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2005/12/23

キビシイ現実 Breaking News〈3,4話〉

「ブレイキング・ニュース」なんで13話で終わっちゃったか、わかる気がしてきました。だって、テレビ報道についてはよく知らないけれどこんな風に仕事してたら、もたないもの。

視聴率が振るわない→頑張る(無理に)→周囲と摩擦→生産性ダウン

の繰り返しかな、って。いったん就職してしまえばとりあえず安泰な日本のほとんどの報道機関と違って、若者たちはここを踏み切り板にして次のステップにいきたい。ピーターやビル、レイチェルなど、ネットワークで仕事をしてきた人たちは新たな理想を求めている。でも、これじゃ厳し過ぎでしょ。

スーパーチャンネルの番組公式ページ

以下、3話4話まとめて感想です。

ピーターは社長のジャック・バーンズからの視聴率アップの突き上げに対応するので手いっぱい。バーンズの息子、イーサンをプロデューサーとして雇ったこともスタッフの中に動揺を走らせる。バーンズ社長からは視聴率を上げるためにアンカーを2人制にするべきと言われ、ビルとの板挟みに。経済部の記者として雇った人間も超使えないことがわかるし、バーンズが法務部を使ってニュースを1本オクラ入りさせようとしたことで、ジャーナリストとは何かを改めて考えねばならないことになる。

ビルはCBSでアンカーの「後継」と目されていたが蹴ってI24にきたものの視聴率は振るわない。ジャーナリストとしての精神は死んではいないが、プライドが高すぎ。レイチェルとの会話で、2人アンカー制は呑まないと無理だと解ったかもしれないのが救い。

レイチェルは目の前にあることを片付けるので手いっぱい。エグゼクティブ・プロデューサーに余裕がないと、番組や素材の選び方にも冴えが足りなくなってしまうんじゃないだろうか。1人で記者やプロデューサーの配置から若手の相談相手までこなすのは、無理じゃないか…。忙し過ぎて「ベビーシャワー」と「ブライダルシャワー」を言い間違ったりしちゃったしね。赤ちゃんを抱いて思うのは、なんなのだろう。

ジェイミーとジュリアンは破局。一緒に仕事をしていると盛り上がって「疑似恋愛」的になってくるのもわからなくもないんだけど、ボタンのかけ違いが少しずつ蓄積していくのをこの2話で見ていくのがちょっとつらかった。目指している方向の違いは少しだけだと思うのに、この壊れ方は。

メルは取材源と取材テープの提出を拒否して身柄を拘束された。憲法修正1項にのっとって、という「スジ論」では合っているけど、中国人のマフィア抗争でそこまでやらないといけないかは少し疑問。家族も危険に晒してしまったしね。

ジャネット。ヒマダネしかやらせてもらえず、広報担当を月5千ドル出して雇うことにした。そういうアプローチでいいんだろうか。上院議員のパーティーに同伴する仕事を受けたりして、こういうのも報道に携わる人間としてはinなんでしょうか。私はoutだと思う。結婚式の司会でアルバイトしてる日本の「局アナ」とは違うんだから…。やる気があって前向きなところと、こういう無神経なところの同居がアンバランスな感じ。

イーサンは父のバーンズには反抗している部分と利用している部分と上手に使い分けてる印象。ただ、やっぱり父と息子が同じ会社で働くのは周囲にも自分にもマイナス部分のほうがプラスより多いと思う。報道マンとしての「勘」やひらめき、それから最も大事な確認作業については、とりあえずちゃんとできているようにいは、見える。

プロデューサーを狙っているクウェンティンたちも雑用が多くてちょっと気の毒。レイチェルが4話の後半で話していたように「報道の現場も私たちが若かったころに比べたら劇的に変わった」っていうあたりが今後の落としどころになってくるのか。年明け、忙しくなってきたら脱落の可能性アリ、な感じかな。

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