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2006/06/07

ダ・ヴィンチ・コード The Da Vinci Code

〈2006年 米製作 150分 おすすめ度★★★★+〉
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映像的にさまざまな工夫がしてあり、あの小説をよく2時間半に収めたなぁ……とロン・ハワードの職人技には感動しました。ただ原作を知らないとかなりつらいかも?と思わされる…。なんだか最初から最後までせきたてられているように感じちゃいましたw

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サントラ リチャードハーヴィ指揮オーケストラ ニック・グレニー=スミス

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Pyramides原作を読んだ方、映画を観た方はドコだかわかりますよね、コレw 04年の秋に「プチ・ダ・ヴィンチ・コードツアー@Paris et Londres」をやったときに撮影いたしました。ロンドンのテンプル教会も行ったですよ。travel雑記帳にカテゴリがあります。興味のある方はどうぞ。

以下、ネタバレ。

この映画観るとやっぱりまた、パリとロンドンに行きたくなってしまう……。ルーヴルでロケは敢行されたけれど、やっぱり美術館を痛めるのが恐ろしくてグランドギャラリーはセットをつくって撮影したのですってね。でもやっぱりラングドンとソフィーが「サモトラケのニケ」の前の大階段を走り下りてくるシーンやウエストミンスター寺院のシーンは、鳥肌が立ちます。

ウエストミンスターは2回前まで行ったけど観覧者の列が長過ぎて2度とも断念した経過があるので、3度目の正直とゆきたい。

パリ市内をsmartがバックでズギャギャギャと走ったり、ルーヴル前にパトカーがどっかんどっかん乗り付けたり、原作の本を読んでもパリに行きたくなってしまうのですから、このパリPR効果は計り知れない気がします。

「ビューティフル・マインド」のときとよく似た手法でアナグラムなんかの解読をやっていました。このほか、この映画では背景となる歴史的背景やいきさつが多い。キリストのはりつけとかニケーア公会議とか十字軍とか、ニュートンの葬式とか……そういうのを説明するための「History Channel」とか「ナショナルジオグラフィックチャンネル」的な映像もけっこうあって、これはCGが一定程度あったとしてもこの映画のために撮影されたと考えられるから、通常の映画の2倍近い手間がかかっているっていうことでしょうねぇ。

と、映画の映像部分は、大満足〜w

でも、やっぱり、「天使と悪魔」もあわせて読んでいるので、ラングドンはトム・ハンクスじゃないんですよ……泣 じゃー誰が、って言われると結局いまだに対案を出せないんですけど。トム・ハンクスだと「教授」の知性の面はいいんですが、実際映画でも控えめだったけど小説の中でのラングドンはもっと肉体派w と感じられる部分もあるのでそこが足りないんですよね〜。

ティービング(イアン・マッケラン)は生臭さが足りないです。小説を読んだ私のイメージはフィリップ・シーモア・ホフマンあたりのぽっちゃりしててsnobbishな感じだったので「ガンダルフ」じゃノーブルすぎるww

サイラスは日本語版では「シラス」なんですねw 食いしん坊の私は緊迫のシーンでも魚を思い出してしまいます…。ポール・ベタニー怪演。でも身体に鞭を入れるシーンは執拗すぎた気がしました。ソフィーがオドレイ・トトゥというのも、線が細すぎるかと懸念していましたが案外合っていました。足はあり得ないくらい細かったですけど。

レディースデイの夕方の回でしたがびっくりするほど空いていました(109シネマズみなとみらい)。あんまり人気ないの?それか、もう早くも終わりかけ?

「ロード・オブ・ザ・リング」で苦杯をなめた戸田奈津子センセイ、今回も日本版を翻訳した越前敏弥さんを「翻訳協力」としてお名前入れてましたね(ぷぷぷ)。

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コメント

ちょしさん、こんばんは。

パンフにネタバレとして書いてありました。サイラスのポール・ベタニーは「だって、あんな名画ばっかりあるところでやったら緊張するじゃない」みたいなことをインタビューで言っていたのが印象的。だから美術担当の人はグランドギャラリーの絵画を全部模写したらしいですよ。その模写の絵1枚でもすっげー値段しそうな気がしますがw

ルーヴルは私は広過ぎて疲れてしまったので半日で脱落しました。「これだけは絶対みるぞ」と決めて行かないとキツイですね〜。

アールグレイにレモンがツッコミポイントと知りよかったです。あの後散々イギリスの紅茶サイトとかに行ったのですが、結論出ずでw

投稿: ruko | 2006/06/25 22:48

rukoさん、おはようございます。
そうか、やはりルーブル内部はセットでしたか。
私はまだパリに行ったことがないのでとにかくルーブルの場面を楽しみにしていました。本物が見たい!という気持ちが強まりました。
私もアールグレイにレモンいれるのが定番なの?ってちょっと思いましたが。日本で流行っちゃったりして。

投稿: ちょし | 2006/06/25 09:22

Lady-eさんこんばんは。

難しい質問ですね。マイペースに楽しむにはとにかくたたみかけるようにイベントが発生していきますので、精神的に充電された状態で行くことをオススメ。

ただ、旅行が好き、美術館探訪が好き。さらに、パリやロンドンが好きなら行って損はないと思いますよ。わからなかったらわからないでいいような気がしますw

一応とにかく速攻で、ですけど背景説明などもありますからね…。字幕はけっこう目一杯入ってたと思うので追うとそれもまたくたびれるかも。

投稿: ruko | 2006/06/10 01:39

akkoさんこんばんは。

メンテナンスという注意は出していたつもりだったのですがコメントができないことも書いておくべきでした。申し訳ありません。

先の展開は読めていても、映画的にどう展開するのかはわからない点もあったので、私はサスペンスとしては十分に盛り上がりました。ただまぁ、詰め込み過ぎでw

誰をラングドンにすればよかったでしょうね〜。ジョージ・クルーニーではちょっとセクシーすぎるし。知性と鍛えた肉体とともに持っている感じが出る俳優さん、ずーっと考えているのですがなかなか思いつきません。

私にとってはやはりパリとロンドンに行きたい病を発病させる映画でありました。

投稿: ruko | 2006/06/10 01:37

rukoさん こんにちは

私もみたいんって思ってるんだけど
原作読んでない人
背景とかを全然しらない人が
ヒョイと見て楽しめるものだったと思う?

投稿: Lady-e | 2006/06/09 16:22

rukoさん、こんにちは^^。
昨日はメンテナンス中で、書いたコメントが一気に消された時にはさすがに脱力しました~(涙)。

さて、私もこの映画観ました。
原作を読んで行ったので、あんまりドキドキしなかったです。先が読めているというのも悲しいですね。
でも、原作を読んでからじゃないと理解できないような部分も多々あったことも事実。
そう思うと複雑な気持ちです。

キャスティングに関しては私もrukoさんと同じ意見を持ちました。
トム・ハンクスじゃ何となくしっくりこなくて、ティービングもイメージと違う。

でも、話題作ということでは楽しめたかなと思います。
宗教に関してのこだわりがあったら、もっと楽しめたのかもしれないですね^^。

投稿: akko | 2006/06/09 15:18

viviさん、こんばんは。

NYタイムスベストセラーとか言われるとつい負けず嫌いで手を出したのですが、さすがにこの本は専門用語が多くて辞書がないと読破出来ませんでした。ダン・ブラウンの小説は1つひとつのチャプターが映画のシーンのように短くつくってあるのでテンポがいいのが特徴ですね。

極地と海を舞台にした「デセプションポイント」がおすすめです。個人的には「天使と悪魔」を映画化してほしいと思うんですがもっとカトリック教会が怒るんだろうなぁ、などと。

私ももう一度原作読まないと、どこがそぎ落とされたのかなぁ、というところです。

投稿: ruko | 2006/06/08 21:58

今晩は♪
原語で読まれたのですって!
帰国子女だったのでしたね。
映画は封切り直ぐのレディスデーに行ったのですが、今頃下巻を読んでいます。
字幕を追っている間に、終わったというかんじで、汗。
もう3回位見ないと理解できないみたいに感じた私です。

投稿: vivi | 2006/06/08 21:03

gabariさん、こんばんは。

なんとメンテナンス中にコメントしていただいたのですね!TBがうまくかかっていなかったのは、そのせいだと思います。あとでかけ直してみてください。

「シラス」「サイラス」問題ですが、実は私は小説を原語で読んでまして、恐らく日本版ではシラスとなっていたのだと思われます。映画の中の英語ではSilasはサイラスと発音されていました。

アンジーとブラピの子どもがシャイローちゃんなのかシローちゃんなのか、っつー話と一緒ですね。

ロード・オブ・ザ・リングも観てるんですね〜。

投稿: ruko | 2006/06/08 19:51

 トラックバックありがとうございました~!
俳優さんの顔にも名前にも疎い私はティービングを見ながら、やけに親しみを覚える顔だなぁ…目元に愛嬌があるから?等ととぼけた感想を持ったのですが、ガンダルフとして見たことある顔だったからなのですね…恥ずかしい~。
 小説ではサイラスという記述になっていたのですか。映画を観終わった後にシラスの話をしようとしましたが、どう発音してもへんてこな雰囲気になってしまい(魚と逆にしても時代劇っ子には白州と聞こえるのですもの!)不気味さを伝えるのに四苦八苦しました…吹き替え版ではどうしていたんでしょうね?(笑)
肉体派☆ラングドンにも興味ありますし、ここはやはり小説に手を伸ばしてみることにします~。
あああちゃんとしていない記事で申し訳ないですが、私もトラックバックさせて下さいまし…。

投稿: gabari | 2006/06/08 14:44

satesateさん、こんばんは。

ウエストミンスター教会は確かにいろいろ見るところがたくさんあるんですがなぜあんなにいつも並んでいるのだろう、っていうくらい朝っぱらから並んでいるような気がします。

「ちぇー」と思った私は写真すら撮っていなかったことに後で気づき愕然としてたりして。ココとタワーブリッジ、ロンドン塔あたりのまともな画像がないので、次回は友だちとロンドンに行ってBAロンドンアイとか思い切りミーハーに街歩きしたいです。

さて「運転手がロレックス」。レノさんが唯一イイとこだったのに30ユーロに騙されちゃいましたね〜。あの夜間支配人も謎の人物なんですが。

でも今夜はサイラスが恐ろしくて夢に見そうです……。

アールグレイの正しい飲み方、マジで誰かに教えてほしくていまググっているところです。

投稿: ruko | 2006/06/08 01:02

rukoさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

ウエストミンスター、たしかに、行列を見た気がする、、、。
私は、市中引き回しの添乗員ツアーで訪れたので、
前で写真だけ撮って、帰ってきましたとさ。

私は、個人的には、「運転手がロレックス?」という問いかけがお気に入りです。
あんな銀行は、イヤだ.....。

アールグレーに、レモン。
何も入れないで、ストレートという選択は無いのかしら、、、。

投稿: satesate | 2006/06/08 00:36

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