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2006/06/29

チームの勝利 医龍〈最終回〉

なんか、正義が勝っちゃったね〜w でも、実は影の主役は鬼頭教授(夏木マリ)だったと思う。久しぶりに爽快な女性キャラクターの造形を見たと思います。彼女が随所を引き締めてともすれば嘘っぽくなりそうな展開がなんだか「リアル」に見えてしまったから不思議。

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あとは、一徳さんお疲れ様でした……って感じ。最初から最後までずーっとあんな形相で、突如出てきた津川雅彦に「トムヤムクン好き?」とか言われちゃって。奢れる者は久しからず.......露骨すぎるがw 以下軽くネタバレ。

結局ホントに「噛ませ犬」で終わっちゃった霧島(北村一輝)。いざとなったら打たれ弱いと思ってたけどこんなにヨワヨワなんて、あり得な〜い。「転落事故」って言ってたけど、やっぱり未必の故意でママのところに行こうとしたんでしょうか。

教授会から走り出す「ジジィ軍団」が壮観でした。笑える。会議室に残った一団は反野口派ってことでよかったんでしょうかねw 祖父江教授(清水紘治)がキモイだけの記号になっていたのが勿体なかった……。

タカシちゃんの心臓近くに冠動脈瘤が発見され、手術は中断か、となったところからの今回。中断と判断した加藤(稲森いずみ)の冷徹な一言が効いてましたね。手術台の上で死ぬより、両親にみとられて死んだ方がいい。

対して朝田(坂口憲二)はバイパス手術を提案。私、医療の専門家でもなんでもないんですが生後9カ月の子どもにどれだけたいへんな手術なの、っていうことくらいはなんとなく解りました。

藤吉(佐々木蔵之介)、荒瀬(阿部サダヲ)、ミキ(水川あさみ)はまぁ問題ないとして、やはりここで伊集院(小池徹平)の成長が皮肉にも急患として運ばれてきた霧島によって試されることになったわけですが……。

患部からあおって医者やナースたちを映すカメラアングルはなんとなく「ER」を思い出しました。やっぱりあのドラマは偉大。

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加藤が若干「リーダーとしての強さ」と「感情的すぎる部分」を混同している感じはあったものの、すべて結果オーライ。手術室の時計(麻酔時間とかを示すデジタルじゃなくて、壁にかかってるアナログ時計のほう)がきちんとフォローされていたのは、流石ですね。

霧島の「心破裂による心タンポナーデ」。心臓が7カ所も破れている。木原(池田鉄洋)が欲得抜きで初めて真剣に動いた理由が「(霧島)先生は僕の下の名前を初めて覚えていてくれた」っていうのはちょっとどーなのと思いましたが。

で、ブラックジャックは今回もやりますよ。バチスタ手術と心臓破裂の修復のふたまたを。朝田のサポートにオペ室に現れた鬼頭教授に「待ってました!」と大向うをかけたくなりました。あんまり格好良くてw

最後に伊集院に元気に「ねぇ、ハリー♪」って絡む木原の姿を見ることができてよかったです。

それにしても、霧島の中途半端な問いかけ、非凡な組織か凡庸な個人か。空中分解したサッカーの日本代表を思い出しました。やっぱり国の代表はほかの誰もついてこられない非凡なタレントの集団じゃなきゃ、何かを成し遂げることなんか、無理だと思います。

そして"加藤ちゃん"は圧倒的多数で教授に選出されました。新しいバチスタの「オーバーラップ法」を引っさげて、颯爽と。そんなあなた、霧島に優し過ぎますって、あんな目にあわされてたのに……。

ドラマが始まった当初は坂口憲二に天才外科医は無理だろと思いましたがつとまってしまったのが不思議なカンジ。脇がよかったんだとしか言いようがない。最後もシャツの下の筋肉アピールしてましたが、露出を抑えて、続編お願いします。

ラストあんまりストーリーには関係ないけど。
・蔵之介さん顔色がなんか悪いんだけど、働き過ぎですか?大河も控えてるから自重してくださいね。
・クレジットに「上杉祥三」の名前があったんだけど、どこに出てたかわからなかった。どこにいた?っていうか、なんか寂しいね……。

[これまでのレビュー]
急変!? 医龍〈10話〉
チーム解散? 医龍〈9話〉
生八つ橋 医龍〈8話〉
土壇場 医龍〈7話〉
オンビート 医龍〈6話〉
涙の理由 医龍〈5話〉
にゃにゃーつ 医龍〈4話〉
WPW症候群 医龍〈3話〉
プリングル法 医龍〈2話〉
経過観察。医龍〈1話〉

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コメント

stanakaさんは原作も読んでらしたのですか。

会社生活送っていると確かに下の名前って案外覚えられてなくて何かのときに必要になってあわててOutlookのアドレスブックで確認したりしますんで私も気持ちはわからなくもありません。

木原が持ち込んだ菓子折りの中に名刺でも入れておいたんだろうなぁと思っていましたが。

テンポと医療にかんする考証がきちんとしていたのでしょうね。緊張感ある展開を楽しむことができたと私も思います。

投稿: ruko | 2006/07/02 03:34

Lady-eさんこんばんは。

ホント、始まった頃の「坂口憲二が天才外科医はあり得ないだろ〜」がウソみたいな展開になりましたね。やはりアンサンブルの素晴しさだったんだと思います。

どーでもいいドラマっていうのも確かに最近激増中ですからね。私の中では日テレはその傾向が強く、新番組もほぼ放棄している状態w

投稿: ruko | 2006/07/02 03:19

てれすどん2号さん、コメントありがとうございました。

ブログはいろんなスタンスで関わっている人がいるので私のようなひねくれ者もいるってことで……。

しっかりしたドラマを観てしまうと、次のクールへの要求度が高くなってしまいますから、困ったものですね。次クールはてれすどん2号さんは楽しみにしているものが多そうなので、参考にさせていただきます。

投稿: ruko | 2006/07/02 03:18

rukoさん、こんにちは。
原作は終わっていないけどドラマは終わらせるということで、、そうきたか~~って感じでした。原作では木原の母だったのが霧島になってうまくまとめてしまった。
>僕の下の名前を初めて覚えていてくれた
なんとなく、この気持ちはわかります。木原は友達の作れない奴なんです。だから、ちゃんと下の名前を呼んでくれるというのはとってもうれしいのだと・・・。←なぜ、わかるのかという突っ込みはなしで。
テンポがよくてよかったと思います。

投稿: stanaka | 2006/07/01 18:29

rukoさん こんにちは

医龍はスタート時点で
キャストで、なんでこの人?みたいな
疑問が無いわけではなかったけど
終ってみては全てよかったです

しいていうなら・・・という部分は
よかったから欲を言えばって話かな

もうさぁ
どーでもいいやって番組もあるじゃない?(^^;

投稿: Lady-e | 2006/07/01 14:45

こちらのブログにコメントありがとうございます!!

最初は僕もキャスティングの「?」と医療系ドラマへの偏見と、ふたつあってだいぶ評価低かったのですが、今思えば今クール唯一濃度が濃いものを味あわせてもらえた気がします。

その点みなさんがおっしゃってるように、医龍の次は何みよ??となってしまいそう(笑)中身が濃くて、十分に楽しめるドラマを夏も期待してるてれすどん2号でした!!

投稿: てれすどん2号 | 2006/07/01 00:42

Lady-eさん、どもども。

最終回自体のつくりも最初から最後まで緊張感のあるつくりで、枠広げたのもOKじゃなかったですか?まぁ霧島はどうしても飛ばなきゃいけなかったのか?ってハナシもあるがw

ん〜蔵之介さんは私いつから好きかな。テレ朝がオダギリジョーでつくった「サトラレ」(これ、名作だと思ってます)とか紀香の「あなたの人生お運びします」あたりからかなぁ。

出番は少なかったけど去年の日航ジャンボ機墜落のドキュメントドラマも渋くてよかったかな〜。いまテレビに出ている役者さんの中ではかなり注目しているので、大河出演がいまから楽しみなのです。策士の役なので、見せ場も多いと期待したいw

投稿: ruko | 2006/06/30 22:28

あおさん、こんばんは。

鬼頭教授はホントほれぼれしましたね〜。久しぶりにかっこいい「おばさま」を見た感じがします。日本のドラマってだいたいが若い人向けで中年以降のカッコイイ女性ってなかなかないので、特にそう思ったのかも。

朝田先生は論文にはこだわっていなかったし、最高のチームで仲間を得ることができたからよかったんじゃないかなぁ、なんて。

岸部さんはホントすごいと思います。いま、鼻につくかどうかのボーダーにかかってきているので、お仕事は厳選してほしいかも。

蔵之介さんはいつも白いんですけど最終回は黄色みがかっていてちょっと心配になってしまいました。

夏ドラマ、どれもパッとしないですよね〜。海外シフトかな、私は。

投稿: ruko | 2006/06/30 22:15

rukoさん こんにちは

嵌った番組が終りました(T_T
氷壁に続くはまりっぷりだったんだけど(^^;

氷壁より数十倍最後の作りがよかった
自作かスペシャルがありますわよ!
な終り方も(^^;

一徳さんね
最後まで、いい味出してましたよね
いや、悪い味?(w

木原ねぇ
フルネーム覚えてもらって嬉しかった部分って
あれってちょっと普通の人(霧島に言わせれば
凡人)の心って部分だったんだろうけど
私は、やっぱり 最後まで
ノリノリ 木原でよかった気がするんだよね
最後に ねぇハリーってやってたので
満足することにしましたが
しかも、チームドラゴン庶務だし(笑

蔵之介さんね前から顔色悪いと思うんだが(^^;
あの人実生活も面白すぎるんだよね
ふらっと山歩きに出ちゃったりするみたい
オーラの泉に出てたときに思わず見たのだ
彼は、NHKのルームシェアの女に
出てる時から好きなのです♪

しかし ホント鬼頭はカッコよかったよね
私も、助手として登場したところで
私も、まってましたー!って感じだった
そして最後に、今度は貴方を助手として
使ってあげるわ
ってあがりも好きでしたよ
もう 最高! 鬼頭ブラボー~~~~

投稿: Lady-e | 2006/06/30 15:59

rukoさん、こんにちは。
なんだか、最終回は、あっけなかったような気もしなくもないんですが、鬼頭先生は、最初から最後までカッコ良かったです。(惚)
ハッピーエンドで、チームメディカルドラゴンも解散してしまいました。
加藤先生の論文って結局、朝田先生のお手柄っていうことだと思うような気もするんですが~。
最後の「トム・ヤムクン好きぃ~?」には、笑ってしまいました。
岸辺さんって、なんだか味のある役者さんになりましたよね。FMVのCMの地底人もそうでしたっけ?
蔵之介さんの顔色が悪いのは、いつものこと(?)のような気もしなくもありませんが。(色白ともいう。)内科の先生って顔色悪い人多いですよね。
「医龍」も終わってしまったし、今度は何見ようかぁ~、って感じなんですけれど。(笑)

投稿: あお | 2006/06/30 13:46

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もうアカン・・岸部一徳さんのファンになってしまう(笑) もう最終回は、これでもかっーー!?って感じの オーバーリアクションの連発でしたね。 真剣なオペのシーンなのに、笑いながら見てましたよ(笑) 不謹慎なこと、させんでください、まったく。 野口教授は「熱帯魚好き」みたいだから、最終的に 熱帯魚の産地に飛ばされるんじゃないか?と、冗談で思ってたんですが タイの姉妹校に行かれましたか(笑) 起承転�... [続きを読む]

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最終回がこびりついて離れない、医龍。クール途中から鑑賞しただけあって、回想シーンが少しだけわからなくて残念だ。といった調子だからトラックバックを医龍常連さんに最終回だけするのも気がひける、、、でも感動した!と思って書き始めた記事。 最終回でも展開が読めない。裏切られる、裏切られる。ブログのみなさんも大好きの鬼頭教授(夏木マリ)もオペ参戦、その患者が悪のカタマリの霧島役北村一輝。悪の孤独、... [続きを読む]

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