« 「ケンシロウ」の31年ぶり快挙 | トップページ | TV画像のクリッピングは許されるか »

2005/11/25

身分ダメ押し チェオクの剣〈第4話〉

今週は韓国の「センター試験」にあたる試験について、去年のカンニング問題とからめてテレビニュースなどでもちょっと詳しく報道してました。間違いなくどのニュースでも「大学入試が今後の人生を決定づける」的な説明をしてまして、これが現代の韓国における身分制度なのだなぁ、などとひとり納得しておりました。

というわけで今週もチェオク、奴婢であることで踏んだり蹴ったりで涙ナミダでしたね。

4144071391チェオクの剣
NHK出版

日本放送出版協会 2005-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

それから、今回初回の放送を韓国語で少し見たのですが、逃げる男に「チャン・ソンベク」と呼びかけていました。謎の男は「ソンベク」ってことで解決です…。

以下ネタバレです。

冒頭、意外な「ファミリータイズ」が明らかに。キョック(朝鮮半島版ポロ)の時に超感じ悪かった右捕盗庁(ウポドチョン)の従事官(チョンサガン)のチョ・チオですがチョ・セウク長官の息子でした。チョで気づけ!って感じですがなんせ登場人物多いから…。感じ悪いのは高潔な父上への反発やコンプレックスなのか。困ったね。

一方ナニお嬢様は縁談話から転じてユンに好意を持っていることを父上に知られてしまったようですが、父上としてもこれは判断つけられないでしょう。だって、妾腹で身分に問題がある、というだけでなく息子のチオは父親が自分よりも左捕盗庁(チャポドチョン)のユンを信頼しているのをおもしろく思っておらんわけですから。

さて、謹慎を命じられて捕盗庁を去ろうとしたチェオクですがイ武官とペク武官のグッジョブで残留することになりました。イ武官はちょっとビミョーかも、とにらんでますが、ペク武官はアンが指摘してたようにチェオクなしではお仕事に差し支えてしまいますからね。それにしてもどうみてもあのマッコリ、牛乳でしょwww 韓国にもカルピスみたいなのあると思うんだけど。

にしても奴婢の身分。今週は印象に残るセリフがいくつもありました。イ武官の「捕盗庁以外にどこで生きていけというのか。牛や馬の世話をしろと」というひとこと。「決して混ざってはいけないものがある」というアンの心ないことば。そして「私は植物と同じ。自分で動くことはできません」というチェオクのことば。どれも痛いです。

それにしても本当にアン親子は腹たちますなー。チェオクが奴婢だってことをダメ押しするために毎週登場かよ!。

偽金事件は捕らえたカッチュルが決定的な自白をしないため捜査は暗礁に。ここでチュクチ兄貴登場。脱獄させ、泳がせて一網打尽にしたい、という捕盗庁サイドの意向、義兄弟のカッチュルを助けたいソンベク、そしてソンベクという手駒を失いたくないチェ・ダルピョン(大商人はまたチェでした…)の思惑が交錯してたいへんなことになりそうです。

にしても、重力無視のスタント、なんとかならんのでしょうか。「マトリックス」じゃないんだからw

【追記】身分についてNHKはとってもマイルドというかオブラートに包んだ表現をしていて、いまひとつむしろ話が見えにくくなっています。「綴り箱のかたすみに」の更紗さんが興味深いエントリをしてくださっていますので、朝鮮王朝時代の身分制度について参考にする一助になればと思います。

|

« 「ケンシロウ」の31年ぶり快挙 | トップページ | TV画像のクリッピングは許されるか »

コメント

更紗さんおはようございます。

全くその通りです。こういうときは逆にネットの時代はイイなと思いますね。疑問に思ったことはだいたい、あまり誤差のない範囲で知識の補足ができますし、リンクの形でこちらのブログでも紹介できますもの。情報ありがとうございました。

イ武将、いい味出し過ぎです。あれくらい「大人」なのが私にはちょうどよくって、ユンとチェオクはストレートすぎるかな(笑)。

投稿: ruko | 2005/11/28 10:07

昨日コメント残したつもりでしたが・・・
ごめんなさい。入ってなかったですねm(__)m

うちにリンク貼っていただいてありがとうございます。
NHKは確かに突っ込まれるのが怖くて身分制度については誤魔化している気がします。
でもそれを見据えてドラマを見ないとねー
重くなってしまいますが、重厚感のあるドラマとして見ていきたいです。
時々イ部将に癒されつつ(笑)

投稿: 更紗 | 2005/11/28 09:11

mitomitoさんこんばんは。
チェオクの身分については、まさに「隔靴掻痒」の感がありますね。この話題をアンタッチャブルにしてはいけないとしか言いようがない…。まぁ私のように一通り頭で理解していても重たくてイカンという人間もいますが、ただ見ているだけではなぜあんなにチェオクが悲しんでいるのか伝わらないのは確実かと。

投稿: ruko | 2005/11/28 00:58

「希望は人にだけ与えられるもの」というチェオクの諦めきった言葉が痛々しいですね。
それにしてもやっぱりNHKの吹替え版は肝心のチェオクの置かれている身分のことが分りにくいです。
豆知識か、せめて公式サイトに詳しく載せてくれたらありがたいのに・・・って思います。
TBを2つ送ってしまいました。1つ削除してくださいませ。すみません。

投稿: mitomito | 2005/11/27 23:52

ちょしさんこんばんは。

NHKのスタンス(マスコミ一般もそういう傾向がありますが)は、身分制度について突っ込みを避けたいのではなく、それを何らかの形で表現したことで誰かから何か誤りを指摘されることを極度に恐れている、というほうが正しいのではないかと思っております。もう当たり前になってしまっていますが、こうした形のマスコミの自主規制、自己規制は逆によくないと常々思っているのですが…。

投稿: ruko | 2005/11/27 21:59

rukoさん、こんにちは☆
朝鮮王朝時代の身分制度についてはNHKもあまり突っ込みたくないのでしょうかねぇ?
このドラマの重要な背景になっているのですから、豆知識として最後に説明してくれてもいいような気がするんですが。
ユンの切なさ、チェオクの悲しさがもっと伝わってくると思うんだけどなあ。

投稿: ちょし | 2005/11/27 16:11

smappieeさんおはようございます。
私もあらすじ読みたくて仕方ないのですが、オロドキとヨロコビは共有したいので我慢し、名前から類推していたんですがやはりそうなんですか!

来週の大捕り物大会、ワイヤーが絡まないといいな、なんてww

投稿: ruko | 2005/11/27 09:58

わたしは初回放送前にNHKサイトであらすじを大体読んで、出演者のところも読んでから、本編をみたので、チェオクと兄さんが敵味方に分かれてしまってるっていう、現在の状況は理解してて、その上で、それがいつチェオクたちポドチョンが知るのかな?ってとこが焦点だったりするのですが…

まさか、ラストまで引っ張るのかな?
来週のオープニングが大捕り物大会になりそうで、どんなワイヤーアクションとかがみれるかが楽しみです♪

投稿: smappiee | 2005/11/27 02:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12469/7314386

この記事へのトラックバック一覧です: 身分ダメ押し チェオクの剣〈第4話〉:

» チェオクの剣 第4回「脱獄」 [ときどき思いつき日記]
なんだか チェオクって演歌の女。身分違いで実らないと知りつつ、ファンボ・ユンを影で見つめるだけ。今回はアクションシーンも抑え気味、バカ息子も出てこない、と思ったら、バカ息子・・・いえ、ビョンテク、出てきましたね。癒しな存在かも。ビョンテクって「チェオク...... [続きを読む]

受信: 2005/11/27 10:39

» 茶母(チェオクの剣)<4> [綴り箱のかたすみに]
(BS2、2005.11.24) 出演/チャン・チェオク(ハ・ジウォン)ファンボ・ユン(イ・ソジン) チャン・ソンベク(キム・ミンジュン) 2003年 全14話 チェオクの剣NHK出版 日本放送出版協会 2005-10売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tool..... [続きを読む]

受信: 2005/11/27 13:02

» チェオクの剣【第4話】 [おしゃべりな*あひる♪]
昨日の“チェオク” 最初のテーマ音楽・・・なんとも勇ましくて 耳障りがいい!と思うのは、私だけかな? [:嬉しい:] 最後の音楽は・・・“ドラゴンボール”系?! [:びっくり:] チェオクは“茶母”(タモ:役所の下働きの女性)のはずだけど、 とにかく役にたつ!剣は上手いし、かといって、女性らしい。 そんな役に立つチェオクだから、みんなから愛されている。 一度はポドチョン(警察)を辞め、出て行った チェオクだったけど、人のいい上司、チュワンの はからいによってポドチョンに戻っ... [続きを読む]

受信: 2005/11/27 15:18

» チェオクの剣 第4話「脱獄」 [閑遊閑吟 ]
今日も飛ぶ!飛ぶ!飛ぶ! それも団体で! 中国の武侠モノでは、飛べるのはかなり修行を積んだ者だけなんだけど、 韓国時代劇ではみんなどんな修行を積んでいるのだろうか!? さてさて、捕盗庁(ポドチョン)を辞める決心をして 身分証を返したチェオクでしたが、近所の居酒屋でまったりしている間に ユンとウォネに見つけられ、うまいこと策に乗って、結局ポドチョンに戻りました。 ユンもチェオクも意地を張っていただけだったのね。 でもチェオクにとって身分による差別は変わりません。 ユンとこ... [続きを読む]

受信: 2005/11/27 16:00

» 『チェオクの剣』(4話)-脱獄 [雲のゆくえ]
チェオクは跳ばなかったけど、ソンベクが跳んだ! そして、ソンベクの仲間たちも集団で跳んだっっ! 集団で跳ぶと迫力満点〜〜 [続きを読む]

受信: 2005/11/27 23:28

« 「ケンシロウ」の31年ぶり快挙 | トップページ | TV画像のクリッピングは許されるか »