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2006/06/24

壁 ディロン運命の犬〈4話〉

家族にだって、誰にも言えないことがある…。今日は麻利さん(樋口可南子)はともかくとして耕平さん(大杉漣)とお母さん(池内淳子)がつくっちゃった壁が、しんどかった……。イヌがテーマかと思いきやその実深いところにあるのは「老い」だったのか、と。

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年月がたっていっているのに麻利さんも耕平さんもあまり年をとったようにしていないので定年を前に悩む姿、などが意外と説明されないとわからん(汗)、ってところはあったけれど、そうやって自分たちが年をとってゆくにつれ、親もまた年をとり、飼っているペットも老いてゆくということ。ハッピーのエピソードは実は「別れ」をどこかで考えていないといけない、っていうことなのかとも感じたのでした。「何やってんだ、オレ」という耕平さんの台詞が印象的。

でも最終回へ向けてまた大きな展開がありそうですね(汗)。

確か「クイール」のときも、パピーウォーカーだった人がクイールを手放したあとペットロスのようになってしまうことが描かれていましたが、盲導犬、介助犬、セラピードッグ……働くイヌたちを育てるにはその道のプロだけではなくてたくさんのボランティアの手を通っていて、出会いと別れが繰り返されていることをもう少し描いてもいいような気がしました。

雨のなか、車いすを真剣に引っ張るハッピーの姿に、「コウちゃん」と一緒に私もちょっと泣きそうだったかも。

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とはいえ、突然一人暮らしから同居になったお母さんへの気の遣い方など、私も自分だったらどうしたら良いのだろう、などといろいろ考えてかなりしんどい気持ちになりました。結局、どんなに繕っても病気になったら「素」そして「本音」で向き合わずにはいられなくなってしまうのだと思います。

犬嫌いのお母さんがどう最後、ディロンに癒されるのか、見届けないと。

[これまでのレビュー]
距離感 ディロン運命の犬〈3話〉
軍用犬 ディロン運命の犬〈2話〉
ディロン運命の犬

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コメント

Lady-eさん、こんばんは。

イヌがかわいいかわいい、っていうだけじゃないドラマづくりっていうのはNHKは「クイール」のときもそうだったし、そのあたり芯が1本通っているのは好感がもてますね。

イヌが嫌いだった人間も犬によって癒されたり変わって行くことができる、ということを描いていること、そして愛するイヌともある日別れがくる、っていうことを視野に置いていることも。

あー、こんな時期の放送でマジ勿体ないです。

投稿: ruko | 2006/06/25 23:25

rukoさん(TT
ごめんなさいm(__)m
TB間違っちゃっいました
1個消してくださいませ(TT
m(__)m

投稿: Lady-e | 2006/06/25 14:19

rukoさん こんにちは
ディロンは、犬を中心とした話じゃなくて
人とのからみで描いているところが
結構いいのいかなって思ってます
犬好きな人が犬をかわいがる行為は
すごく当たり前なんだけど
耕平さんとお母さんは犬嫌い
犬が嫌いであるという人間が2人も
登場してるところに意味を感じるんだよね
犬嫌いなお母さんが倒れているシーンで
ディロンは、声を出さすより添い
アリスは、扉に向かって吠える
というシーンはなんとも犬の連携も
感じたなぁ

そうそう生き物はね~
別れがあって人間もそうなんだけど
出会いの数は別れの数だから・・・
明らかに寿命で考えれば
犬の方が人よりも短いわけで
別れの部分を考えるということは
とっても大切って思うの
いいとこ取りなドラマより
好きでした


投稿: Lady-e | 2006/06/25 14:14

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HHK 土曜ドラマ ディロン・運命の犬 愛をその手に(第四回) 犬嫌いだった、耕平さんの姿は もうすっかりなくなっていました リードを引く姿もすっかり様になってきていたし どこから見ても、犬好きの人になっていました でも訪問活動をしているディロンを見て 「ディロンは凄いなぁ」 という福祉士さんの言葉に対し 「ただジャーキーもらって食べてるだけですよ」 と答えてましたが 見ている間にいろいろ感じることがあったようでしたよね? ワンワンワン―捨て犬たちの小さなおはなしさか... [続きを読む]

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