またビミョーな…功名が辻
主役の山内一豊っていう人物が地味であることに加え、特に男優陣に「若さ(華やかさ)が足りない」が第一印象でした。信長→秀吉→家康 の下の世代の人を描く作品なので仕方ないと思いつつ、草履とり藤吉郎の柄本明はツラすぎ!女優陣も和久井映見の濃姫にからむお市の方の大地真央。単品で見ればそれぞれOKだと思うのですが、からませると、えーと…って感じで。大地真央、相変わらず美しくはありますが。舘ひろしもお年をお召しになりました。
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おもしろいところでは格闘家の高山善廣を蜂須賀小六にキャスティングしていることと、完全に何か狙ってますが前田吟&武田鉄矢コンビ。Tweedle DumとTweedle Deeですねw ちらっと見た番宣で前田さんが「最後のお仕事」みたいな悲壮な決意を述べてらしたのが印象的でちょっと気になってます。
それと、今川義元(江守徹)の家臣役で斬られ専門"ラストサムライ"の福本清三さんに役名がついていたこと。見事斬られて果ててらっしゃったけど。六平太の香川照之も、もっと若い俳優さんをアテればいいのに、と思った。若そうに振る舞う演技がイタかったっす。
脚本の大石静さんが初大河というのも意外でした。「ふたりっ子」「オードリー」と朝ドラは経験ずみですけど…。彼女の脚本は好きなほうですが、最近あまり印象に残るお仕事をしているイメージがなく、見続けていくかどうかかなりボーダーライン。あんまり「内助の功」臭が強過ぎたらギブかも。
文句を言う前に原作を読んでみようかな。
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コメント
LUVLUVさん、引き続き。
LUVLUVさんが楽しみにしていらっしゃった大河なのでケナすのに少し勇気がいったのですが、なんだか保守的なつくりだなぁと思いながらキャスティングを見ていました。若くて勢いのある役者さんは、いると思うのですが…。
上川さんは「若気の至り」を流石に上手く演じていらっしゃいましたね!
投稿: ruko | 2006/01/10 20:31
こんにちは。
確かにキャストに若さが足りないですね。
織田信長の声に元気が無かったですし、「猿」もちょっとね。
私は上川さんばかり観て他に目がいっていませんでしたわ(笑)
投稿: LUVLUV | 2006/01/10 16:56
Sayopeeさん、こんばんは。
いやー、じゃあどうすればよかったんでしょうか、って思って一晩たちました。ただ、若い俳優さんに老けメイクをするのは比較的簡単ですが、年をとってきた俳優さんを若く見せる技術は難しい。やはり信長・秀吉・家康はもうひとつ下のお年頃の俳優さんたちを持って来たほうがベターかなぁ。
長篠の合戦のときにちらっと西田敏行の家康が映ったのですが32歳はムリでしょ。まして桶狭間の戦いの信長は26歳です…。うわーん、っていう感じですね。
見続けて慣れるしかないと思います。あと、秀吉役は竹中直人さんの秀吉があってから、ちょっと方向性がヘンになってる感じがしませんか?おそるべし竹中直人。
投稿: ruko | 2006/01/09 22:45
こんにちは。
全く同じ感想をお持ちで…(笑)。
終わりを統一してからの信長なら館さんでもO.K.ですが、あの頃の信長ならもう少し若手でもいいような…。
大河ドラマ常連のベテラン俳優さんが多かったですよね。
女優陣は、確かに単品ならありですが、よく考えると辛い…(^_^;)。
香川照之さんは秀吉の印象が強いし、他の俳優さんも前のドラマの役と被ってしまって、おちおちドラマにはまり込めませんでした…。
投稿: Sayopee | 2006/01/09 17:23
ぐるくんさん、こんにちは。
なんとそんなことになっていたのですかw 大石静さんがインタビューで「千代にほめてもらっている一豊を見て、男性たちが自分もほめてもらってるみたいに思ってもらえたら」みたいなことをおっしゃっていたのですが…。
>>イガイガのブンブン武器
気になりましたよ〜。当時あんな武器があったのか、っていうのがひとつと、買うの高そうだな、ってw
男優の年のいきかたが気になったということは、相手役の女性たちは相対的に若く見えるということなのかどうなのか。浅野ゆう子の寧々なんてそれなりに見られたと思いましたので、ビミョーすぎます。
大河は子どもの頃からの"習慣"で一応チェックするのですが、まず「タイトルの音楽に印象に残るサビがないのはアウト」という原則があり、はやくもこのドラマはそれに当たってしまってました…。さて、どうなりますことやら。
投稿: ruko | 2006/01/09 16:30
rukoさん、私も見ました。
今回の大河、我が家は何故か旦那が見る気満々・・・内助の功を今更私に求めようと言う魂胆かしら?
キャステイング、確かに年齢が・・・
「猿~」と呼ばれて駆け寄る柄本さんが痛々しかったw
メインの年代に併せてのことなんでしょうが・・・
私的には蜂須賀小六の持っていた、イガイガのブンブン武器(分かります?)が妙にうけましたw
投稿: ぐるくん | 2006/01/09 10:20
mk.comさん、こんばんは。
司馬さんの本は男性を描いた作品が多いような印象を受けるので、mk.comさんがそう思われたということはかなり千代さんに重点を置いて書いているのですね!情報ありがとうございます。本気で読んでみようかしら…。何巻あるのだろう。1と入っているということは3巻以上はあるということですよね(汗)。
投稿: ruko | 2006/01/09 00:34
大河を見るつもりは今のところありませんが、原作は読んだことのある口です。読んだのは何年も前なので細かいことは忘れましたが、
「この奥さんが領主になればいいのでは」と思ったことを覚えてます。でも、彼女はあくまで前面に立たず夫を支えるわけで、内助の功臭さが漂っていた話なのは否めません。今読んだらまた違う感想を持つかもしれませんが、夫は妻次第という奴でしょうかね。
投稿: mk.com | 2006/01/09 00:25