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2006/04/06

歴史の勉強を… クッキ〈1話〉

ドラマの冒頭が1932年ってことでしばしイヤ〜な汗をかきながら観始めました「クッキ」。いじわるなライバルが出てくるところとか、育てのお母さん(でもないか…)が意地悪とか、やっぱりこういう設定にしないとダメなの〜?と思いつつ、元気なクッキを応援してみたくなりました。あんまりハチャメチャな展開にならないでください。

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なんだ、DVDにもうなってるノカ〜。

1945年7月の朝鮮半島って、こんな感じだったの?と少し意外でした。日本は地方都市まで空襲を受けてズタボロだった時のこの色鮮やかさや、いい意味での暢気な感じが。以下ネタバレ。

1932年はWikipediaで見るとこんな年でした。3月に満州国の建国が宣言され、5月には海軍将校たちによる5.15事件があり、ロサンゼルスでオリンピックが開かれていました。

冒頭から超緊張ですよ。「独立新聞」とか見えるし、燃やしてる手紙の中には「大韓民国」なんて字も見える。レジスタンスですね?それも臨月の奥様つれて国境越えですか?無理無理って思っていたら案の定、中朝国境の鴨緑江で警備の日本兵(「憲兵」っていう腕章つけてたっぽい…国境に憲兵か…大汗)と銃撃戦に。

妻は撃たれ、赤ちゃんを助けてと言い残す。キラーン!光るメス。これだけ派手なドンパチやったら援軍が来るんじゃないかとハラハラしどおし。

取り上げた赤ちゃんに「クッキ(菊煕)」と名づけて中国へ渡る父でした。親友は産まれたばかりの子どもと土地の権利書を預かります。現金化して、独立運動資金にするよう準備してくれと頼まれて。

テンポよくお話はすとーんと飛んで13年後。

戦争が終わったかと思ったらまだ終わってナイのね〜。「昭和20年」という字が見えるっす。でも海州(ヘジュ)の街はのんびりした感じで、日本人がいたり日本語の看板が見えたりしていません。予想はしていたけどクッキは下働きとして親友宅でこき使われてます。同い年の娘のシニョンは洋服を着てランドセルを背負ったお嬢さん風。

もしかしてもしかして…と思ったら、託されたお金、ネコババしてるじゃん親友のチュテさん。クッキを目の敵にしてる奥さんを強く止めないし。

けれど、けなげで元気なクッキを応援してくれる人もいるのが救いです。学校の先生も、製麺所のお手伝いのおばさんも、それから娼館の女将も。そんな先生のはからいで小学校開校30年の式典で挨拶はクッキがするよう指名されます。級長のシニョンはおもしろくない。その上、式典で挨拶するメリットを聞いてどうしてもやりたくなってクッキを買収しようとします。

この「級長」のイントネーションがおかしくてつい笑ってしまった…。

このあとあまりにも予想通りすぎる展開wが待っていて、満場の見守る中、クッキのビンタが気持ちよくシニョンのほおに決まります。

そのころ、クッキの父ヨンジェは義勇軍の訓練をしていた中国でペニシリンが必要になり海州へ部下と手分けして渡ってくることになった。

親友チュテ、お金ネコババがばれるのでマジ焦り。

学校のあいさつで「クッキはどの人か」と聞いてた部下さん、シニョンと間違えちゃったね。これ、この後揉めるフラグ?

娼館でガツガツご飯を食べちゃったので麺を駄目にしてしまう段で自転車を倒してしまったクッキのところに通りかかった男の子。音楽が一瞬「くるみわり人形」からの音楽に変わってました。この地味な彼がまさかクッキの王子ですか?

などなど楽しみな疑問を抱きつつ「歌手になりたい」と図々しいにもほどがあるシニョンにあきれつつ。1回目はこれまたまずまずだったのではないかと。

朝鮮半島の現代史を考えるとこれからホントにいろんな大変な歴史的出来事が待っているわけで、どのくらいその哀しみや苦しみを織り交ぜながら希望をもたせるストーリーにしていくのか楽しみです。

【追記】TBさせていただきました。
「クッキ」(第1回) (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

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コメント

Lady-eさん、二度目のこんばんは。

チャンドンゴンは日本人の誰に似てるかな…。私もときどきその疑問を感じることがあるんですけど特別好きじゃないからw深追いしないことにしています。

ハングル、読めるようになるまではかなり速かったんですけどほとんどそこから一歩も進まず(爆)。ただ、ソウルにちょこっと遊びに行くくらいだとものすごい便利ですね。レストラン行っても注文できちゃうし、音読するとだいたい単語が何を表示してるかわかるというのは大きいです。

韓国の人ってホントおせっかいっていうくらい親切な人が多くて、いやな目にあったこと一度もないです(
3回ソウルに行っただけだけど)。でもその笑顔の後ろで彼らは何を思っているのかっていうのは虚心坦懐に(おぉ難読!)受け止めても毒にはならないと思うんですよね~。

投稿: ruko | 2006/04/08 23:40

poncoさんコメントありがとうございます。

「どうして」部分はぜんぜん疑問に思っていませんでした(笑)。お、キタキタ韓国ドラマの唐突クラシックBGMが…って流しちゃったんですけど。

気になる異性がさっそく2人登場、それぞれがどうクッキとシニョンにからんでくるのか楽しみにしています。

投稿: ruko | 2006/04/08 23:31

あははは
そう?
会社の泊りで出かけるイベントでまで
見てて、おまぇ~~と言われました(笑
そして、周囲で見てた人は
この人ってさぁ
濃い顔だよねぇ
日本の男優の??に似てるよねぇ
って言ってた
誰に似てるっていってたんだっけかな(^^;

ハングル読めるんだ?
凄いね
言葉が直に伝わると
ちょっと印象違いますよね?
それが全部じゃないにしても・・・

投稿: Lady-e | 2006/04/08 17:19

私も”スペイン”の曲、あれ?って思いました。
どうして突然くるみ割り人形?どうしてスペイン?

投稿: ponco | 2006/04/08 08:43

Snowdrops-Fairyさん、二度目のこんばんは。

おっしゃるとおりですね。そして「チェオク」の時には韓国の制作サイドが描いた「日本(倭国)」をあえて隠蔽した吹き替えというのがあったので、そのあたりを懸念しているわけです。

その描き方がどうであれ、日本が朝鮮半島の近代史に大きな爪あとを残したのは事実であって、その「味」を薄めるような吹き替えや言い換えはしてほしくないと思っているのですが…。

歴史教育は非常に意見のたくさんあるエリアですが、少なくとも聖徳太子や織田信長の時代より、近現代史をきちんと一通り学ぶということはかなり大切だと思うのですが、難しいですね。

投稿: ruko | 2006/04/08 00:02

Lady-eさん、こんばんは。

韓国はアメリカ以上に気になる国です。ハングルも一応読めるし…。でもドラマとなると私の琴線に触れてくる作品って意外と少ないんですよね。やっぱり全体的につくりがあざといというか。

でも「イブのすべて」を観てたってスゴイっすね。ドンゴン王子ですよねw 私はあのころ仕事が猛烈に忙しかったのでケアできなかったです。

少なくとも(波は去りつつあるというものの)韓国ドラマというジャンルが一定のファン層を日本で獲得しているいま、韓国は日本をどう見ているのかっていうのは常に気になっていて、今回のドラマも日本がどう描かれているのか楽しみに観様か、っていうところ。

そういえば「輪舞曲」を終えてチェジウが「日本の俳優は感情表現が乏しい」と言ったとか言わないとかニュースで読んでため息をついた今日この頃です。

投稿: ruko | 2006/04/07 23:58

rukoさん、またまたこんにちは。

私もrukoさん同様、時代背景が読めないことに不安が大きいです。
でもドラマ自体がその辺りもきちんと描いてくれたら、一緒に勉強できるかな、と微かに期待していたりします。
特に近代アジア史はかなりスルーしたもので・・・。

初回は主人公のクッキの印象がよくって、しかもあまりウェットすぎず、程よい感じで見られそうかなと思いました。
(「チャングム」は初回から号泣した口ですから。(汗))

投稿: Snowdrops-Fairy | 2006/04/07 23:49

実は・・・これ系好きですか?
それとも、韓国ドラマ結構好きとか?
そうじゃないけど、たまたま?

私、韓国ドラマ
イヴのすべては、カナリ一生懸命
見ててさぁ
その頃まだ韓流来てなくて
そんなの見てるのぉ?ってさんざ言われた
のよね そう、主題歌のJEWEL SONG
買っちゃうくらい(笑
そこで 必死に見すぎたみたいで
ご馳走さまムードになったところ
冬ソナ数回みて
アレルギーになったのかも(笑

アニメチャングムは
本当のストーリーと違うのか?
じゃぁ見なくていいか(笑

投稿: Lady-e | 2006/04/07 23:39

ぐるくんさんこんにちは。

TBの件、もう少し調査させてください。

さて。またなんでこのドラマを敢えて選んだのかと(汗)…。チェオクで見られたNHKさんの手口(意図的な言い換え)があんまりひどいようだと少しレビューでニュートラルに補足しないといかんかも、と懸念してます。

とはいうものの、私もあの時代の歴史、それも朝鮮半島となるとかなりざっくりとしか認識してないので少し勉強しないとと思っています。

投稿: ruko | 2006/04/07 18:32

 rukoさん、やはりTBははねられちゃう!
 ・゜゜・(×_×)・゜゜・。 ビエーン  
 
 ドラマそのものは古典的ちゅか、韓国ドラマの原点みたいな感じなのでスルスルいきますw

 でも時代背景が厳しいッス!

 rukoさんも同様に歴史の事を考えておられたので、不謹慎にもニンマリしたぐるくんですw

 NHKの吹き替えもこの辺の史実の反映が考えられる台詞をどういじくるのかも気になってますw

 今回も「独立軍」のみの表現で通しましたものね。
 歴史に関心のない人なら「どこから独立するんじゃ?」と言う疑問すら抱かないでしょうから、うまいっちゃ、うまいな~と思ってますw


 

投稿: ぐるくん | 2006/04/07 12:08

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