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2006/01/04

藤原竜也vs.古畑任三郎

「三谷幸喜」の名前を初めて心に刻んだ作品は「古畑任三郎」でした。劇団時代のことも知らないし、今はスカパーでたまに見られますが「やっぱり猫が好き」も逃がしてるし…。94年に初めてドラマになってから10年以上。ついに「FINAL」が銘打たれました。3回目に連続ドラマになったときの終わり方が、もう戻ってこないようなイメージだったので少し意外ですが…。

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3夜連続ですが最も楽しみにしていたのはこの「今、甦る死」でした。「古畑らしさ」がいかんなく発揮され、とても楽しく見ることができました。藤原竜也が好きな人にとってはたまらん作品に仕上がったのではないでしょうか。個人的にはちょっとどうか、と思わないこともなかったんですが…。以下ネタバレです。

主犯は音弥(藤原竜也)なの、天馬先生(石坂浩二)なの?それとも、2人同格の共犯なのか、という観点から見始めました。「よろい殺人」のトリックのとき、部屋に下がろうとする珠代おばさんを引き止めようとした天馬先生の様子から「共犯説」に傾きました。

しかし、裏は取れないまでも割と早い段階で古畑が見破ったことを見破ることができてしまいましたw 決め手はどうやって音弥くんが「完全犯罪のすべて」ノートを見つけたのか、というところ、15年前に大吉・音弥兄弟の父親がレジャーランド開発をしようとしていた矢先に行方不明になった点、そして最後に、次第に古畑のイヤな追いつめでテンパってきた音弥くんが相談に行ったときに天馬先生が音弥くんに何を言ったかの3点です。

ただ、まさか音弥くんが死んでしまうとは…。藤原竜也は相変わらずかわいかったのですが、まさに「大きな子ども」で、無邪気と邪気の間というよりは正常と狂気の間みたいな感じがあぶなっかしかったですね。1982年生まれの23歳なので、そろそろこういう雰囲気を出すのも限界、大人の男に脱皮してほしいような気もしてますから"潮時"かも。

流石に最後、古畑が天馬先生を崩した動かぬ証拠については思い至りませんでしたが、連ドラでやっていた時代の「えぇぇ」っていうのを改めて思い出し、懐かしくなりました。

一方のチーム古畑も、今泉君が元気になって古畑と西園寺の陰陽さまざまな「いじめ」に耐える余裕が出てきていてちょっと安心しました。残り2話。ゲストにあんまりそそられず、「デスパレートな妻たち」「チェオクの剣」ともかぶってしまうのでどうしようか悩んでいます。でも本当の最終回なら、やっぱり見ておかなきゃダメか…。

連続ドラマ時代ので特に印象に残っているエピソードを少し思い出してみようとしています。澤村藤十郎(骨董屋さん)や桃井かおり(医者)、山城新伍と松たか子(マジシャン)、市川染五郎(落語家)の回、そして沢口靖子(修道女)がすぐに思い出せます。

DVDが少しほしくなってきてしまいました。

【追記】最初ひっかかっていたのが何かわからなかったんですが、これ、石坂浩二の金田一耕助へのオマージュなんですね、たぶん。冒頭の画面の色の感じ、稲垣金田一の「女王蜂」の最初のほうを見ていて、フラッシュバックする感じで気がつきました。だからおばさんの名前が「珠代」なんだ…。ホントの「犬神家の一族」では珠世だったはずだけど。わらべ歌も「悪魔の手鞠唄」だね。また感動新たです。

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コメント

lovespoonさん、こんにちは。

「もう、怖いのヤなんだよ」(c:アムロ・レイ)じゃないんですが、私ホラーとか怪奇とか苦手なんですよ。でも石坂金田一はCSや地上波の深夜やっていると、絶対捕まっちゃうw 特に石坂さんが好きなわけでもないんですがあのゴシックな雰囲気がほかの金田一にはなかなか出せないからなのかな、と。

経営の才覚があったとはとても思えない音弥くんは「ネヴァーランド」にいたまま死んでしまってよかったんじゃないかって別の意味でほっとしました。裏山を売るかどうか、っていう以前に、堀部パンは潰れないといけない会社になってしまうので。

染五郎さんの回はおじさん(お師匠さん)の梅野泰靖さんの江戸弁にもインパクトを感じて見ていました。それこそ落語にでも行かないとああいう喋り、東京にいてももうほとんど聞けないではないですか…。江戸弁に弱いですw

投稿: ruko | 2006/01/09 16:39

TBありがとうございました。

金田一シリーズでしたかぁ…いつもながら観で、あまり繰り返し観たこともないので気付きませんでしたが、見直してみたくなりましたわ、金田一。

音弥の死は驚きましたねぇ。途中から観たので画面を見た瞬間にこれは藤原君を犯人と見せて実は石坂さんがって展開かな?とは思ったんですけど実行犯も藤原君で操られてる事にも気付いてないって設定には思わず、え゛ーー!でしたわ(笑)
皆さん音弥の死に賛否両論分かれてるようですけど、あれで完全犯罪の成立と、音弥が真の犯人ではなかった事の裏付けがなされた訳ですからまぁ、しょうがないのかなと…(^^;

染五郎さんのお話、この間再放送でやってました。台詞も凝ってましたが、染五郎さんのシーン毎の表情が凄く良かったですね。
おじさんの“…みんなその華がなくて苦労してるのに…”って台詞が印象的でしたわ。
役とキャストがピッタリ過ぎるくらいピッタリ、ちょっと小米朝さんにも被せたようなキャラが印象深かったです。
この番組はいつも二人舞台状態ですから上手な方が出て来られると本当に見応えがあって嬉しいんですよね。

投稿: lovespoon | 2006/01/09 14:34

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