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2006/03/29

スーパーサイズ・ミー Super Size Me

〈2004年 米製作 100分 おすすめ度★★★★〉
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公開されたときには仕事がピークの時期だったこともあって逃してしまったのをやっと観ました…。っつか、そういう言い訳多すぎることに気がついた今日この頃。行くと決めた映画には行かんば、だめらて〜。

スーパーサイズ・ミースーパーサイズ・ミー
モーガン・スパーロック

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本人が1カ月間、3食マクドナルドを食べ続けるという極端な「逆ダイエット」のほかに、アメリカの現在の肥満に関するデータなどがいろいろ含まれていて、むしろそっちのほうがおもしろかった。「サーティーワン・アイスクリーム」の創業者の息子へのインタビューとか。

以下もうちょっと感想続けます。

この映画を制作・監督、自ら過激ダイエットをしたモーガン・スパーロックさんはちょっと特殊なアメリカ人だなぁ、というのが最初の印象。同居していると思われるガールフレンドはvegan。字幕ではベジタリアンとしか訳されていなかったけど、確かveganって乳製品なども基本的に禁じている最も厳しいベジタリアンなんすよね?

まぁ「普通のアメリカ人」はマクドナルドについてこんな企画を考えたりとかはしないと思うのでw そのへんは大目に見ないと、ってところか、とは感じました…。だから「3食マクドナルド」を始めたすぐのころに一種のアレルギーを起こして、初めて「スーパーサイズ」を食べているうちに吐いちゃったりするんですよ…。吐いたモノ映りますんで、これから観る人は要注意っす(汗)。

1カ月で10キロ近く太り、戻るのに1年以上かかったというのも衝撃的。

一昨年ロンドンに遊びにいったとき、アメリカ育ちの女の子と話してこの映画の話題になりました。「子どものときにスーパーサイズなんてなかったよね?」っていう話に。その疑問に答えてくれるように、マクドナルドなどのファストフードチェーンでは、開業当初はSサイズにあたるものしかなかったのが、いつしかどんどんサイズが大きくなった、という変遷を紹介しています。当初のSサイズは「キディサイズ(子ども用)」なんだそうで。

また、育ち盛りの子どもたちが食べている学校給食のおっそろしい現場も紹介しています。給食業者の大手が入って、カロリーコントロールなどはされていないケース。また、農務省が直轄で卸しているという、ほとんどすべて冷凍食品の解凍、という給食を与えられている子どもたち。

極端な例だと思うけど、野菜中心の最先端「低炭水化物、抵糖質、高タンパク」の食事を実践しているのが「荒れた学校」で、子どもたちに着実に効果が出ている、という紹介も。

最近は日本でも「食育」ということばが出てくるようになったとはいえ、日本はコンビニ文化がしっかり根付いてるから、アメリカとそう変わらないか。

印象に残ったのは「安くあげられて満腹にもなるという満足感」ということばでした。結局、食べることにお金と意識をかけられる人とそうでない人で、最終的には長生きできるか否か、という線引きまでできる時代が確実にきつつあるのを感じます。

それから日本で「ゆとり教育」が問題になっているけれど、アメリカでも学力低下の問題が深刻なため、対策がとられることになったそう。そのあおりをまともに食らったのが体育と保健(Health)の授業だっていうのもちょっとショックでした。

中学生時代をアメリカで過ごしたので、そのとき、保健の時間がかなり充実していて、ドラッグの問題やSTDについてかなりきっちり勉強したのは、今でも忘れられません。そういう機会すら失ったら、あの国いったいどうなっちゃうの、と他人事ながら思わずにはいられないのでした。

でもやっぱりマクドナルドのなかではポテトがいちばん危険な気がするなぁ…って思いながら観ていたら、途中に登場した「ビッグマックオタクさん」はこれまでに2万個近いビッグマックを食べながらコレステロール値はとても低い水準にある、という補足がラストに出てきて「彼はポテトはめったに注文しないという」ってありました。

やっぱりなぁ。

あと「チーズに習慣性がある」っていうくだりがあったんだけど、コレ本当に謎です。チーズ好きなんですけど、やっぱり食べないほうがイイってことなのか、マクドナルドが使ってるチーズに問題があるのか、誰か教えてほしいですw

ちなみに私はマクドナルドはもうなが〜いこと食べてません。なんで禁じてるのか自分でもわからないけど、たぶん子どもの頃食べ過ぎたという自覚があるからだと思います。

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コメント

Ricさん、コメント遅れてごめんなさーい。

30日間生活は私も実は好きで読んでますよw

この映画のわからなかったところは、たぶんタイトルをもう「Super Size Me」にしたかったからだと思うんだけど"Would you Supersize it?"と聞かれたら拒否らない、っていうルール。あんな量のポテト毎回食ってたらそりゃ10キロ太るって…って思ったのは私だけでしょうか。

でもホント、ガッツありますよね。「いきなり黄金伝説」なんかヌルく見えちゃう。

投稿: ruko | 2006/04/05 20:00

そしてまたこんにちは、rukoさん。

スパーロック監督は、この後も「30 days」という、同じようなTV企画を立ち上げて、そこで自ら30日間アメリカ最低賃金で生活する、というのをやったそうです。
……色々な意味でガッツのある人だと思います。

ちなみに、マクドナルドに関しては、こういうサイトもあります。
http://keiziweb.com/kikaku/maclife/maclife01.html
この映画と同じように、30日間マックだけで生活できるかどうか、試した日本人の方のサイトです。とっても面白いですよ。
ちなみにこの方も、その後で「30日間カレー生活」「30日間カップめん生活」などにトライされています。

投稿: Ric | 2006/04/04 19:28

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