« 藤原竜也vs.古畑任三郎 | トップページ | スーザンのみデスパレート度up〈第15話〉 »

2006/01/04

イチローvs.古畑任三郎

正直、プロの俳優さんじゃない人をドラマで見るのは好きじゃない。あと、実在の人物とシンクロさせるやり方もどうかな、と思うので「古畑」シリーズもSMAPの回は見てませんでした。でもまぁ、FINALだし、三谷さんへのリスペクトかなと思い、きょうもライブで見ました…。

古畑任三郎 2nd season DVD-BOX古畑任三郎 2nd season DVD-BOX
田村正和

ポニーキャニオン 2004-04-21
売り上げランキング : 5,773
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今日のタイトルは「フェアな殺人者」だけど、実質"反則"だよなぁ。以下、ネタバレで。

「イチロー」が向島元巡査(小林隆)の異母弟である、という設定をおもしろい、と思えるかどうか…に、この作品のできはかかっているといってもよく、これで完全に引いちゃいました。これまでも便利なコミックリリーフとして登場し続けた向島さんですが、この使い方が私の中では振り逃げ失敗でアウト!!状態です。引いてるので兄と弟の絆を強調されてもどうしようもないし。

殺されるフリーライターの郡山が「新選組!」で徳川慶喜を演じていた今井朋彦だったことでちょびっと心拍数のあがる瞬間はあったのですが、あとはどうにもこうにもノレませんでした。兄が弟そっくりなサインを書ける、というのも予想の範囲。ボールを投げて隠せば恐らく「強肩」が強調され、スタッフ用の通路に走り込むところでは「盗塁」が強調されるだろうな、っていうところはすべてズバズバ予想通りでした。

一流ホテルといえど防犯対策はしてあるだろうから、地下駐車場とか廊下に防犯カメラないの、と突っ込んでみたりもして。最後に犯行に使われた小道具を容疑者に選ぶように仕向けて事実上の自白にもっていくのは、大地真央が男装して元カレを殺す歯科医をやった回に出てきたパターンでしたよね。

唯一わからなかったのはストリキニーネとハチミツの入ったカプセルを「選ばせた」トリックのみ。実在の人物とは関係ないです、ということを何度も繰り返していたことについてもちょっと鼻についてしまいました。

ふー…。いよいよ本当の最終回は苦手な松嶋菜々子です。シリーズの最終盤やスペシャルでは中森明菜とか鈴木保奈美とか山口智子とかその時代のニオイや郷愁を感じる人をもってきた三谷さんの最後のチョイスは、やはり彼女なのか。

【追記】
役者としてのイチローをどう見たのか書くのを忘れていました。

彼はスポーツマスコミなどに対して厳しい私見を持っているようで、試合後の会見などでも、ときに記者たちを小馬鹿にしたような態度をとることがあります。私はどうもそういうのが苦手なんですよね…。

「素の自分」を見せない、見せたくないという意識が常に働いているのではないかと感じます。だから、自分が納得した環境下で映るテレビCMにはたくさん出るし、スポーツ月刊誌などの取材も受けています。ドラマ出演もその延長なのかなと。そもそも本人が「イチロー」という超一流のスポーツ選手を常に"演じている"のだとすれば、三谷さんの脚本で動くことなど造作もないことなのではないか、と感じました。だから「上手い」「下手」では論じることは不能で、イチローはイチローだった、と言うしかないんじゃないか、というのが結論です。演技としては印象に残ることは特になかったし、またドラマに出演する彼を特に見たいとも、思いませんでした。

|

« 藤原竜也vs.古畑任三郎 | トップページ | スーザンのみデスパレート度up〈第15話〉 »

コメント

akkoさん、引き続き。

やっぱりそう思われましたか。しかし、今回のドラマの視聴率やブログの動きを見て、イチローに魅せられている日本人の多いことに改めて感嘆しました。それは脚本を書いた三谷さんも含めてそうなのでしょうけれど。

しかし、三谷さんほどの人であれば、何も向島さんに頼らなくても、もっとイチローらしい殺人の動機やプロットを考えられたのではないかと思っています。ちょっと働き過ぎなんですよね、たぶん。

投稿: ruko | 2006/01/07 22:18

rukoさん、こんばんは。
私もこのドラマ観ましたよ~。
イチローのファンなんですけど、”イチローは普段からイチローを演じている”というのは、母と同じ意見なので驚きました。そう感じている人って多いのですね。
私の感想としては、”イチローにしか実行できない殺人”という設定が良かったです。でも、殺人の動機の部分は、ちょっと無理があったかな・・・と思っておりますが。

投稿: akko | 2006/01/07 17:15

smappieeさん、こんばんはー。

イチローはイチローなのが「ドラマにも出て、マルチだねぃ」って思えるかどうか、ってところでしょうね。私はいかがなものかと思いながら見ていました。プロの俳優さんたちでも名前を覚えてもらって活躍できる人たちはごく限られています。そういう人たちにある意味失礼だとも思うし…。

それでも特異な輝きを放ったなら別ですが、私にはそうは見えなかったので。

投稿: ruko | 2006/01/05 23:32

わたしもみてました!
イチローはイチローやなぁ~って思いながら、母娘で見ちゃいました!今も松嶋奈々子をみちゃってますよ。(苦笑)

投稿: smappiee | 2006/01/05 22:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12469/8003329

この記事へのトラックバック一覧です: イチローvs.古畑任三郎:

» イチローは視聴率のために人を殺す! [TIME ガイダンス-Scanworld-ホンモノで学ぶ、英語を学ぶきっかけ探し]
Ichiro Will Kill You For Ratings 【DeadspinへGO】 今年のイチローはイマイチでした。5年連続のゴールドグラブ賞を受賞し、打率は三割ですが5年連続の200本安打を達成。チームの不振で集中力の持続ができないという課題を抱えながらも、ホームランはメジャーでの自己最多15本。そう言えば、彼は、ミートでホームランを量産することもできるバッターだったことを思い出しました。これだけの成績でイマイチなのですから、やっぱり彼はスーパース... [続きを読む]

受信: 2006/01/05 16:30

« 藤原竜也vs.古畑任三郎 | トップページ | スーザンのみデスパレート度up〈第15話〉 »