとは安易すぎる展開ですが「兄」はいずこに、って話でしょうね。私の深読みが当たらないことを祈っております。

投稿: ruko | 2005/11/13 23:12

こんにちは。TB&コメントありがとうございました。
まだまだワイヤーアクションにも、独特のスピード感にも慣れなくて
ハマるところまでいってませんが、
子供時代のシーンは良かったです。
あれで背景がわかったので、これから入りこめるかも…。
確かに韓国の身分制度のことなど、勉強になりますね。
現代劇でも韓国ドラマって、貧富の差が激しいですからね。

投稿: Mako | 2005/11/13 15:15

ちょしさんこんにちは。

ユンの身分問題が明かされて、従事官様になぜちょっと憂いがあるのかがわかりましたよね。韓国のドラマって全部きっちり見たものって意外とないんですけど、現代のドラマでも「お金持ちと貧乏」みたいな形で「身分の差」が表現されていますが、ルーツをたどっていくとこのあたりにあるのかもしれないなぁ、などと思って見ています。

投稿: ruko | 2005/11/12 13:54

更紗さんこんばんは。
名字は父のものを引き継ぐけど、身分はより低い方を引き継いでしまうということなのでしょうか…。なんとなく救いだったのは母親が卑屈になりすぎていないところだったですね。追加情報ありましたらまたぜひ教えてください。

>>それにしても、このドラマいい男が多すぎ・・・
あははは。見てないんですが「火の鳥」にユンさん出ていますね。現代劇だと全然雰囲気が違ってびっくりです。私はイ武官がイチオシ。もっと活躍してほしいww

投稿: ruko | 2005/11/12 00:11

taisyo-papaさん、初めまして。TBとコメント、ありがとうございました。

「チャングム」以外、ほとんど通しで韓国ドラマって見たことがないんですが、どんなシリアスドラマにもこうしたコミックリリーフがでてくるのかな、特に時代劇だしなぁと思って見ています。また楽しみがひとつ増えたかもです。

taisyo-papaさんのblogにもお邪魔させていただきますね。

投稿: ruko | 2005/11/12 00:08

smappieeさんこんばんは。
>>チェオクとしては、そうですとしか言えないよねぇ
まったく同感です…。ユンもわかってて言ってるのかなぁと思いつつ。笠(傘?)の女性の存在などもあり、ますますややこしいのかも、と。でも愛情表現の場が武術ってのもかなりハードですよねw

投稿: ruko | 2005/11/12 00:06

rukoさん、おはようございます。
1話では人間関係がいまひとつつかめませんでしたが、2話で方向性がわかってきました。
ユンがただのお坊ちゃまではなかった、というところがなかなかポイント高いですね。これからの展開が楽しみです。

投稿: ちょし | 2005/11/11 10:14

おはようございます。
きっと妾腹というより、その母の身分が低かったんだと思います。
官妓かな?と勝手に思っているんですけど・・・
オリジナルにはあったかな?後で確認してみます。

身分制度でしばられても愛するのはできますからね。
結ばれることはなくても、思いを貫きたいって感じが
ひしひし伝わってきますね。
それにしても、このドラマいい男が多すぎ・・・
チャングムはいなかったからなぁ~

投稿: 更紗 | 2005/11/11 08:41

はじめまして。TB&コメント残しときますね。

マチュクチ夫妻は「チャングムの誓い」でいう、トックおじさん夫妻ですからね。きっと活躍しますよ。

では、また遊びに来ます。

投稿: taisyo-papa | 2005/11/11 01:52

確かに男女の仲になってもおかしくない状況ではあるとは思うけど…身分制度がものすごく厳しいんですよね?うーん…チェオクとしては、そうですとしか言えないよねぇ…って思ったりしてますが、いかがでしょう(?_?)

投稿: smappiee | 2005/11/11 01:48

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