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2006/04/22

四月大歌舞伎 伊勢音頭恋寝刃

愛之助さんの貢を観てもう一度仁左衛門さんの貢と歌舞伎座のアンサンブルが観たくなりました。結論から言うと歌舞伎座には歌舞伎座の、花形歌舞伎には花形歌舞伎なりの味があって、どちらも良かったのではないかという超無難な考えにw とはいえ、愛之助さんにはもっと「愛之助さんらしい貢」をこれからつくっていってもらいたいなと思っていることには変わりません。

歌舞伎名作撰 伊勢音頭恋寝刀 野原地蔵堂の場から油屋奥庭の場まで歌舞伎名作撰 伊勢音頭恋寝刀 野原地蔵堂の場から油屋奥庭の場まで
片岡仁左衛門

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超気になっていた衣装は、仁左衛門さんの貢も愛之助さんの貢も一緒でした。違うお衣装を着るという話は結局沙汰やみだったんですね。着物の細かい柄まではわかりませんが、仲居たちの前掛けに油屋のマークの杯が入ってたりするのも一緒だし、万野が役者絵の団扇を持ってるのも一緒でした。

さらに、2回目観ると福助さんのやり過ぎ感(爆)がとっても気になってほかのお客さんと一緒に素直に笑えなくなっていました。続きはkabuki雑記帳に移動しました。

四月大歌舞伎 伊勢音頭恋寝刃でどうぞ。

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コメント

mimiさんこんばんは。

山手線はふだん使わないので特に問題はありませんでした!ご心配ありがとうございます。

率直な感想ってたぶん、だいじなことなんだと思います。ある物を観て好きな人嫌いな人いろいろあって当然なので……批判すると匿名で叩く、みたいな風潮がちょっとあるのは残念ですよね。かといってこうやってウエブで公開しているものが読むもの読むもの楽しくないっていうのもどうかと思いますし…。

最近いろんなブログを読んでいて特にそう思うようになりました。歌舞伎鑑賞教室のレビューは貴重ですよ!

6月の吉弥さんも観たいですね〜。ていうか、我當さん一門の鑑賞教室も地味な取り組みを息長く続けてらっしゃるわけで、会場のラインアップをみて頭が下がります。

松嶋屋さんの3兄弟はそれぞれ異なる立ち位置で、でも歌舞伎のファンを増やそうという姿勢が見えて素敵だなぁとしみじみ思いました。

投稿: ruko | 2006/04/25 21:05

rukoさん こんばんは
今日のJRの影響はありませんでしたか?

昨日は私のコメントへ愛あるご返答ありがとう
ございました。 ちょっと書きすぎちゃった
かな、と思いもしましたが、あの日の率直な
感想でした。 rukoさんのおっしゃる通り、
芸の道は厳しいのですよね。長い目で見ていき
たいです。

私も、「お染の五役」での短い中でも女形の
たおやか且つ年季を感じる踊りが印象的です
ので、またまた6月の鑑賞教室@鳴神も観に
いってきまーす!
進之介さんの解説付きだよ~!

投稿: mimi | 2006/04/24 23:43

mimiさんこんばんは。

南座レポート興味深く拝見いたしました。全然趣旨と異ならないのでこれからも気にせず書いてくださいね。

チケットは売り切れの公演も多くて盛況なんだなぁと思っていた割にネットの上でほとんどレポートを見かけないので、どんな感じだったのだろうと気になっていました。

まぁ「歌舞伎鑑賞教室」ということで、ブログに歌舞伎のレビューを書いてる方々のほとんどはかなり歌舞伎をご覧になってる方ばかりなので拾ってないだけなのかな…って思ってたんですけどね。

萎え〜になってしまったのはとても残念でした……。6月、荒川の佐吉を観にきてくださいw

吉弥さんも、比較対象が玉三郎さんで、舞踊公演が終わったばかりやし東京ではシネマ歌舞伎で観てる人もいるのでかなり不利だなぁとは思っていました。にしても、花形の「お染の五役」でさりげなくでもぴしっと愛之助さんと合うように踊っていた吉弥さんのことを思い出すと本人もきっと不本意な面があるのではないだろうかなどと余計なお世話ながら感じてしまいました。

何かで読んだのですが、玉三郎さんはもちろん後見さんにも物凄く厳しいそうなので、富士山登山とチョモランマ(K2でもいいけど)くらい差があるのかもしれない、とかいろいろ考えて、芸の世界の厳しさみたいなのをmimiさんの感想を読んで感じました。

mimiさんの感想を読んで私がコクーンがどうもいまひとつ、って思ったのは役者さんたちから緊張感が感じられなかったように見えたことを思い出しました。

勘三郎さんがつくっているスタイルの歌舞伎(コクーンや中村座)にはたくさんのご贔屓さんがいらっしゃるので抵抗がありますが、私はたぶん積極的にこれから観にいくことはないような気がしました。

時間はかかるかもしれませんが近いうちに書いておこうと思いますのでまた読んでくださいね。

投稿: ruko | 2006/04/23 23:12

rukoさん こんにちは
歌舞伎座の伊勢音頭は大人で完成度の高い
舞台なのかな、と想像を巡らしました。
松竹座になかった最後の伊勢音頭、観たいで
すね。福助さんの万野も観たいわ~

私は昨日南座の鑑賞教室へ行って来たのです
が、今から書くことはrukoさんの記事に対し
て適当なコメントではないので、その点まず
お許しください。

南座の今回の演目は「鷺娘」 まずは恒例の
「南座と歌舞伎」という落語家の桂九雀さん
の解説があります。いつも思うけどやっぱり
プロの方の解説っておもしろい! 上手に
まとめるなー と思います。

休憩をはさんで後半に上村吉弥さん登場です
結論から言って、とても完成度の低い舞台だ
ったと感じました。私は舞踊に詳しくないの
で踊りとしての出来は大してわかりません。
比べる対象が、玉三郎さんしかないのですが、
玉三郎さんより日本舞踊としての踊りだった
様には感じられました。

鑑賞教室での演目は大体、ダイジェストなの
ですが、今回はフルバージョンで引き抜き、
ぶっかえり全部ありました。
が、が、この引き抜きに必要な後見の出来の
悪さ、吉弥さんのお弟子さんの純弥さん吉昇
さんが担当です。
おそらく、吉弥さんが本舞台で「鷺娘」を踊
られた事がないと思いますので、当然お弟子
さん達も経験がないですね。
その辺りは理解して観ているのですが、じっ
と横を向いて控えている所でもタイミングが
気になるのか何度も前を覗きこんだり、糸を
抜く作業もアタフタと全て丸見え、引き抜き
が間に合わず吉弥さんまで表を向いて、衣装
を脱いでる状態で・・
音と踊りが合わなくなり、うまくいくのかハラハラ。正直、かなり萎え~な印象です。

吉弥さんは、やはり綺麗です。玉三郎さんの
この世のモノではない(by紀信)というのと
は違い、私は娘というより女性を感じられる
美しさと思え、観られて良かったのですが、
でも吉弥さん自身も踊りには余裕のない感じ
でした。
鑑賞教室だから、と気を抜いてるのでは決し
てないと思います。1回目からずっと頑張っ
てこられ、飽きない様工夫され、梨園の中の
主役ではないポジションを自覚し、出来る限
りの事をされ続け 師匠の我當さんに「私は
彼を尊敬している」とまで言わしめた人です
から。
結局は時間不足、経験不足という事になるの
でしょう。 そういう意味で玉三郎さんの「
鷺娘」は何百回と公演され、時間もお金もか
けられた完成された「鷺娘」です。(演出の
好き嫌いは別で)後見の守若さん、玉雪さん
は狂いのない職人技です。玉さんの厳しい美
意識がそれを作り上げたのですね。

誰も責めたくはないのですが、結果としては
お金を取れるようなモノにはなっていなかった。(その意味では鑑賞教室で良かったのか?
もちろん吉弥さん好きですし、お弟子さんに
もこれを今後の糧として精進してもらいたい。
きっと来年も行くと思う。
そして残り少ない公演数、少しでも上達して
いって欲しい。  
そんな事を感じた今年の鑑賞教室でした。

rukoさん、長々と私のネガティブな感想をこ
の場を借りて書き込んですみません。
歌舞伎好きですが、色々観ていくうちにこん
な舞台を観たり、こんな気持ちになることも
あるんだな、と消化しきれなかったのです。
聞いてもらいたくて書いたのかも。お許しを。

投稿: mimi | 2006/04/23 18:48

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