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2006/01/07

「新選組!!」BS2放送前のおさらい

「新選組!! 土方歳三 最期の一日」、7日のBS2の放送(19:30-21:00)でラストです。3日のエントリに、たくさんのTBやコメントをいただいていろんなブログを読みまくりました。試衛館時代や会津の回想シーンに萌えてる方が多数派で、私のように今回のドラマに重点を置いたものは少なかったのがちょっと残念…。でもこれでいきなりの「待たせたな」に納得です。みんな、待っていたんだね。

3回も放送があるのでせっかく張り切ってハイビジョンで録画したのに、モードを間違えていました。どっちみちHDDレコーダーはアナログなので、一応BSデジタルで再度撮り直す予定ですが、ちょっと悔しい。

快速!新選組!!サイト!!!

ブログ形式なのですが、OA終了後もファン交流サイトとして残す予定、とどこかに書いてありました。「最期の一日」DVDが出るまでくらいなのか、もっと続くのか興味をもってます。

こうした大多数のファンの熱い想いに全力で応えた印象なのがこの本(ムック)。事前に買うとネタバレになってしまうと思ったのでOAを観るまで我慢して、やっぱり買いました。横浜では、西口の有隣堂で品切れ、東口の丸善にはまだ何冊か残っていました。

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以下、ネタバレになるので2回目以降をご覧になる方向けのムックの感想や榎本武揚(と片岡愛之助さん)情報です。何より衝撃的だったのは愛之助さんが「シベ超5」に主演しているということでした。っていうか「5」って…。

マニアックすぎるディテール(島田さんが腰に巻いてるのは…とか、土方の部屋に鬼瓦があったとか、○×の刀は総司のものだとか数限りない)や三谷さんのロングインタビューなど、読みどころは満載。何よりも山本土方に萌えてる皆さんへ、ということなのでしょう、ほぼ「山本耕史写真集」状態です。待ちきれず、帰宅途中の電車の中で開いたのですが、ちょっとオトナが開いて堂々と見るには恥ずかしいくらいだったかも…。巻末にポスターまでついていたのには驚きました。え、確認して買えって?ハイ、一応目は通しました。愛之助さんインタビューページは当然(汗)。

ムックのほぼ1/3はTVnaviに山本さんが大河本番当時に連載していたコラムを使っていますので、その頃を思い出すのにも最適。また、試衛館メンバーや隊士たちがいろんな組み合わせでこれでもか!と対談していますww それにしても、ムックですら香取慎吾の写真はNGだとは。改めて驚きました。

ドラマでは土方歳三が近藤勇に重ね、夢を託した榎本武揚。特に京都にのぼってからは友を失う一方だった土方が最期に友を得て死んでいった、という設定はもう泣けて仕方なかったんですよね…。「夢の花を咲かせろ」「チーズをつくれ」。それに答えて「死んではならんぞ」。思い出すだけでじんわりきてしまいます。

一時期毎年末やっていた日テレの年末時代劇はあんまりファンではなかったので観ていなかったのですが、里見浩太朗が榎本を演じた「五稜郭」が印象に残っている人も多いみたい。映像は強烈すぎるので本を読みたくて、いろいろ調べ、とりあえず手っ取り早く読めて入手可能な文庫、ということでコレを読んでみました。

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安部公房だ、やべー、私の頭で理解できるだろうか…と思ったのは、これもまた勢い良くお勘定をした後だったのですが、導入部がサスペンスタッチになっていてスルスルと読めてしまいます。

不勉強で幕末の歴史の定説を知らないのですが、安部説では、榎本は最初から負けるつもりで蝦夷へ行った、ということに。土方がなぜ榎本についていったのか、という点はすっぽり抜けていて(本の中では資料がないことになっています)、仮説がいくつかたてられていますが、三谷さんのような「ロマンチ」なものではなかったことだけ、言っておきます。また、大鳥圭介の日記からもだいぶ引用が入っていました。

榎本は相対的に「口のうまい男」的に描かれていますが、言っていることには筋が通っていて、あの声で聞こえてきてしまうのでたまりませんw 降伏した後、現在の和田倉門に近い牢に捕らえられている間、大鳥さんや永井さんと英語で会話していた逸話など、またいろんな空想が広がります。ただ、最も読みたかった、自由になった後のことは残念ながらほとんど描かれていませんでした。童門冬二が何冊か書いているようですので、近いうちにそこから読んでみたいと思っています。

榎本に命を吹き込んでくれた片岡愛之助さんに関しては公式ホームページがあり、現在、大阪の松竹座で「壽初春大歌舞伎」出演中の愛之助さんを観に行った歌舞伎ファンの方たちからアツイ書き込みが多数なされていました。なんと携帯サイトもあり、直接ファンレターも送れてしまいますw それにしても愛称「ラブリン」って。ついてゆけない自分のお年頃がイヤん……。

ムックのインタビューで「(三谷さんが)よく自分のことを見つけてくれたと思った」とおっしゃっているのですが、なんと三谷さんはシベ超の愛之助さんを見て「これはイケる」と思ったのだそうです。忙しいのにシベ超をチェックしている三谷さんに改めて驚嘆しつつ、山下将軍こと水野晴郎さんと「シベリア超特急」シリーズに感謝する日がこようとは(大汗)。かなりイタイ感じに仕上がっているという情報なので、イメージ壊したくないから、見るのはやめておこう。逆じゃなくてよかったー(たぶん何かの間違いがないと「シベ超」は見ないと思うケド…)

来月、会社からも近いので歌舞伎座に馳せ参じたい気持ちを抑えつつサントラ聞きながらエントリを書いてます。23曲も入ってるのにけっこう好きな曲(「総司のテーマ」みたいな曲とか、悲しいときにかかる曲など)が何曲か入ってなくてちょっとショックでしたが。

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【追記】たくさんのブログを彷徨しているうちに、古畑ファイナルの第1夜(藤原竜也出演の裏番組)の視聴率は21%、対して新選組!!は9%台後半だったというデータを見ました。ほか2作の視聴率を見てみると、ガチンコしたのがもろに響いている感じ。私のエントリのTBやコメントには熱狂的ないわゆる「『組!』関係」の方のものは少ないように見えますし、読んでいてもそうじゃない方も多いようなのですが、このブロガーの盛り上がりっぷりと数字のギャップは何なのでしょうか。おもしろいですね。

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コメント

mk.comさん、コメントどうもありがとうございます。

ムック、私もひょんなことから存在を発見しましたが、まさかホントに手にとって買おうとは思いませんでした。大きな街の大きめな書店ならまだ置いてある場所があるのでは…。夢工房。さんがコメントしていらっしゃいますが、あれだけNHKが宣伝して3回も放送したので、私のような後追いのファンが買うために目立つところに置いてくれているかも(そうしないと売れ残るし…)ですね。

>>原因の一端が自分にもあるわけで
同感です。むしろ「近藤さん(カッちゃん)のため」に鬼を演じていた面もありながら法度をつくって隊士をしばったのは土方本人だったので、試衛館時代からも含めて自分の思ったことをキチンと話せたのは榎本さんが久々だったのではないかと勝手にどんどん想いを膨らませていたりします。

リアリストでないと足元をすくわれてしまいますが、できうる限り、ロマンチでいきたいですね。

投稿: ruko | 2006/01/08 21:54

コメント&TBありがとうございます。

ここの記事でムックなるものの存在を知りました。売り切れているのでしょうか、本屋で見かけた覚えがないような…?

>京にのぼってからは友を失う一方だった土方
そういう視点から見ると、悲しいものですね。しかもその原因の一端が自分にもあるわけで。

以前箱館について調べたときなど、国際派でしたたかなリアリストという印象をもった榎本氏ですが、ロマンチがデフォルトになりそうなこの頃です。

投稿: mk.com | 2006/01/08 20:48

「感動創造」さま、お手数をおかけしました。

それにしても打っていらっしゃるTBの数が半端ではないですね。驚きです。

投稿: ruko | 2006/01/08 00:23

leinetsuさん、こんばんは。

「シベ超」は驚愕ですよ。なぜよりにもよってシベ超なのかとw 上方歌舞伎関係のブログなどでは「愛之助贔屓のお嬢様方が見に行く姿を想像できない」と書いてあり、笑ってしまいました。行ったら引きますよねぇww 私なんて、水野晴郎ドットコム(汗)に行くのですら勇気がいったのに…。

歌舞伎は本当に知識がなくて、ことしはちょっとマジで勉強しようかなどと思っているところです。

「歳三心の句集」については"正当派"「燃えよ剣」でも、三谷版でもケナしていたので、続編で格段にナルシスト度っと格好よさ度をアップさせた山本土方の俳句まで素敵な俳句になっていたらどうしようと内心ハラハラしていました。

またのお越しお待ち申し上げております。

投稿: ruko | 2006/01/08 00:07

コメントありがとうございます!

おほめの言葉痛み入ります!

こちらこそ、あちこちとお世話になっております。感謝申し上げます。

やはり、「感動」のツボというのは、似てしまうのでしょうね!
これからもどうぞよろしく御願いします。

PS.現在「写メールコンテスト」開催しております。よろしければ、審査員として、清き一票を御願いします!

また語り合いましょう!

投稿: 「感動創造」 | 2006/01/07 23:28

失礼しました。
私としたことが、狼狽のあまり誤字に気づかず、そのまま書き込んでしまうとは……。

よく冷えたチーズで頭を冷やしてきますね。

そして後ほど、落ち着いたら精読させて頂きます。

投稿: leinetsu | 2006/01/07 23:27

こんばんは。
私のブログに「新選組!! 小ネタ集」などとと称して、歳三ファン全員を悶絶させ(苦笑)、劇中にも登場した「豊玉発句集」のことなどについて語ろうと思っていましたが――ムックに先を越されてしまいましたね。

「ラブリン」さんが「シベ超」に出ていたのは絶大なショックでした……。

ショッキングな情報をありがとう(?)ございました……。

投稿: leinetsu | 2006/01/07 23:21

ぐるくんさん、こんばんは。

ブログって難しいなって思うんですよね…。私が「チャングム」の感想を欠かさずアップしているので、ある友人は私がいわゆる「韓流廃人」になっていると思い込んでましたし(否定する機会は与えられたのでよかったですが)。

私自身は「新選組!」は大好きだったですが、それは日曜午後10時(BSで見てた)のお楽しみではあったのですが、壬生に行きたい!というところまでは至らず、ブログを見ていてたくさんの方たちが「リング」などをつくって盛り上がりまくっているのにどん引きでした。

ぐるくんさんが書かれていらっしゃるように、こういうドラマって自分にとって新しい扉を開けるきっかけとしては、イイですよね。「小栗上野介」もまだ未読なのですが、これまでのドラマは大河も含め、倒幕派中心のものが相対的には多かったように思いますので逆側からの視点というのは大切にしたいかな、と。

とかいいつつ、いま榎本武揚様にぞっこんです。榎本にぞっこんなのか愛之助さんにぞっこんなのか、微妙。よくないっすねw

投稿: ruko | 2006/01/07 22:24

 rukoさん、BS視聴ただ今終了致しました。

 大河の「新撰組」は残念ながら見ていなかったのですが、職場の同僚が熱烈なファンで放映後、事細かに話してくれていました。
 彼女はその後「歳様に会いに行ってくる」と京都に旅立った程の廃人ぶりでしたw

 童門さんの本はお薦めかも・・・
 「小栗上野介」を読んだ時、幕府側の人間にも進歩的で優秀な人材がいた事を知りました。
 私も早速、新撰組関連の本読んでみます。

 

投稿: ぐるくん | 2006/01/07 21:30

いいぷうさん、コメントどうもありがとうございます。

ココログの私が使っている「プラス」バージョンではメールアドレスを入れるかどうかは選べないみたいなんですよね…。スパム対策というよりはジャンクなコメントが入りにくくて(アメブロとかは、すごいので)いいかなと思っています。nanashi@2ch.net じゃないけど架空のアドレスを入れてこられる方もいらっしゃいます…。

本当はもっと簡潔に書きたいのですがいつも次々にいろんなつまらないことが浮かんできてしまい、この半年ほどで1つのエントリに書く分量がものすごく増えてしまいました。今年はもう少し簡潔におもしろく、を目標にしたいところです。

チャングム、来週の放送からまたみんなで盛り上がっていこうとしていますので、ぜひ遊びにきてくださいね。

投稿: ruko | 2006/01/07 15:48

夢工房。さん、こちらこそTBとコメント、ありがとうございました。

デジタル機器選びのコメントもおもしろく拝読させていただきました。ムックは明らかに10代から20代の女子をターゲットにしている感じがありますが、それなりに楽しめると思いますよ。

投稿: ruko | 2006/01/07 15:44

rukoさん、こんにちは。

トラバ&コメントありがとうございます♪
メルアドを入れないとコメント出来ない仕様にしてらっしゃいますよね?
スパム対策になります?
ちょっと躊躇しちゃいましたが、これもご縁と思って書かせていただきました。

私もかなりの字書き屋と思ってましたが、完敗ですw。

三谷ファンということ以外にも、「チャングムの誓い」を見ていらっしゃることを知り、嬉しくなりました。
「奥義」を"おくぎ"と読むのは、私も、んん?と思って辞書を引きました~。

私の場合、BSがないので、地上波で見ており、「チェオクの剣」は残念ながら未見ですが…。

ブログじっくり読ませていただきます。

投稿: いいぶう | 2006/01/07 14:37

トラックバック、感謝です。書店の見える位置に「土方歳三 最後の一日」が置いてあるのがにくいです(笑)絶版になる前に購入しようかな?と思います。

投稿: 夢工房。 | 2006/01/07 13:31

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