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2005/11/15

八甲田山の遭難事件

久しぶりにこんな本を読みました。私も組織の末端にいる人間ですが、現在に至るまで死ななくてすんでいて、よかったのかも…。

「組織」について考えるのは、こちら。指揮命令系統の上部にいる人間の「思いつき」によって、出さなくてもいい犠牲がいかに出るか。悲劇のレベルは異なっても、現代社会でも普通にあり得る話です。それに加えて積雪地帯に住んだことのない人はもちろん、住んだことのある人間には心底恐ろしい寒い白い雪の描写です。

八甲田山死の彷徨
4101122148新田 次郎

新潮社 1978-01
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おすすめ平均 star
star惜しくも映画は原作を超えられない
starまさに悲劇
star八甲田山の悲劇は何故おきたか?

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「歴史」はどう”つくられる”のか、を考えるには、こちら。アジア諸国との関係でよく見かけるのが「文献によると」「そうした記述は存在しない」という表現ですが、200人を超える死者を出した、軍の一大スキャンダルが100年たって資料にあたるとどうなっていたか、を丁寧に調べた作品です。

雪の八甲田で何が起ったのか?資料に見る“雪中行軍”百年目の真実
4892970441川口 泰英

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stars雪中行軍が知りたければこれ!

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コメント

Rurameiさんはじめまして。
映画もCSでやっていまして久しぶりに再見したのですが、高倉健さんをかっこよく描き過ぎでしたw さて、部下である人間は上司を選ぶことは基本的にできないので、TOPの人間が暗愚だともうどうしようもなくなる場合もある、と。小説でも神田大尉はそんな中で山田少佐をたてながら何とかしようとしますが結局すべて裏目裏目に出てしまいます…。考えさせられますね。

Rurameiさんのblog拝見しました。私のようにただ駄文を垂れ流してる感じではなく、かっこよかったです!またお邪魔させてください。

投稿: ruko | 2005/11/23 20:29

はじめまして♪
デスパレート~に惹かれてお邪魔したら、とてもなつかしい本の題名に遭遇しました。
新田次郎は、好きで、全て読んでます。(^o^)

確かに映画は原作を超えてませんね。

TOPの人間によって、明暗をくっきり分けたところが、恐ろしかったです。

投稿: Ruramei | 2005/11/21 08:35

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