2006/07/09

気づいた2人の男 クッキ〈14話〉

なんだか、かなりデリケートなゾーンに話が進んだ感じがしたお話でした。韓国にやってきたナカムラの態度、どう思われましたか?戦争中は憲兵として現地住民の監視や抑圧に当たっていたことは「当時はそれが任務だった」と片づける。クッキの父ヨンジェの殺害に関しても「植民地時代にやったことを法で裁くことはできない」として「久しぶりにようやく来られたんだから」と慶州(キョンジュ)観光に出かけたい、と言っている男。個人的にはものすごくいたたまれなくて、日本と韓国(朝鮮半島)との過去を知ろうとしないで「韓流」に踊る罪悪感みたいなのを感じてしまいましたです。

クッキ〈上〉クッキ〈上〉
チョン ソンヒ

日本放送出版協会 2006-04
売り上げランキング : 62666

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

バレないとたかをくくっているナカムラに対し焦りまくるチュテ。でもやっぱり解っちゃいましたよね。それも、ミングォンだけでなく、サンフンにも。ものすごいところで「来週へ続く!」となってしまったので次回が待ちきれない状態です。以下短めにネタバレ。

表舞台に登場することにしたサンフンとついに対面したチュテ、心配のあまりうっかり発言。お父さんの萬福さんから何か聞いていないか、と。そんなこと聞かれたら調べたいよねぇ、サンフンオッパーみたいに目はしが利く人はすぐに。

出てきた。「プンガン(豊江)商事」の権利書。そこにはソン・ジュテの名前の前にミン・ヨンジェの名がくっきりと。部下に「いつ戻ってくるかわからない親友から預かった大切な物はどうするか?」って問うていたけど、わかっちゃったんだよね、すべて。

一方、ナカムラの出現に大慌てのチュテ。案の定奥さんはデカイ声で「ケンペイタイチョウさん♪」なんて言っちゃってますが、積極的なのはむしろナカムラでチュテは困惑。シニョンと奥さんに、ミングォンとナカムラを会わせないよう厳命しますが……。

会っちゃった。そして開き直るナカムラ。「あの時の勇敢な闘士はあなたでしたか」。やっぱり、ヨンジェの件は別として、自分を殺そうとしていた人間に笑顔でああ言われて平静でいられるはずがないような気がします。

冒頭にも書いたけれど、こういう日本人の「過去は水に流して」という考え方が、やっぱり一部の韓国の人には今でも許せない姿勢と映ってしまうのかどうかが、とっても気になります。

クッキは「サンド機」についてモリヤの技術担当者に作り方を聞こうと思って張り切っていましたが「技術者」は機械担当ではなく製品担当でした。クッキーの味見をしたワタナベさんからの指摘。

1.大きい
2.ピーナツクリーム100%では採算性が薄い。ピーナツは40%にして残りは「香料」を使うべき

とのこと。お菓子の材料表示を見るとよく「香料」って書いてあるんだけど、無知でごめんなさい。香料って具体的にはなんですか?

みんながいろんな想いを抱えてチュテ家でのパーティーは終わったんだけど………。

シニョン、お酒の勢いを借りたのなら自分でミングォンさんに言うべし!クッキ、後でひとり思い出して苦笑いしてたけど、自分の気持ちはどうなんでしょうか。きっと、おじさん(=テファ)のため、テファ堂のため、仕事に打ち込むような気がしていますが……。

「チェ・ミングォンを甘く見るな」と先週からたびたび口にしているチュテの予言通り、ミングォンは香港経由で田中さんに連絡をとり、当時ヘジュ(海州)近辺で勤務していた憲兵隊員のリストを手に入れました。田中さんの執念もすっごいと思いましたが、その中にナカムラの名が。

いつもの「公私混同」(ね、satesateさん)で、出国者リストからホテルからありとあらゆるところを秘書に当たらせてナカムラを探すミングォン、そして何がなんでもナカムラを逃がし、自分から疑惑の目を逸らせたいチュテだけど……。

ラストシーンではミングォン、王手!に見えましたが、チュテは次回どんなひどい言い訳をして弥縫策とするのか今から楽しみw

クッキのクッキーサンドは、どうなっちゃうんでしょ?こっちはこっちで、納品された機械をそうやすやすとチュテとプンガン製菓が見せてくれるはずがないんだけど。

[レビュー一覧]
日本との国交 クッキ〈13話〉
サンド開発 クッキ〈12話〉
新テファ堂始動 クッキ〈11話〉
悲しさ2倍 クッキ〈10話〉
アジョッシー… クッキ〈9話〉
再会の裏で クッキ〈8話〉
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/06/30

日本との国交 クッキ〈13話〉

日本と韓国の国交が成立したのはWikipediaによれば日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約が結ばれたのは1965年でした。ジャッキーが戦時中の賠償金についてチラッと苦言を呈していましたが、この項目を読むと日本は1945年当時朝鮮半島を合法的に支配していて交戦状態にはないので、戦時賠償金は払えませんよ、というスタンスだったようですね。いやー、ホントね、深い。

グッキ ピーナッツサンドグッキ ピーナッツサンド。クリックすると楽天市場の韓国広場にジャンプします。

売ってんだw 次にソウルに行く機会があったら買ってきますよ。クラウン製菓さんね。

このお店のお菓子カテゴリを見てもらえると、ソウルのスーパーに行ったときほどの「をいをい」度はないですが、なんかデジャヴなお菓子がたくさん並んでいます。それくらい、あっちの日本のお菓子に似たお菓子ちゃんたちはすごいですから。

さて、気になっていたナカムラ、韓国来ちゃいましたよ!?クッキ、お人好しにもほどがありすぎるです。

ジャッキー宅でクッキと鉢合わせしたシニョン母子とクッキたち。シニョンが暢気なのに比べてお母さんは鋭く何か嗅ぎ付けてますね。クッキの揚げ足を取ることにかけては天下一品と申し上げてよかろう。鍵も取り上げちゃうし。

新しくつくるクッキーサンドについて、夢は1日10万個とどでかいクッキ。やっぱりツッコミ担当のユンジャと冷静なキソプさんがいて、テファ堂は安心かも。細々と菓子づくり、井戸掘り、研究などなどクッキたちの努力と労働の量たるや、ハンパではありません。

サンフンは天の声によって不起訴処分となってしまいました。叩けばほこりの出るオ陣営の勝利とも言えるけど、サンフンはわかってるけどジャッキーは不撓不屈の精神なので、まだまだ安泰とは言えないでしょう。

水脈まで掘り進んだものの、汲み上げがうまくいかないテファ堂を影から見守っているオッパー。モーターを秘かに修理してくれました。やっぱり本質はヘジュにいたときのオッパーとは変わっていないんだね、とちょっと安心する一方、じゃ、そのあり得ないほどのカネへのこだわりを早く教えていただきたい。っていうかクッキに対する釈明の機会を与えてあげて〜。

テファおじさんの日記を読みながら泣いてたクッキはただ感情的に泣いていたわけじゃなかったんですね。食用グリセリンの使用に関するプンガン製菓の特許について異議を申し立てていました。跡地に行ってよかったね。書類見落とすところだった…(汗)。やっぱり「チョウセントネリコ」をそう偶然防腐剤として発見できないってば。

しかし悪魔のように口はよく立つチュテ。お金を持ってクッキを懐柔しにやってきました。ユンジャくらいの疑り深さが相当だと思うのに、なぜか子ども時代「おばさんがつらくあたった時もおじさんは優しかった」と記憶が変換されているクッキはチュテの提案を受け入れて異議を取り下げてしまいます。

優しかった、って過酷な状況を思い切り放置していたと思うんですが(汗)。

そしてモリヤとの技術協定をもりもり進めるチュテは軽く自分も「ウエファーサンド」を開発してると牽制球を投げて新たなクッキへの懐柔策を提示します。下請けになれ、と。失敬な、とみてるコッチが怒ってしまいますよ。ま、明るく断られてたけどね。クッキをそばにおいておきたいのは、隙あらばクッキのアイデアをパクりたいんでしょう…浅い人だ。

日本と国交がないことがプンガン製菓のネックでしたが、モリヤの香港支社を経由して連絡を取り合い、また外務部にも根回しをし、技術協力だけならOKとの許可をもらったチュテ。その話を聞いたジャッキーも実は日本との早期国交回復を願ってました。

そう。ヨンジェ先生の鞄の底に入っていた弾丸が、日本陸軍将校に支給されていた銃のものだということを突き止めてた。流石だ〜。そして、ヨンジェたちのためにペニシリンを都合してくれた田中軍医を思い出してこれまた香港経由で田中さんを探すことにします。

生きてた〜。でも医師免許剥奪って……。利敵行為をしたこととか、そういうことだったんだろうか。田中さんは、やる気で「武装解除が終わった当時現地に残っていたのは治安を維持するための憲兵隊だった。個人を特定するのは難しいが…」とテレックスを送ってきて喜ぶジャッキー。

でもきちゃったから。ナカムラ。モリヤの専務って言ってなかった?あんなに帽子を深く被ってる時点で怪しいっての。あと、国交がないときに、日本から第三国経由でもなんでも入国してくるのだから、滞在ビザも特殊だろうし、身辺調べたりとかしないのかなぁ、などなどいろいろ考えてしまいました。まぁ、元憲兵隊員だったら自分の過去を白紙にすることなんか軽くできちゃいそうだけど(爆)。

で、ラストでお互い大ビックリの再会ですよ。来週、おばさんが「あーらナカムラさん!」とか大騒ぎしかけてチュテがあわてて止めてる様子が目に浮かびますなw それからジャッキーは気がつくかな…。

クッキはモリヤから何を学ぶんだろう、そっちも楽しみ。モリヤって明らかに「森永」がモデルっぽいけど考えたら主力商品ってマリーとかクッキーの間に何かはさんだお菓子多いよね(爆)

【追記】TBさせていただきました。
クッキ13話 予期せぬ訪問者 (まいぶろぐ その2
クッキ(第12回)  (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

[レビュー一覧]
サンド開発 クッキ〈12話〉
新テファ堂始動 クッキ〈11話〉
悲しさ2倍 クッキ〈10話〉
アジョッシー… クッキ〈9話〉
再会の裏で クッキ〈8話〉
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (8) | トラックバック (4)

2006/06/24

サンド開発 クッキ〈12話〉

チュテのおっさん、流石に今回は「いきなりパクリ」はしないようだけど、日本と手を組もう、というところがキナ臭い気がします。「モリヤ」って森永とかかぁ?とか思って心臓バクバク。公式サイトに「ナカムラ」が残っているのも気になってたんですが(汗)。

グッキ DVD-BOXグッキ DVD-BOX
キム・ヘス ソン・チャンミン チョン・ウンイン

レントラックジャパン 2005-08-19
売り上げランキング : 8032
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ジャッキーはクッキたちのテントの近所に引っ越してきました。額面通り「先生に申し訳が立たないから」なんていうのを信じているのはクッキだけのような気がしますがw

それにしてもだんだんツッコミポイントが増えてまいりました〜w 水脈探しはダウジングなんすねー。あれで本当にお水出るのでしょうか、っていうか3人で井戸掘ってパン焼いて新製品開発して、無理ぽ……。

韓国食品宮廷女官 チャングムの誓い 韓国唐辛子クッキー韓国食品宮廷女官 チャングムの誓い 韓国唐辛子クッキー
画像クリックで楽天市場のシン・インターナショナルに飛びます。
っつか、なんでチョコとかクッキーに唐辛子入れたいんだろうねw

クッキは日持ちのする菓子を売るため「クッキーサンド」を考えます。イメージ的にはオレオとか?中にピーナッツクリームをはさむ、と言います。お金ないとか言いながら気前よく試作品つくるなぁ、などとしょっぱい視線てついつい観てしまう私。

上手に焼き上がらない理由を思いがけないところから察知するクッキの機転は流石。ついにできたクッキーサンドをよせばいいのにチュテの家にもってくクッキ。

「この菓子の製作が軌道に乗れば韓国の製菓市場を制覇できる!」ってそんな大層なお菓子ですかね、チョコパイじゃないの〜?とか、つい思ってしまいますが、チュテの悪だくみは全開です。それに無邪気にヒントを与えてしまったシニョン、罪作り。

「政府には『親日』も多い」という発言がありましたが、現代においては「親日」ってあんまりイイ意味じゃなくて、むしろチュテみたいに植民地時代に日本に協力的だった人をさすって聞いたことがあるんだけど、あの時代に「親日」の人が政府中枢にいて、かつ国交がないって、よくわかりませーん!

確か、当時の大統領の李承晩って「李承晩ライン」とか引いちゃって、きな臭い「竹島問題」の原因をつくった人のはず。彼は「反日」だったはずなので、オットッケー?みたいな感じなんすけど(汗)。

一方、クッキさんちの近所に引っ越してきたジャッキー。サンフンを摘発し、金融市場の健全化を一気に図ろうとしています。政府内部にはサンフンからお金をもらってるオ大臣あり、内通者あり。政府の首席秘書官だからといってソウル地検の聴取に参加するのは、やり過ぎかも(笑)?

シニョンが「おじさま」を慕っているのを知り、一度は交際や結婚を反対するチュテだけど「敵を近くにおいてしまえ」的思想から話を進めることにした模様。さて、おじさまの反応やいかに。

ソウルに遊びに行ったことは何度かあるけど、あんまり「お菓子」って「これは!」って思うイメージのものにあったことないんですよね〜。クッキは何をつくって韓国一のお菓子屋さんになるんだか気になって仕方ありません。

【追記】TBさせていただきました。
クッキ 12話 新製品開発 (まいぶろぐ その2
クッキ(第12回)  (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2
[レビュー一覧]
新テファ堂始動 クッキ〈11話〉
悲しさ2倍 クッキ〈10話〉
アジョッシー… クッキ〈9話〉
再会の裏で クッキ〈8話〉
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (10) | トラックバック (4)

2006/06/16

新テファ堂始動 クッキ〈11話〉

きょうはシニョンをちょっと見直しました。劇場前でのパンぶちまけ事件で「性格が悪くなった」と言われたクッキにあんな告白するなんて。相変わらず強引ね、ってオマエモナーって感じでしたがw

クッキ〈下〉クッキ〈下〉
チョン ソンヒ

日本放送出版協会 2006-05
売り上げランキング : 33924

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ジャッキー(ミングォンさん)の優先順位はソッチなのかよ!と思いましたが意外な拾い物もあったみたいだし、早くいろんな悪事を明るみに出してほしいです!以下予定が詰まってるので短めに。

韓国では引っ越しの雨は厄払いになるんですね。初めて知りました。でも、ちょっと降り過ぎだけど。重いオーブンを外に放置して倒れたけど、ジャッキーは力持ちなんですかね、あっという間に収納しちゃたみたいに見えてしまっておもしろかったです。

クッキことキム・ヘスさんは髪の毛を後ろにまとめているよりおろしているほうがかわいく見えますね〜。ジャッキーに「○×をしてあげたかった」といろいろ言われて気丈に答えていたクッキだけれど、やっぱりジャッキーを見るとお父さんを思い出してしまうのですね。寝言を言ってしまうクッキが気の毒でした。

威勢のいいことを言って、自分を精一杯奮い立たせているんだよね。

しかしあの場所、どこなんでしょうか。あんなところに勝手に?テント張ってお店出したりしてまたグリセリンの特許のときみたいに騒ぎにならないといいんですが。

サンフンはビルを建てたら1階にテファ堂を入れてやる、と精一杯の妥協をしますがクッキ許さず。まぁ、普通に考えたら許せないよね、いくらオッパーでも。

ジャッキーとサンフンもつながり、そして市場に流れてるドルにサンフンが絡んでるニオイもつかんでるみたいなジャッキー。

でも、チュテのところも秘書も、ジャッキーの秘書も、そしてサンフンの右腕君もみんな勝手にどんどんいろんなことを命じる人で、秘書はツライね〜、って思いました。それぞれがそれぞれに強烈に優秀みたいですが。

ワインやビールで祝うプンガン製菓第2工場の華やかな落成式に対し、マッコリをまいて祝う新テファ堂の落成式。ジャッキー、テファ堂に行けよ!って思ったけれど、サンフンの部下が現れたので、きっと今後ぐいぐい彼とチュテを追いつめていけるきっかけになると期待したいです。サンフンにはなんとかスクルージが真人間になったみたいになってほしいが、チュテには天誅をお願いしますよ。

後からテファ堂に行ったジャッキーとシニョン。前回、ジャッキーの前でいいとこ見せたいんじゃないかという説もあったシニョンだけど、やっぱりこの人、お嬢さんらしく超無邪気なんだなと思いました。女学校のときにクッキをみかけたのに声をかけなかったことをちゃんと謝ったのは、偉い。

そしてクッキもエライ。シニョン母の扱いは本当に酷いと思ったのに、自分の娘でもない人間を育てるのはたいへんだったろう、むしろ感謝してると言えるのは、確かにジャッキーより大人かもね。

そんなクッキ(とジャッキー)が怖くてしかたないチュテ。クッキに工場長の座をオファーし、グリセリンのこともぶちゃけます。もちろんチュテ側に都合よく。でもクッキはきっぱりお誘いを断りました。いいぞいいぞ〜。

しかしおっさん、次に何を仕掛けてくるかと思うと素直なクッキが心配でたまりません。

【追記】TBさせていただきました。
クッキ 11話 (まいぶろぐ その2
クッキ(第11回)  (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

[レビュー一覧]
悲しさ2倍 クッキ〈10話〉
アジョッシー… クッキ〈9話〉
再会の裏で クッキ〈8話〉
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (10) | トラックバック (5)

2006/06/09

悲しさ2倍 クッキ〈10話〉

孤独だったクッキを庇護してくれたテファおじさんを喪い、テファおじさんが大切にしてきた店を幼なじみのサンフンに奪われてもう踏んだり蹴ったりのクッキにジャッキーことミングォンが対面する日がついにやってきました。

グッキ DVD-BOXグッキ DVD-BOX
キム・ヘス ソン・チャンミン チョン・ウンイン

レントラックジャパン 2005-08-19
売り上げランキング : 3712
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今回はシニョンがクッキを「親友」と連呼するのがとっても気になってしまいましたw これも悪気がないから仕方ないんでしょうけど。

おじさんの遺灰を撒くクッキを見つめるサンフン。「丘で会わなければ良かった。あなたは変わってしまった」と訴えるクッキ。おじさんは優しかった。情があった、と語りかけるクッキに激高するサンフン。お約束の「お前に何がわかる」。

これもまた「ユギオ」の傷なのだろうと思いますが、クッキはテファ堂を「いずれ返してもらうからそれまで預かって」と言っています。ふたりの間に和解の日は来るのか、そしてサンフンと父の悲しいいきさつが解る日もくるんでしょうか。

テファ堂で過ごす最後の夜にクッキが開いたおじさんからのノートはやはりレシピブックでした。「クッキへ」と書き足したペンの跡もまだ新しく、中は日本語まじりのハングルでパンやお菓子の製法が書いてあるみたいです。

そこにジャッキー登場。シニョンに招待されたコンサートに行こうと思いながら新たに「ミン・グッキ」の戸籍登録があったと聞いてやはり捨て置けなかった。ようやくの対面です。

でもクッキにしたら本当に2倍悲しい夜になってしまい、切な過ぎました。お父さんがどこかで生きていると思っていたからこそ今の苦境も何とか我慢できるはずなのに……。

そこに呼ばれてもないのに飛び出してジャジャーン、なシニョン。ステージを放り出してミングォンを迎えに来てクッキとの再会となります。

なんか1回のエピソードではおなかいっぱいすぎます…………。でもエレーナ(=シニョン)の歌はなんだかほのぼのしますね。字幕つきの韓国語版で本当によかった。

感動のステージも終わってシニョン一家との対面となりますが、みんなは知ってるよね、そこで本当に心から久方ぶりの再会を喜んでいるのはお手伝いのおばさんだけだっていうことをw チュテ的にはいつ自分の悪事がバレるのか、ジャッキーはどこまで自分のこと、クッキ父ヨンジェの財産ネコババも含めて---を知っているのか気が気じゃないでしょう。

父の墓にももうでても泣けないクッキ。「ダムが放水しないと決壊してしまうのと一緒です。泣かないと心が壊れてしまう」と言ってくれるミングォンですけど泣けないクッキ。ようやくミングォンの家で「お父さんがつくったと思って食べなさい」と食事を勧められて"決壊"します。

クッキとシニョンでジャッキー取り合いとか、やめてほしいな、と早くも思ってしまいましたが、さてどうなる。

テファ堂との別れの日。キソプもユンジャも、やっぱり戦争孤児でした。退職金と就職口を準備していたクッキにキソプが「お姉さん」と呼びかけます。こんな時だから一緒にいよう、と。もうどうしようもなくなったら出て行くけど、今は3人で乗り切ろうと。ストレートに「厄介払いするのね」と言うユンジャに対してとっても冷静。クッキも嬉しかったと思います。

とはいえ、住む家もなく、パン焼きの道具などは持ち出したものの、クッキたちはあのリヤカーを引いてどこにゆくというのでしょう。

取り壊しを見届けにきたサンフンがテファ堂に見つけたのは、「丘」で会った日にサンフンがプレゼントした双眼鏡でした。がらーんとした部屋の壁にかかる双眼鏡に、クッキの強い決意を感じたような気がします。

ゼロからの再出発、悪党チュテは何かまた次の手を打ってくるのか、そっちが心配で仕方ありません。

【追記】TBさせていただきました。
クッキ 10話 (まいぶろぐ その2
クッキ(第10回)  (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

[レビュー一覧]
アジョッシー… クッキ〈9話〉
再会の裏で クッキ〈8話〉
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (8) | トラックバック (4)

2006/06/02

アジョッシー… クッキ〈9話〉

今回もなんだかむちゃむちゃ切ないエピソードでした……ラスト5分は真剣に泣いちゃいました。クッキ、また「振り出しに戻る」ですよ!?

クッキクッキ
NHK出版

日本放送出版協会 2006-05
売り上げランキング : 4041

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

大きな目から涙をこぼすクッキに指摘されるまでもなく、いったいあの優しかったサンフンオッパーがシャイロックと化しているのは、なぜ?

グリセリンの特許をチュテのプンガン(豊江)製菓にまんまとしてやられてしまい、大量に殺到した注文でどっさり焼いたパンの在庫とともに取り残されてしまったテファ堂の3人。前半はちょっと別件にやや気を取られながらの視聴だったのですが、パンを「施設の子どもたちにプレゼント」したんですよね?キソプもユンジャも、孤児だったのをテファおじさんが引き取ったのかな……。

ジャッキーもさすが若手の政府高官で、提出された書類だけでドル借款の貸付先を決めるのは危ない、とプンガン製菓に自ら抜き打ち検査にいきます。バレろ〜〜〜〜!!という我々の叫びも空しく(苦笑)かえって信用させちゃってるよ。抜け目なさすぎる。

その直前は「今週いっぱいに融資してもらえなかったらすべて失うんだ。若造のくせに融通が利かない」とか激怒してたくせに、今週も越後屋ぶり全開のチュテおじさん。

お父さんがそんなえげつないことをしているとも知らない天真爛漫なシニョンは「おじさま」ジャッキーにコンサートのチケットを手渡しにやってきます。ジャッキー、激務の合間にちゃんとクッキの戸籍のことは調べ続けていたのですよね。

もうそろそろ見つかってもいいのになぁ、と思っていたら、体内に残っていた砲弾の破片?の摘出手術を受けたテファおじさんから戸籍の話が出てきました。そういうことだったのか。そりゃ見つからないわね。

サンフンは大きなビルをクッキたちのテファ堂のあるところに建てようと計画しています。お父さんの「萬」とヘジュ(海州)から1文字ずつとった「萬海」という会社を、国の銀行などの建ち並ぶ場所に!!という野望なのね。ジャッキーを騙して借りてきたチュテのUSドルを買い取り、値段が適当になったら売ろう!なんていっぱしの相場師的発言、今、捕まるかどうか猛烈に時の人となっているコノ人の姿をちょっと思い浮かべたりして。

地図をみているオッパーの「小公路」という字に見覚えがあったのでソウルの地図を調べてみました。

ちょっと脱線するけど、このあたりにあるお粥屋さんに行ったことがあるから覚えてたんですけどね。日本人プライスでピッサだったんですけど。

場所は、ウエスティン・チョスンの南あたりの一角のようです。地図の通りの感じもね。確かに現在の地図ではさらに南に韓国銀行と韓国商業銀行があり、そこの南側が南大門市場になります。クッキが寒天とかを買い出しに行っていたのは南大門市場だったのかな。それからソウル駅だったらちょっと頑張れば歩いて行けちゃう距離だね……。

と、ちょっと現代のソウルを彷徨ってみましたw

手術代を貸してくれた親友のソウル紹介のファン社長を脅してクッキの書いた借用証は取り上げられ、ついにお店の権利が奪われてしまいます。話を聞いたテファおじさんは病状が悪化してしまい……。

サンフンオッパーの血ももらっていたのに。「通り過ぎる風が冷たいときもあるだろう……キム社長を恨んではいけないよ」と優しすぎることばを残して亡くなってしまいました。

どうしていつもイイ人はさっさと死んでしまうのでしょうか。お店も失い、残されたのは「これがクッキの味だ、という韓国でいちばんの菓子をつくれ」というテファおじさんのキビシクも暖かい言葉と古ぼけたノート1冊だけ。

さすがに罪悪感にかられたサンフンは菓子工場をやる、と言ってきますが一歩も引かないクッキでした。でもユンジャもキソプもいるのに、どうするの?

【追記】tbさせていただきました。
クッキ 9話 テファ堂の危機 (まいぶろぐ その2

[レビュー一覧]
再会の裏で クッキ〈8話〉
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (10) | トラックバック (4)

2006/05/26

iTMSで冬ソナ「あの曲」

久しぶりにiTMSに遊びに行きました。音楽を聴きたい、探しに行こうと思うのは実は久しぶりなので気持ちが上向きになっているのかも…。で、2曲ばかりポチっとしてしまいました。

(1)夢を超えて(Instrumental)--「秋の童話」OSTよりVarious Artists - 秋の童話 (オリジナル・サウンドトラック) [韓国ドラマ] {Disk 2} - 夢を超えて (Instrumental)

あまりにも今さら過ぎる感じなのですが、ペ・ヨンジュンが「ヨンサマ」、またの名を韓国の氷川きよしになる前、BSで地味に「冬のソナタ」を放送していたころ、予告編やユジンがチュンサンを思い出してぼー、みたいな切ない時に使われていたこの音楽がものすごくツボでした。なのでソウルに出かけた時に鼻息荒くOSTをKYOBO BOOKSで買ったのに、入ってなかったんすよ……。「秋の童話」の曲だなんて知らなかったんだもん。帰ってきて聴いて半泣きw

その後ほぼ新品だったOSTはヨンサマ好きなお友だちのお母様に無事もらわれていったのですが、この曲iTMSでDLできると思ってなかったので、今さらながらうれしい。4年前のワールドカップとかを思い出してしまいます。

(2)人魚(安室奈美恵)安室奈美恵 - CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK / 人魚 - Single - 人魚

これまた10年ちょっと前のNOKKOの曲。確か、フジテレビで内田有紀の主演でリメイクされた「時をかける少女」のタイトルだったはず…。CD、大切にしていたはずなんだけど、転勤も多かったのでなくなっていました。オリジナルのNOKKOバージョンの方が好きなんだけど、これも元の独特のアレンジを生かしていて、悪くないです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

再会の裏で クッキ〈8話〉

ユギオ(6.25=朝鮮戦争のこと)については突然1958年にワープした前回はテファおじさんが受けた傷という形でのみ触れられた格好でしたが、これからも折に触れて出てくるのでしょうね……。ロケした場所は違うのだと思いますがクッキが北朝鮮になってしまったヘジュ(海州)はどこ、と眺めていたのはやっぱりイムジンガンなんでしょうか。

クッキ (下)クッキ (下)
チョン ソンヒ 田淵 高志

日本放送出版協会 2006-05
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
→20話ちょいのドラマなんだから何も上下巻にしなくてもイイような気もしますがw 下巻も出たようで。

クッキにはうれしい再会がありましたが、その裏でまたまた汚いことをしているチュテ社長。次回どえらいピンチになりそうじゃないですか?

日本による植民地支配から解放されたとはいえその後の朝鮮戦争で肉体的にだけでなく、精神的にも深い傷を負った人が多かったのだろうなと考えさせられました。クッキのお店の店員の女の子のユンジャやキソプにもきっと何か痛ましい過去があるのではないか、なんて気がしています。

相変わらず暢気で空気読めないのはシニョンだけか、と。クッキに食ってかかられ、いったんはクッキの怒りを認めてパンを拾ったのかと思いきやお金を払い、「コレ、私のよね♪」と言って全量、道にぶちまける女。親の顔が見たい、っつーか、まったくぅ。

クッキもシニョンもどうもお互いを思い出してはいるようなのに、なぜひとこと「クッキなの?」「シニョンなの?」と聞かないんでしょう……。また「ドラマだからですよ」とか揚げ足とられそうだけどw

手術のお金十万チョン(?でしたっけ)を無事借りることができたクッキ。おじさんの手術は無事することができるのか、ちょっと心配になってきます。

流行歌手のエレーナがパンの美味しさを認めれば劇場に再度パンを置いてもらう機会が生まれるかもしれない、とユンジャをおつかいに出したクッキだけど、それが裏目に出てしまい、悔しい。

だいたいね、シニョンにデブとか言われたくないかもw でもきっとがんばってあのほそ〜いスタイルを手に入れたから、そんな風にいいたいし、ぽっちゃりしていた過去も封印したいのかも。

チュテ社長はなんだか自転車操業している様子ですね。パンが売れないと言ってくる秘書に向かって「防腐剤をもっと入れろ!」と心ない指示を出していたくせに、テファ堂の食用グリセリン使用パンにヒントを得て「食の安全性」とか言い出しやがったよ……。

ジャッキーもまだ甘いね。チュテの付け焼き刃のはったりを信じてしまい、借款の融資を受ける企業に選んじゃったわけだから。

ヒドイのはグリセリン使用の技を盗んだだけでなく「プンガン製菓が初めてグリセリンを使いました」と嘘をついた上、特許申請をしてしまって、特許料を払っていないクッキたちを潰しにかかったことでしょう。クッキだと知らずにというところがまた微妙なんですが。

サンフンオッパーは悪夢にうなされながらお父さんそっくりの守銭奴の道を邁進している様子。行動を共にしている目つきの鋭い男はプンガン製菓にもお金を取り立てに行ってますし。ちょろっと出た市中金利の銀行と街金の金利差の是正の話で、いずれサンフンオッパーもピンチになっちゃうのかな。

朝は冷え込むようになってきた早朝、クッキは休戦ラインを目指していました……。菊が咲き始める初秋に生まれたクッキ。お父さんはまだ生きていると信じて北へ向かって想いを馳せています。そこでサンフンオッパーと再会したんだけど……。

情け容赦なくお金を取り立てているし、明らかに地上げもやってそうなサンフンオッパーだけど、機械少年だったころの面影はちょっとだけ残っていましたね。双眼鏡のプレゼントは、なんだか少し心が温まりました。悪夢のもとはきっとお父さんを失った経過にあるような気がしています。

サンフンとクッキが敵対するようなことには、なってほしくないなぁ。

グリセリンを使ったパンが評判をとって注文が殺到したのもつかの間、特許局の人たちが「告発がありました」とお店にやってきました。

テファ堂ピンチ。

【追記】TBさせていただきました。
クッキ8話 (まいぶろぐ その2

[レビュー一覧]
ユギオ? クッキ〈7話〉
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (10) | トラックバック (4)

2006/05/19

Happy Days 1%の奇跡〈24話-最終話〉

ドラマを観始めたときも思ったんだけど、考えてみたら当たりまえのことなのに、こういう普通のドタバタあり、切なさあり、でもハッピーな家族の物語って本当に日本では見られなくなっちゃったのが不思議でもあり残念です。こういう路線の狙い目としては朝ドラだと思うんだけど、朝ドラもなんだかあんまりピンとくるものを最近観た記憶がないし。

1%の奇跡 DVDBOX 21%の奇跡 DVDBOX 2
カン・ドンウォン キム・ジョンファ イ・ビョンウク

ハピネット・ピクチャーズ 2005-12-02
売り上げランキング : 548
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

WOWOWの「1%の奇跡」公式サイト

笑っちゃうくらいのハッピーエンドでしたけど、半年分を1カ月?で楽しみました。こういう韓ドラならまた観たいなぁ。

第24話 Dreams Come True! 愛はただあなただけ

テハにしろチェインにしろ舞い上がり過ぎてておもしろすぎますw 今日は「食いまくりタダ」vs「食べ物の話を聴くのも嫌ヒョンジン」でしたな〜。

出てきた食べ物の名前はだいたいわかったんですけどタダが夜中に突如食べたいと言い出したチョルミョンだけなんのこっちゃわからず調べてしまいました。酸っぱいみたいなので妊婦さん向けかも?でも、実際に食べてるのが映った料理はトッポッキだったと思う。

あープンオパン(鯛焼き→韓国ではフナ焼き)食べたいかも。小さくてあんが甘過ぎなくて。でもこの話しだすと絶対にホットックも食べたくなるんでヤッバイよ。

献身的にヒョンジンの世話を焼くスヨンさんですけど、さすが財閥のお嬢w お料理ができずついにギブしてタダ母のところに助けを求めにいきました。マンドゥを食べたいというヒョンジンのリクエストに使い物にならないのがおかしい。

「料理学校に行こうかしら」って…w タダの家に言ってお料理にケチをつけまくっていたのは、自分ができなかったからなんだね(泣)。うー、小学生レベルだが許そうw

さて、残るはヒョンジュンとチェヨンだけど、こっちはヒョンジュン父が壁になりそう。確かに難しいと思うけど、チェヨンの作戦が成功してすっかりヒョンジュンはチェヨンの方を向いてしまったから、どうなるんだろう。

ヒョンジュンを限界に追いつめるテーマパークでデート作戦、長々やりましたね。私としてはソヒョンオッパーとヒジンさんのほうが気になって気になって。

第25話 あなたのためのお祝い メリークリスマス!

料理学校て………タダ母のところかよ!!とお約束のツッコミを入れつつ。不思議なプライドの持ち主だね。ヒョンジンを大切にしたいという気持ちがすべてに勝ったというか。このドラマでいちばん奇跡が起きてるのは実はこのスヨンさんなんではないだろうか、ボスが指摘するまでもなく。

クリスマスを祝ったことがないというヒジンにぐっときているソヒョンオッパーですけど、社会に何か還元しないと、という決意はどうも強いみたい。

タダのおうちのみんなは、末っ子のチュニョンはまだよくわからないけどどうしてこんなに真面目なんでしょう。

わかめスープの作り方を朝っぱらからお母さんに電話して聞いてるタダ。「嫁がきたら誕生日にワカメスープが飲めたわ」というお母さんの台詞に泣きそうでした。まずいスープだったみたいだけどw わかめスープはこの前「クッキ」のとき、ぬるぬるするから入試の時は縁起が悪いものとされてましたけど、お誕生日はなんだろう。なが〜くワカメが伸びるから長生きとか、そういうゲンかつぎかなぁ。

加えて「初めて過ごすクリスマスだから」っていうタダの気遣い、優しいね。でもこういうところを見ていても、ものすごい速さで人生が展開したことがわかりますw

チェヨンとヒョンジュンの関係はやはりヒョンジュン父のキム秘書が反対。何をやっても「財閥の後ろ盾があるから」と見られるのは辛いこと、というのは確かに正しい指摘では、ある。キム秘書にチェイン母が想いを寄せてる説(逆か?)はチェヨンの考え過ぎなの?

信じられないような組み合わせでみんなが仲良くわいわい喋っているタダの家のクリスマスのリビングルーム。これもまた奇跡ですねぇ…。

最終話 美しい人々の特別な可能性 1%の奇跡

まさに、大団円でした。満腹。ソマリアに行くというソヒョンオッパーの決意を聞く男たち。ボスとタダの出会いが電車の中でなかったら出会わなかった人たちがこうやってアツく語っている…。

そういう意味では息子の下した結論にどうしていいか戸惑って語り合うキム秘書とタダパパもそうだよね。人のつながりって本当に不思議。

ソヒョンオッパーはヒジンに待っていてもらうことになったのだね。

最終回らしく甘い終わり方だったけど、家族も悪くない、って最後のあいさつでチェヨン役の女優さんが言ってたその通りだったと思いました…。登場人物がみんなギリギリの選択があるんだけど、あきらめないで自分が思った通りに頑張るっていうのもよかったのかも。


日本と韓国の「壊れ方」の度合いの差なのかな、なんて少し寂しくなってしまったけど、ホカホカできるドラマが観られてよかったよー、心底。

会長の「身近にいる人に特別に接することから始まる」っていうことば、けっこう重たかったです。ちょっと考えました。

ラスト、出演者のみんなのあいさつが短く挿入されてるのをおもしろく拝見。チボク、あのキャラは素だったのか。

[これまでのレビュー]
幸せを掴め 1%の奇跡〈21-23話〉
怒濤の攻め 1%の奇跡〈16-20話〉
新ライバル 1%の奇跡〈11-15話〉
大魔王の恋 1%の奇跡〈6-10話〉
滑り出し好調 1%の奇跡〈1-5話〉

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/05/18

ユギオ? クッキ〈7話〉

今回は13年後の皆がどうなったか、という「顔見世興行」みたいな回でしたw 今や「エレーナ」という人気歌手になってしまったシニョンの大口たたきは相変わらずだけど、よっぽど興行社の社長に言われたことが腹立ったんだね。ものすごい細いぞwww クッキがたくましい感じに育ったのとまるで逆。

クッキ〈上〉クッキ〈上〉
チョン ソンヒ

日本放送出版協会 2006-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

公式サイトの「クッキまめ知識:空白の13年間」で紹介されていましたが今回は「ユギオ」(=朝鮮動乱)という言葉がキーワードでした。ジャッキーも一応サボっていたわけではなかったのでしょうけれど、たった1人の人間を名前だけから混乱を極めた朝鮮半島の中で探す困難は相当のものだったということかな。

それにしてもシニョンがちゃっかり「私がクッキです」と言い出すんじゃないかとヒヤヒヤしましたw あの父親の娘ならやりかねん!以下ネタバレ。

テファおじさんが倒れた!ということで自転車を病院に走らせるクッキ。向かった先はヨイドと聞こえました。汝矣島(ソウルナビ)。国会議事堂のある場所、というイメージです。テファダン(テファ堂?)は、後から地上げ屋?になってるサンフンオッパーの会話でチョンノ(鐘路)とナントカの間、って言ってたから、かなり遠い気がする。チャリ走らせても韓江の反対側だしパンが焼き上がる時間には間に合わないんじゃ…。

聞き間違いかもねw

テファおじさんは心臓を病んでいるほかに、体内に爆弾の破片が残っているといいます。ユギオで疎開していたとき、クッキをかばって怪我をしたので心を痛めるクッキ。でもおじさんは相変わらず神様のように優しいよ…また泣いちゃう〜。

爆弾の破片を取り出す手術をまずしてから、心臓を手術しましょうと言われるクッキだけど、お店に帰ったクッキを待っていたのは大量の返品の山でした。

店の規模に比べて店員多くないか?とちょっと心配してしまった……。店員さんたちがこれから個性を発揮していくのかどうか楽しみではあるけど。「よそもみんなやってるし、防腐剤入れましょうよ」との提案を一蹴するクッキの姿に、苛性ソーダを入れて寒天を煮ておじさんに叱られるちびクッキの姿が重なったよ〜。

返品は多いのに次の商品をつくらねばならず、とうとう「非常金」に手をつけることにし、粉と砂糖を購入。この粉屋さんはテファおじさんにパンをつくれと助言したあの粉屋さんかな。クッキとテファのことを好きみたいだから、病院の治療費のことも快く引き受けてくれたみたいだけど……。

返品で負けていられない、とクッキは英語の資料にあたり、グリセリンを防腐剤として使用することを思いつきます。テファおじさんからアドバイスをもらっていたみたいだったから、許可も得た!!

ウェブで食用のグリセリンの現在の扱いについて少し調べましたが、最近は防腐剤としてより乳化剤として使われていることが多いようです。グリセリンを製造している企業サイトの情報がどちらかといえば多かったのでリンクは貼りませんが、いくつかの市民団体などのサイトでも「食べてはいけない系」には入ってなかったみたい。

でも、保存料を塗ったらおいしくなるっていうのもよくわからないねwwww

シニョンは「エレーナ」と名乗ってブイブイ言わせている様子。歌は吹き替えではなく役者さん本人の声みたいで「デスパレートな妻たち」で萬田久子のひっどい声を聴かされたのがトラウマだったんでほっとしたよー。

うちに帰るとシニョン溺愛のダメ母と、優しいお手伝いのおばさんは変わらず、時が止まったみたいです。

でも父のチュテは相変わらず悪どい感じそう。「濡れ手に粟だな」とか言ってますよ。譲り受けた会社で「豊江製菓」としてパンをつくり、政府高官に出世したジャッキーがアメリカで勝ち取ってきたウォン借款の一部をもらおうとしてます。

さすがにジャッキーの姿をみて一度は青ざめますが、直接会って追及されなかったことをいいことに、クッキの父ヨンジェの墓参をして泣いてみせたりして……。クッキの消息を慌てて探していますが、これはジャッキーに取り入るためなのか?

「父親と巡り会って北に行ったと思っていた」っていう台詞がものすごく気になるぞ〜。

ジャッキーとチュテの出会いをつくったのはシニョン。子ども時代に溺れて以来再びピンチを救ってもらい、もう間違いなく目がハートマークですよ。ここで自分がクッキだと言わなかっただけ、よかったとしようw

おばさんとふたり子ども時代を思い出しながら「私は会ったら絶対わかるわ」とか言ってたくせに、劇場前でクッキのパンひっくり返してまったく気づかず。最悪な感じの再会だよー。

このミョンソン劇場、「風と共に去りぬ」の看板が出てましたね〜w

最悪な再会になりそうといえばサンフンオッパーも再登場。看板は「質屋」ですが「街金」ですね、この感じは。最初テファ堂の写真を撮りにきた若い衆はチュテが放った刺客wだと思っていたので意外でした。立ち退く立ち退かないの話になりそうで、こっちも雲行きが怪しいね。ちゃんとクッキの味方になってくれるだろうか。

【追記】TBさせていただきました。
クッキ7話 (まいぶろぐ その2

[レビュー一覧]
最悪の裏切り クッキ〈6話〉
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2006/05/15

幸せを掴め 1%の奇跡〈21-23話〉

あんまり展開が速過ぎて観てるこっちがいっぱいいっぱいですよ。特にタダのご両親の心労はどんなもんだか察してしまいましたw

(OST)1%の或ること(1%の奇跡)(MBCドラマ)(送料無料)★画像をクリックすると韓国音楽専門ソウルライフレコードの商品ページにジャンプします。オーダーしてから1週間ほどかかりますが安いです。
しみじみするときにかかる「秋のワルツ」が好き。

WOWOWの「1%の奇跡」公式サイト

怒濤の結婚式ラッシュ。余裕ぶちかましているのはボスだけだけど、結果としてタヒョンは福の神であったことはどうやら間違いがなく。現代版の「わらしべ長者」だね。以下ネタバレ。

第21話 クモの巣にかかった男、ワナにはまった女、そしてヒョンジンまで!

すったもんだの新婚旅行も終わりソウルに戻ってきたふたり。勢いで結婚するといけないわ、とタダママが心配してましたがご飯炊くのにも自信がないタダ、だいじょうぶか?そこはチェインオンマが懐の深さを見せてくれていますね〜。後半、チェインを困らせる?ためにタダと一緒に寝るお母さんにしんみりしてしまいました。なかなか嫁にこういうことできるお義母さんっていないと思う。

ま、タダもたいへんだよね。5時半に起きていたよね。インチョンまでソウルから電車でも1時間はかかっちゃうのだから肉体的にもしんどいでしょう……。でも不思議w ヒョンジンはさくさく家事こなせてるのに。結局遠慮したヒョンジンはお母さんのお手伝いをするよい子でもあったということなんだろうけど、タダったらw

タダ兄のソヒョンさんたら、この人もクールに見えて意外とやることが大胆すぎ。医療費を払えず「捨てられてた」女の子を家につれて帰ってきてしまう。どうも医療費も払ったらしい。案の定後からお姉さんが乗り込んできて殴られたりして、さすがに温厚なお母さんもマジ切れしていましたが、身の上話を聞いてしんみり、当分家で一緒に暮らすことになりました。どこまでお人好しなんだろうかこの一家は。

テハはデパートに辞表を出してしまいました。これもまぁ甲斐性なしのユンス、じゃないテハ父が過干渉な母親にブレーキをかけられないからなんだけど……。その後の台詞が奮っていたw 「僕は無職です。医者は高給取りだから養ってください」。

妻にするなら自分よりレベルの低い女ってだいたい決めてる日本の男には間違っても吐けない台詞だな〜。最近は少し変わってきているかもしれないけど。

あと、タダ。ちょっとあったけどしっかりチェヨンのハートもゲットしちゃったね。チェヨンはヒョンジュンに敢えてクールに接することにしたみたい。本気なのだね。でもココも使用人と財閥のお嬢さんという関係だから一筋縄ではいかないだろうな〜。

チェインの家にタダ一家がご挨拶にやってきました。またまたここでタダ母とテハ母の頂上対決。お互い一歩も譲らず。タダ母頑張れ!!

ただ、チェイン母がタダに説明していた通り、兄を愛していた妹が、「身分違いの結婚」で苦労して死んでいった兄のことを思うあまり神経質になっていることはわからなくもないので、今後どういう形で折れるのかが見物であります。

第22話 負けてたまるか 空の星をつかみたい時!

やっと気がついた。ソヒョンオッパーがつれてきたユジン、どこかで見た顔と思ったら伝説のギャフンなドラマ「チェオクの剣」のチェヒじゃないか〜。あのドラマでは泣いてばっかりいたからわからんかったよ…。

今回も怒濤の展開でしたが、テハ母の孤独、そして案外人の話に聞く耳も持っている人であり、暖かさもある人だということが解ってほっとしました。だけどおうちのインテリアの趣味は成金ね……。あのソファーには吹きました。

予想通りヒョンジン、できちゃったのね……。ソヒョンオッパーは今回もグーで殴る担当w

まず、チェインたちの家にやってきてユッケジャンの作り方が解らないと言うタダに呆れますが、チェイン母の「楽しく生きる方法」を聞いて考えるところがあった模様。チェイン母は苦労しているだけにいろんなところを達観していますな〜。チェヨンはお料理もできるみたいだし、意外とタダ母よりも母親としてはしっかりしているかもしれない。

そして、テハがヒョンジン妊娠の事実を告げて結婚を許してほしいと頼んだとき、普段は気弱な夫からも厳しく言われてようやく許したところ。もっとこういうぶっちゃけたトークを昔からやっていればこの一家ももうちょっと前から幸せになれたような気もしますが…。

何より驚いたのは、テハが「妊娠の事実をタダ両親に知られたくない」と言ったことを、あれだけタダ母に厳しく攻撃されながら最後まで我慢して言わなかったのが偉いよ〜。

ま、とどめはヒョンジンの的確な「問診」だった、と。テハ母の過干渉で激しい気性は孤独の裏返しであったということ。結婚を許すヒョンジンへの言葉として「医者が嫁の家は珍しいからそれがうれしい」「勉強は絶対にあきらめちゃダメ」という言葉にじんわりしてしまいました。

それから「私のせいですと安易に言ってはいけない。2人で合意したことには双方に責任がある」って、とってもマスキュリンながらいい言葉だよ。あのキツイ性格は簡単には治らないとは思うけど、孫の顔を見たら豹変したりしてね。

今回はほとんど出番がなかったチェインとタダだけど、チェインの負けず嫌いも様子がおかしすぎる。タダ父攻略法をとくとくと話していたくせに、テハのほうが先に子どもを作った、自分はなんでもテハに負けたことはないから困る!!って、子づくりは勝ち負けじゃないってwww

チェヨンのヒョンジュン翻弄作戦は着々と進んでいます。そりゃソヒョンオッパーならかっこいいし医者だし、弁護士にはまったく負けていないので無問題だが…。まさかタダの家とチェインの家で3組カップル成立はあり得ないとして、オッパーはどうしたいんだ?

いやー、お許しでたね。よかったよぅ。

第23話 ちょっと鈍い女とせっかち男の新たなるスタート!

あらゆる意味でハイペース過ぎて疲れてきたw 帯で見るんじゃなくて26回だから半年かけて見るドラマだね〜、とつくづく思った。半年間に起こることにしてもあまりに盛りだくさんすぎるけどさ。

テハ母ことスヨンさんの変貌がすごいぞ。ようやくお許しも出て「今回も衣装を持ってきたんですか」っていうのが可笑しいけど、テハにスヨンさんにテハ父と入れ替わり立ち替わりデパートのゴールドカードを持ってきたのがもう笑って笑って仕方ありませんでした。みんな不器用だなぁ。

ヒョンジンが来たことでこの3人ももっと自然になっていくといいと思います。ダメ男だと思っていたテハ父もちゃんと「あの環境であんな風に育つのはなかなかたいへんなこと」って意外とポイントついてるし。鬼婆として完璧だった真っ赤なルージュも2トーンくらい控えめになったしね。

そしてタダもおめでただ〜。いや、もうねマジで疲れるw

結婚式がまた「来週」ってなってあわてまくるタダ両親に爆笑です。チェインとテハとしては最後まで両親に妊娠のことは黙っていたかったのに、ヒョンジンの身体をテハが心配し過ぎてバレちゃうし。ま、めでたしめでたし。

今回イマイチおめでたくなかったのは大学入試の結果が思うようにいかなかった弟のチュニョンだけど、お父さんとソヒョンオッパーが「男の飲み会」をやって慰めてあげるのはベタな展開だけど、いいねぇ。

と、かなりくたびれたので23話のレビューは短めで。残る波乱はチェヨンとヒョンジュン、あとソヒョンオッパーが心配だわっ。ユジンのお姉さんと何かありそうなの、これは?

[これまでのレビュー]
怒濤の攻め 1%の奇跡〈16-20話〉
新ライバル 1%の奇跡〈11-15話〉
大魔王の恋 1%の奇跡〈6-10話〉
滑り出し好調 1%の奇跡〈1-5話〉

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/11

最悪の裏切り クッキ〈6話〉

テファおじさんの懐の深さにじーんとしまくった1時間でした。こういうのも運命の出会いといっていいんでしょうね。こんな素敵な人もいればチュテのようなサイテーな人もいる、と。で、また出た「俺は悪くない」。あなた、チェ尚宮ですか(苦笑)?

グッキ DVD-BOXグッキ DVD-BOX
イ・スンリョル

レントラックジャパン 2005-08-19
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ストーリー進行的にはラスト、13年飛んでキム・ヘスの「大クッキ」が登場しました。ちびクッキと違ってなんかボンキュボーン!って感じです。以下、ネタバレ。

「心置きなくハングルを使えるぞ」「教科書から日本語がなくなるのね」「日の丸に敬礼しなくていいのね」と痛い台詞が冒頭飛び交う8月15日です。

戦争が終わって外で盛り上がる人たちを見ながら、クッキに懇々と諭すおじさん。これからがたいへんで、20年かかるか、50年かかるかわからないけど日本を追い抜こう。そのためには何をするにしても一流でなくてはいけない。

クッキの未来を限定することなく、独立運動に携わる実の父と同じくらいしっかりクッキに指針を与えることができ、ただの菓子職人ではないのではと感じさせます。後半にちらっと「日本にいたときはパン職人だったじゃないか」と言われてたから、きっと思うところがたくさんあるんでしょうね……。

駅にお菓子を売りにいくクッキ。ほかの場所には全然人がいない、と言いつつ実はお父さんが迎えにきてくれるときにいちばんに会いたいというけなげさでした。

でも、キョンソン(京城=ソウル)にいることを伝えて、とシニョンに頼んだ手紙はチュテによって握りつぶされてました。

夢では良心の呵責に耐えかねてるチュテだけど、着々と次のステップへ。そして今回登場しました。「ナカムラ元憲兵隊長」。憲兵隊長やりながら「広島製菓」で私腹を肥やすなんて、そんな日本人が実際にいたんでしょうか……(泣)。

自分がヘジュの質屋に不動産を処分しようとして言われたことをそっくりナカムラにお返しするところも憎いし、最悪だったのはナカムラの製菓工場---実際はパン工場---を譲り受ける条件だった。

父を待ちわびたクッキは不安になり、やはりヘジュで父を待とうと思います。それを止めるどころか、なけなしのお米をつかって門出のお餅を徹夜でつくってあげたテファおじさんに、じーん。黄色はクチナシを使っていましたね。

なんかこんな感じでお菓子などをつくるシーンがもっと出てくると楽しいんだけど。

駅まで自転車で送り、切符を買ってやってクッキを送り出すおじさん。クッキも賢い子だから「私ばっかりしてもらっている」と気遣いを見せます。でも、やっと父と近づけるって胸を躍らせてヘジュ行きの列車に乗ったのに。

父ヨンジェ死す。

連れのジャッキー(本名wはミングォン)がお手洗いに立った隙を狙い、それも殺すのに心臓狙わないなんて、やられた方はめちゃめちゃ苦しいじゃないかっ。

ヨンジェが撃たれて大騒ぎになっている列車と、ヘジュに到着しようとして減速しているクッキの乗った列車がすれ違うシーンは、ベタだなーと思いながら胸が潰れそうでした。クッキは気づかなかったけど、最期にヨンジェの目には娘が映ったんでしょうか。

チュテたちはまんまとキョンソンに逃げ出したため、入れ違いになったクッキはチュテの家を買い取った質屋さんと息子のサンフンと出会います。相変わらず小憎らしいことを言い「すべてはカネ」と言い切る社長だけど、最後はちょっとだけ優しくてほっとしました。

自分の居場所はヘジュにはなく、やはり父をキョンソンで待とうと決めたクッキ。どうしてこのときだけメモがペン書きなの〜。いつも鉛筆だったじゃない。おかげで、これまたお約束なんですが託されたサンフンにアクシデントがあり、クッキのキョンソンでの居場所はわからなくなってしまいました。

寂しくてぼーっとしてるテファおじさんのところに戻ったクッキ。やっぱりこっちのほうがいいよ。日本の敗戦で物流が混乱し、もち米や小豆など伝統的なお菓子をつくる材料が手に入らないところに、米軍からの小麦粉が。テファたちは「パンの時代」がくる、とパンをつくり始めることになりました。

チュテ一家はどうやら家もナカムラの家を買い取ったらしいですね(公式サイト情報)。そのうえ、買い取ったのがパン工場ってことはもろにクッキのライバルじゃないか……。大企業対零細企業。あくまでチュテがクッキの行く手に立ちはだかる設定なのか。

自転車でパンを売り歩くことにしたクッキ。お、くるかな、って思っていたら、やっぱり成長してました。それも1957年まで一気にジャンプ。やっぱり朝鮮戦争や南北が分断してしまったところは描けないのね……。

テファおじさんが倒れた?

【追記】TBさせていただきました。
クッキ 6話 父の悲劇  (まいぶろぐ その2

[レビュー一覧]
救いの神登場 クッキ〈5話〉
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/05/10

怒濤の攻め 1%の奇跡〈16-20話〉

アイゴアイゴアイゴゥゥゥゥ←タヒョンママ風 「押してダメならもっと押せ」w って感じでついに寄り切ってしまいました。チェイン。けど、ここまでくるとタダも、どうなんだろうっていう気がちょっとしたりして。

1%の奇跡 DVDBOX 21%の奇跡 DVDBOX 2
カン・ドンウォン キム・ジョンファ イ・ビョンウク

ハピネット・ピクチャーズ 2005-12-02
売り上げランキング : 548
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

WOWOWの「1%の奇跡」公式サイト

まぁ、チェインとタダは何とかやっていけるとして、いよいよ問題の焦点はテハとヒョンジンに移ってきたような。「あなたのことに口をはさむ権利」を生じさせるためには一体何をしたらいいんでしょうか。以下先週から持ち越しの5話分。

第16話 百日記念のプレゼント タヒョン誘拐事件

あぁ、テハ。かわいそうに……。別の目的があって近づいた女性にマジで恋愛というのは恋愛ドラマではままあるパターンですが心を開きかけていたヒョンジンの「殴られた傷は早くて1週間、長くても10日で消える。でもあなたに受けた傷は一生消えない」っていう台詞に涙。

チェインが頭に血が上るのが早いおかげで問答無用状態になってしまった。テハの「勘違いしてるのはお前だよ」っていう独白に思わず苦笑…。

タダ兄、タダのフォローだけではなくヒョンジンのフォローまで涼しい顔でやっていて格好よすぎ。「頭を使い過ぎてる男の顔に見えたぞ」にはじまり、病院に訪ねてくるテハを拒絶するヒョンジンへのことば、最後の「クールにな」が最高です。

ヒョンジン揺れてるね。いったんゴミとして捨ててしまおうとしたテハからのプレゼントのぬいぐるみ、捨てられず。気丈に振る舞いながらも「お母さんの娘だったらよかったのに」とチラリともらした本音に「あなたは私の娘じゃないの」って返すタダママも好きです。

チェインとタダはジェットコースターな「100日」を迎えてロマンチックなキャンドルデート。タダじゃなくても「チェインさんこんなこともできるんですね」って感じ。企画室の人間にプレゼント何がいいかとか聞くようになって「仕事より女を優先する男」と言われてもやむなしか、チェインw 企画室唯一の女性の鋭い観察眼、かなり我々の視聴者視点でしょう。

ついに指輪を受け取って帰宅するタダ。花束と指輪を見てすっかりホクホクなお母さん。「財閥のくせに宝石もついてないわ。ケチね」な一般庶民ぶり。お父さんはもう相手が財閥なのかどうかはどうでもよくて、完全に娘を取られる父親もー度に突入?

悩みが深いのはチェイン母も一緒でした。自分が通ってきたつらい道をまたタダに歩ませることの踏ん切りがつかない。でもボスの「一人息子を失って後悔するのはわし一人でたくさんだ」に、ついに決意をかためます。

それでもあきらめない、外見は超いまどきなのにド演歌女、チュヒ。チェイン妹のチェヨンの説得にも耳を傾ける様子なし。頼みの綱だったチェイン母にもあきらめるよう諭されて、ついにキレます。

SHグループ買収に向けた不穏な動き。裏で糸を引いてるのはチュヒだろうな。そしてとんでもない大技に出ました。きっと頭もいい女性だと思うから、冷静に考えたらこんなことでチェインが納得するはずもないのに、バカすぎる展開。

まさにチェインが「かわいい妹でいてほしい」っていうのと逆の方向に暴走です。

いきなり爆弾を背負わされたテハ。この対応を失敗するとヒョンジンは永久に戻らないぞ!それからチェイン、最強の味方であるタダオッパーを怒らせたかも。マズイ、マズイよ。

第17話 彼の告白−ごめん、そして愛してる

せっかくテハがちゃんとチェインを呼んでくれたのにいきなりグーで殴ることはないだろ、オイw けど、タダが本当に自分に必要だとわかってきたのは何より……。動揺のあまり自分では運転できない、と殴ったテハにお願いする俺様ぶりですけど、テハはヒョンジンときっかけがほしいから喜んで運転手役を買って出ます。

にしても、爽やかソヒョン兄を怒らせちゃったね(汗)。ま、これまでも相当ギリギリだったので誘拐事件ともなれば怒るのもやむをえない。しかし「病院に行かなくてだいじょうぶか?」ってオッパ、医者だろw ヒョンジンが素早く鎮痛薬?を飲ませていたのはさすがでした。

睡眠薬かがされて誘拐されて朝4時に家に帰ってきて、そのまま学校に行こうとするタダのまじめさがただことではありません。そしてこのタダのありえなさはまた驚くべき展開を。

ヒョンジュンが止めるのもきかず「法的措置をとる!」というチェインの気持ちはわからなくもないか……。優柔不断な態度をとっていたならいざ知らず、断固としてチュヒの気持ちは受け入れられないときっぱり拒み続けていたのにこんなことされちゃ。

ここでタダが止めるんだ。自分が怖かったようにチュヒもたいへんなことをしてしまったと恐ろしくなっているに違いない。だから、法的措置をとるなんてしちゃいけない、と。

普通の人じゃできないと思います、こんなこと。やっぱりボスの目に狂いはなかった。

で、さすがのチュヒもタダの広すぎる心にギブです。アメリカに帰るのかな、これで。やっとほっとしました。

何話か前のエピソードでソヒョン兄がテハをして「頭を使い過ぎている人の顔」って言ってたけど、ハンジュ化学との提携話にワクテカしてるお父さんを「とんでもないスキャンダルがハンジュ化学を襲う可能性がある」となだめているテハ。ちゃんと冷徹に見通しているところがいいね。

誘拐騒ぎでヒョンジンと話すきっかけをつかめて、よかった。

でもソヒョン兄、ぽろっと誘拐のこと喋ってお母さんに聞かれちゃいましたねw 頭のいいオッパーでもこんなことが。

ラストはそのハンジュ化学で大問題が発生しちゃったみたいなのだけれど………。

第18話 できちゃった婚よりいい方法−唐突な婚約式

テハ父、なんとデパートの自分の持ち株をハンジュ化学に売ってました……orz デパートはチェインの父がつくったグループ企業。それも、ハンジュ化学はチュヒとの因縁もある。

ボス、雷神の如く激怒せり。マイクの音が割れてるくらいの大声でしたね〜w あぁ、宮中にもこれくらいすごい人がいれば、医務官もしゃんとして王様ももうちょっと長生きできたかもしれないのに(違)。

チェインとテハがタッグを組んで会長と直談判しますがつれない返事。チュヒを振ったことについても厳しい言葉を投げかけられながら耐えるチェイン、成長したね。

タダが誘拐事件を表沙汰にしなかったことが最終的に会長の心を動かし、買収の件はなかったことになります。チュヒがちゃんと本当のことを会長に言ってそうなったのか、チェインが取引材料としてそれを提示したのかがはっきりしなかったような気がしたんだけど……。

デパート問題が片付いてテハはヒョンジンに「1日ください」って言って深夜0時1分からデートに誘います。後でその話を聞いて「上手い手を使うな」って感心してるチェイン、頼む…w

話をしましょう、って言って「殴られたことくらいしか話すことはない」と最初はつれなかったヒョンジンだけど、タダの一家の愛に包まれて医者になったお話。

泣けました。

医学部への合格を辞退しないように速攻で入学金を払ってしまったお母さん。お給料をヒョンジンの学費につぎ込んでいるソヒョンオッパーとタダ。

おうちの門構えや中の様子を見る限り、財閥とは言わないまでも韓国でも「中の上」なのかなぁ、って思っていたタダの家ですが、やっぱりごく普通の家庭だったのね。あり得ないくらいの善人だと思います。

このあと、チェイン一家がやってくることになってパパとママが家がぼろいかぼろくないかで言い争いになっていたけど、ソヒョン兄も医学部にやり、タダも大学に行かせてヒョンジンも医学部に通わせるなんて、お母さんのやりくりその他もたいへんな努力だったんだね。

テハも自分の両親の話をします。自分は最近、父みたいになりたいと思う、って。いや、それはやめておいたほうがいいと思うがw 母親の欲深さなどもひっくるめて今でも彼女を愛してる、母親の愛はとっくに醒めているらしいのに、と。

基本的にはテハをうんと応援してるんだよね。しかし、このオニ母をヒョンジンが相手にしないといけないのかと思うとものすごく心が痛むんですが。

さて、チェインは誘拐事件のこともあって早くタダと結婚したいと正式に許しを乞うことにしました。ソヒョン兄の仲裁もありますがなるべく先に延ばしたいというタダ両親の思惑を一旦は飲むんだけど、婚約期間が1年は長過ぎる!

韓国でも「できちゃった結婚」ってあるんですかね。このドラマの展開をみる限りあり得ない気がするんだけどw、ヒョンジュン、かわいい顔してすっごいこと言ういう。でも「それはタダがゼッタイ許さない」とチェイン。そりゃそうだろう。

最後の頼み、とボスに泣きつきます。そして、両家の顔合わせをタダの家ですることに。

テハ母、真っ赤なスーツに真っ赤な口紅で来るなり品定め。家が狭いとか料理が手作りじゃないとか失礼なこと言いまくり。チェイン母は立場が弱いこともあってきっちりは止められない。でも、タダ母が毅然としてテハ母に言い返していて格好よかった〜。このタダ母の強さがチェイン母にもあれば、ねぇ……。

ボス、さすが海千山千、一代で財閥を築き上げてきた人。「いつまで生きられるかわからない」「ひ孫をみたい」などと言って強引に婚約式にこぎつけちゃいました。手回しよくテハにふたりの正装やケイクを用意させているところも完璧。

婚約成立です〜。ふー。

第19話 結婚したいそれぞれの理由?

タダとチェインは結婚へと突っ走ります…。っていうかむしろチェインがねw SHホテルの結婚式場は来春まで空きがない状態。ようやくあきを見つけたのが次の週の火曜日www それもドタキャン。こういうのを縁起が悪いとかいわないで話を進めちゃうのもすごい。

で、何がスゴイって話をサクサク決めてしまい、もちろん両親もちょっと待てコラ!ってなっているのに「チェインさんがいいなら」って最後は首を縦に振るタダ。それも同居。もちろん、チェインの気持ちを最大限尊重してのことだと思うけど、両親にチェイン母と全員が心配するのも無理はないような。

それも、ソウルのチェインの家に同居して、学校は辞めない、それも学期途中だからインチョンまで通う………

いろいろ無理がありすぎな気がします。きっとこのドラマだから深刻になりすぎないと思うけど。

話が最終的に決まったら落ち着いちゃったお父さんに対してお母さんがものすごく心配するのは当然のことでしょう。

っていうかこんなドタバタしている間に弟君は大学受験だったらしいですよ?余裕だね。

チェインの家での最終的な顔合わせで、遺言状をどうするか、という話になり、チェインがいさぎよく自分は自力でやる、と言い、テハも負けずと権利を辞退。喜びながらも何かテハが変わったことに気づくボス、今回もやはりいちばんやり手です。

それと、どさくさにまぎれてというわけではないが、テハとヒョンジンお泊まりですよ!?お互い「傷だらけ」っていうことだけど、特にテハ母があれではお先真っ暗。

チェインとタダが指輪を選んでいるのは当然かと思ったらそれぞれのお母さんへの指輪だったとは!これが韓国的な親を大切にする精神なのかしら。

第20話 あきれた初夜 別々にそして一緒に

息つく間もなく新婚旅行はどこ行く、って話になって出てきた地名をタダ一家ピンと来ない。「地図もってこい」っていうお父さんがいいね。あまりにもインチョンから近過ぎて一同絶句。朝日を見に行って大問題になった思い出の場所のようです。

テハの職場にソヒョン兄がヒョンジンを気遣って乗り込んできたうえに、デパートで一緒にいるところを目撃されて2人の関係がテハ母に知られてしまった。今日もオンマ、音割れるほど叫んでますよ(汗)。母と決別を決意し、実家に戻るチェインのアパートを当座借りることになったテハ。

そんなことがありながらついに結婚式!写真を撮っていくシーンがありましたが、両家の家族が合流したときテハ、写真に入ってなかったよ。ヒョンジュンとヒョンジュンパパたちが入ってようやく、両親と離れたところにひっそり立ってるテハがかわいそう〜。

テハ母の行動は非常に予想しやすくて(1)ヒョンジン本人を恫喝(2)タダの家に乗り込み釘差し---の二段構えでした。前回の顔合わせの時から一歩も引かなかったタダ母、テハ母に一歩も引かず攻めます。だいじなところではいつもビシッと決めるのがパパの腕の見せ所なのについ「お互いが好きなら」とものっそい一般論をかましてしまい「とんでもない、許しません!」と両方からどやされるところは本当は超マジなシーンなのについつい笑ってしまいました。

新婚旅行に出かけた2人は、まぁ案の定の展開。だから火曜日に結婚するなんて無理なんだって。初日からケンカだとずっとケンカだぞ、とか言いつつ100%チェインが悪いでしょうw この先もこのふたり、ハラハラ、そしてガミガミ続く予感が。

まぁ、いいのさ2人は。なんだかんだいって全員祝福だもん。問題はテハたちだ……。それからヒョンジュンとチェヨンって、どーなんだ?チェヨンがチュヒにならない保証はないような。

[これまでのレビュー]
新ライバル 1%の奇跡〈11-15話〉
大魔王の恋 1%の奇跡〈6-10話〉
滑り出し好調 1%の奇跡〈1-5話〉

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006/05/07

救いの神登場 クッキ〈5話〉

快調に話が進んで、ラストは「光復節」(ごく簡単だけどWikipediaの説明はコチラ)で終わってしまいました。キョンソン(京城=ソウル)にほぼ無一文で放り出されたクッキとシニョン。2人の対照的ながんばりに、クッキには真の救いの神が現れた予感。

クッキ〈上〉クッキ〈上〉
チョン ソンヒ

日本放送出版協会 2006-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

でも、ここまで来たら最近、あまりにも自己チューなシニョンに腹がたつ感じがしなくなってきたのが不思議(汗)。クッキもきっとそんな心境なのに違いない……。以下ネタバレです。

自分は旅芸人の歌手に歌がうまいと言われたんで、劇場に行けば修行できる、といつも通り楽観的(短絡的)に考えているシニョン。「で、あんたはどこに泊まるの?じゃ私はクッキと同じところに泊まる」ってどこまでも調子こきまくっています。

宿での交渉も全部クッキにお任せ。

それにしてもクッキの行動力はスゴイ。キョンソンがいくら大きな街だといって、13歳の子どもを雇ってくれる場所がそうあるわけではないと悟るやいなや、持ち歩いていた帳面を使って手書きのビラをつくり、あちこちに入れて歩きました。ハングルの字が丸文字っぽい味だったのがとてもおかしかったんだけど…。

「張太和洋菓店」。色鮮やかな韓国の伝統的なお菓子がショウウインドーに並んでいます。あと、外にしてあった張り紙がおもしろかった。きちんと読めていませんが、韓国のお菓子は「研究中!」って書いてあったような気がw そんなぶっちゃける店主さんが悪い人であろうはずがない、といやが応にも高まる期待。

勝手に上がり込んでお店を掃除しているクッキを速攻つまみ出すのではなく、さりげなくお菓子を注文して計算をさせ、お菓子をぐちゃぐちゃにして返品までしてしまう店主のテファさん……おぉ、またも「テファさん」登場……クッキのビラを読んでたんだね。素敵すぎる面接です。

クッキがあまりにも直球過ぎると前回書いたのですが、正直であるということはとてもよいこと、というのが今回出てました。お菓子をぐちゃぐちゃにしてしまったお詫びをメモで残してお店を去ったクッキにテファさんの好感度あがってます。

一方シニョンは劇場へ行って支配人にそれなりには食い下がります。シニョンの歌を聴いて「!」ってなってる支配人なんだけど、吹き替えの子の歌が特別上手くもないので、説得力がにゃーい!そしてまるまるつるつるなシニョンにナイスバディの女優さんの写真を見せて「こうなってから出直せ」と言われます。

空腹に耐えかね、雨に打たれてダウンするシニョンを助けようと、クッキはシニョンの洋服や持ち物を売ってお金をつくり、薬と食べものを持ち帰ろうとしますが、市場を仕切るチンピラにからまれてしまう。

テファアジョッシー、きた〜〜〜。もうここはお約束だとわかってるんですけどほっとします。取られそうになった懐中時計も無事。眠るクッキをいたわるアジョッシーが優しくて、クッキじゃなくてもしみます。

お菓子づくりには信念のある人なので初日から容赦なく働かせますけどw 寒天を苛性ソーダを使って漂白したクッキに激怒するテファさんにはタイトル通りの想いを感じました。さりげなく「王様が召し上がる料理であろうと…」というお説教のところでちょっとチャングムをフラッシュバックさせ「ママニィム」とつぶやいたりしつつ、人の口に入るものをつくる人間としての気構えに、うん、うん、と納得しながら話を聞いてしまいました。

「ヘジュではいつもやっていたのに……」。って、あそこの麺は漂白してたんだね〜。見た目はきれいかもしれないけど。

と、一方のヘジュ。日本軍から勲章もらったチュテですが、雲行きの怪しさをいち早く察知して、ヘジュから逃げ出す算段を始めます。悪いヒトはやはり鼻が利くんだね〜。「憲兵隊のナカムラさん」ともおつきあいしていたって言ってるってことは密告とかに日常的に手を染めてたってことかな……などと深読みもしますが、もし日本が負けたらヘジュにいたらたいへんなことになっちゃうでしょう。

それを「シニョンの学校があるから」ってさらっと流すあたり、ただの悪者じゃないと思う。やだなぁ。

妻がクッキをあしざまに言うのを否定しないのも、あんな性格の妻のはけ口がクッキであることを解っていてやっているのだろうな、とだんだん感じてきました。クッキ、これからも前途多難だと思います。

そしてXデーがきました。

朝から市場にも通りにも人が全然いない。お店に買いにくる人がいないから売りに行くね、と出かけたクッキの耳に聞こえてくるのは、人のいない通りに響く昭和天皇の玉音放送。ほどなくして「マンセー」と叫びながらテグッキ(太極旗=今の韓国の国旗)を持った人たちが街にあふれだします。

さて、世の中ガラガラポンですよ。どうなるのだろう。鬼、じゃないチュテの目にも涙です。もしかしてお父さん……。なんでなんで?日本軍はもう負けたのに?

[レビュー一覧]
キョンソンへ クッキ〈4話〉
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

【追記】TBさせていただきました。
クッキ 5話 職人のほこり (まいぶろぐ その2
クッキ(第5回) (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

| | コメント (6) | トラックバック (2)

2006/05/02

新ライバル 1%の奇跡〈11-15話〉

カン先生(イム・ホ)がようやく留学に旅立ってくれてほっとしたのもつかの間今度はチェインにつきまとう女が登場w チュヒといいテハといい、当たってくだけ散っても砕け散っても全然あきらめないのがコリアンクオリティってことでいいんですかね(汗)。

(OST)1%の或ること(1%の奇跡)(MBCドラマ)(送料無料)Amazonでヒットしないと思ったら原題「イルパーセントエ・オトン・ゴッ / 1%のあるもの」で登録されていましたが、ここ1,2日の間に在庫切れに…泣。私はmitomitoさんに教えていただくまでわからず、smappieeさんのブログのアフィリエイトでゲットしました。ジャケットをクリックすると、楽天市場のソウルライフレコードの商品ページにジャンプします。品物はソウルから国際郵便で届く模様。でも1900円はAmazonの2,153円より、安いです。

最初はうるさいとか言ってたのにw きょう発送したと連絡がきました。かなり、ワクテカ。

WOWOWの「1%の奇跡」公式サイト

それにしても韓国の「恋愛をめぐる倫理観」ってこんな感じなんでしょうか。日本のスタンダードから考えたらむっちゃ清らか……w それから、さりげなくBGMが凝っています。15話でチェインの話をするタダのBGMにアヴェ・マリアが流れたときはもう降参と思いました。以下先週のまとめ!

11話 天使は悪い奴にこそ必要だろ?

ハラボジがなんと会長だった…すっかりチェインとボスに騙された!と当然のように怒りをぶつけるタダに、いつも通り逆ギレのチェイン。契約があるから会う会わないと言い合いがエスカレートするけど、結局ケータイを返されてしまう。

頭を抱えちゃうチェイン、勢い良く断ったもののすっかり意気消沈するタダ。記憶喪失とか交通事故より何倍もこういう状況の方が切ないw

シッケ(甘酒)1個画像をクリックすると「楽天市場」のソウル食品のシッケのページに飛びます。
みんな韓服を来ているのは「秋夕」(お盆)だからなのね。字幕では「お茶」としか書いてなかったけどシッケを飲むのはお盆の行事なのかしらん。このシッケ、冷たい「甘酒」ってよく言われますが、もっと薄くてお米ジュースみたい。発酵前の「ミキ」をうーんと薄くした感じ?

そのシッケをぐいぐい一気のみする孫とおじいさんに笑えます。会長のお部屋で顧問弁護士と跡継ぎ候補の孫が何話してるってこんな話とはw 「わしは友人をなくしたんだぞ」って真顔でいってる会長に受けまくりです。

モダンなリビングでタダ一家も韓服なのがおもしろい。お弁当をヒョンジンに届けて、とお願いするお母さんに「タダに行かせようよ」と提案する兄貴。作戦だな……うまくいかなかったけど。

「気持ちが走り出してた」ってなかなかイイ表現ですね。カン先生自分の完全な敗北を知るんだけど、そこで直接タダにチェインのことを言わないのがじれったい。そして今日のタイトル「天使は悪い奴にこそ必要」に続く、と。早く負けを認めて去るのだ!

ヒョンジンの「お母さん」とは。その涙の理由は?そしてテハぐいぐい押しますね。食事に誘い病棟へお花のプレゼント。「お母さんはハン化学を調べて。僕は医者を調べる」って、全然「調べて」ないしw 調べたら話全然違うことわかるでしょ。

心配するお母さんとチェインの会話から、お父さんとボスの相克はこの一般人出身のお母さんであることらしいことがわかる。けど、何があってもお母さんとは同居してもらう、ってアンタ……。

ライバルのチュヒ登場。かなり服装がギリギリ、この前のタダの赤いドレスとおんなじくらいきわどいと思うのですが、チェイン、当然のようにスルー。財閥のお嬢か。ボスがついてるからだいじょうぶだと思うけど、ヤな予感がする。

タダパパの本日のこぼれ球至言。

「情だけでは結婚は難しい。死ぬほど好きでも難しいのに」。

それからテハのプッシュにはまったく鈍感ながら、タダのことではけっこう核心をついてくるヒョンジン先生。

「出会うなら空から振ってくる星みたいな人より石ころみたいな人」。「空から降ってくる星もある。ペリドットは隕石からみつかる宝石」。韓国語は全然聞き取れないけどこの字幕についてる台詞のイントネーションがすごくキレイだっていうのはわかる。

カン先生「明日出発します」ってわざわざチェインに言いにきたのは仁川空港でのあの展開を読んでかな……。室長室でいきなりグーで殴ったりするベタな展開でしたが考えてみたらちょびっとだけ気の毒。だって、カン先生が出てこなかったらタダとチェイン、たぶんここまで盛り上がってなかったもんw

12話 もうひとつの契約 おしまいなんて言わないで!

せっかくカン先生の最後の粋なはからいで空港で会えたふたりなのに、出発を見届けるなりさっそくガミガミけんか。「お互いを信じよう」っていう提案はいいけどね。

とはいうものの今日のキーワードは「信じる」になりそう。

家にタダを連れて行くチェイン。「じいさんの女友だちだ。オレともつきあってる」の紹介、おかしすぎました。

そして会長との出会いの謎も解け、タダ宅に交際を再度お願いしにゆくチェインに対して契約書で対抗するタダ父。一緒のテーブルについてワクテカしてるタダ兄のソヒョンが心強すぎる。お父さんのちょっと無茶な契約条項にさりげなく助け舟出してくれて、素敵だぁ。

ヒョンジンと実家は完全に切れたわけじゃないのですね……。まぁ韓国だけに仕方ないのだと思うけど、見かねて出てきちゃったテハ、鋭く「なぜあなたはあそこにいたのですか」と聞かれてしまいます。ここまでの実行力があればヒョンジンとタダ一家の関係などもさくっと調べられて当然だと思うんだけど。がんばれテハ。

ヒョンジンの事情はすっかり納得ずくのタダ一家。韓国のDVって日本より男尊女卑なところもありそうだし、激しいのかも。「壁にぶつかりました。道で転びましたって言う女性がいかに多いか」というヒョンジンの台詞には涙が出てしまう。

あわてて「どうしたの」と訊ねようとする母に対して「察してやれ気の利かない奴だ」って止めてヒョンジンを出勤させるお父さん、いいね。

一方チェイン妹のチェヨン、タダが気に入らなかったとは(汗)。もう、ヒョンジュンオッパーが鈍感だからいけないのよw すっかりチュヒと橋渡しなんかしてますよ。止めて止めて……。

13話 彼のあやしい言い訳 嫌な予感!

「12才の頃から好きでした」ってチュヒ、クミョンだったんだw

チェインが指摘するまでもなく、これまでお見合いだ、カン先生だとチェインのイライラメーターを上げまくってたタダ、立場が逆転……。なのに、タダに誤解されたくないといろいろ説明するチェインに軽く逆ギレ。

それでも精一杯タダのご機嫌を取り続けるチェイン、わずかな間に成長したね〜。ボスの狙いずばり的中じゃないですか。描いてもらった似顔絵を額装してるし。

お見合いに同伴するチェインもGJw いつの間にかタダの携帯の着メロを「ロミオとジュリエットのテーマ」にしてて、もうお腹いたかったです。

ライバルのテハ君も、押すね。勘違いした相手だけど、取り合いになることを考えたら結果オーライでしょ。かたくなな氷の女王ヒョンジンに「医者なら治してください」とか迫ってて、あまりにもベタなんだけど、あの両親から情緒を学ぶことは不可能なことを考えるとこれが精一杯だよなぁ。「殴られてあざのある女性を美しいと思った」とまで言われるヒョンジン、DVの両親を見ていてやっぱり簡単に男性を信用できない、っていう気持ちも、わかる。

チュヒはハン化学の財力にものを言わせて多角的にアプローチ。妹のチェヨンがイマイチ協力に興味をもってないといるや速攻お母様にCELINEのバッグをプレゼントし、上目遣いで「見得」も切り、隙あらば腕に抱きつく甘え攻撃。ボスもこの調子で狙ってる……。食事の席に同席しながら思いがけない展開にあたふたしてるヒョンジュンパパがおかしいです。

チェインとタダと話して、普通の手では勝算なしとあきらめたかと思いきや……こういう汚い手を使うのは「チャングム」のチーム・チェを思い出します。

きょうも珠玉のフレーズが皆さんの口から次々に出てきます。案外しみるんだけど、こういう台詞、やっぱりいまの日本ではベタすぎてドラマにはきっとならないのだろうな。タダvs.チュヒで「チェインさんに欠点などありません」と盲愛のチュヒに対し「お金以外は欠点だらけ」とチェインを斬るタダに久しぶりの輝きを見ましたが、釣り合わないとかあんたじゃ協力できないとか言われれば、引け目に感じるのは一般人として当然でしょう。

タダ両親がお部屋で密談するのが楽しかった。「玉の輿って言われて迷惑してるのも珍しいわよね」とママ。そんなママなのに、ふたりの交際が真剣さをましてくるにつれ、7時に帰ってきたタダに「こんな早い時間にどうしたの」って心配しちゃう。この善意が心地いい。

14話 信じさせてやるさ 結婚しよう!

チェインとチュヒが婚約したという報道が新聞に掲載され、キムさんちは大騒ぎに。「契約書を持ってこい!」って怒るお父さん、何でもすっかり契約書ペースになってます……。これがラストのタダの大逆襲につながるから素敵すぎますがw

チュヒの理屈が超自己チュー。「彼は私の初恋の人です。彼が私以外と結婚するなんて考えられない」。しょえー。

まったりふたりを応援していたタダ兄がチェインの職場に乗り込んできたのも見物。なんだかあったかい、っていうかちょっと間違えれば暑苦しいんだけど、お互いがお互いを思いやり合っている暖かい家族関係って普通にイイと思う。

これの逆がヒョンジン&テハの「親に愛されなかった/盲愛されてうざかった」痛みを分かち合うふたりになりそうな予感。犬を飼いたかったのにお母さんがダメゼッタイと言うから言い出せなかったっていうテハ。人の愛し方が不器用なふたりなので若干ギャンブルではあるとは思うけど、お互いの痛みが解るのは大きい。がんばれテハ。

チェインは婚約をタダの両親に正式に申し込みます。あれほど警戒していたのに手のひらを返すママ、現実的というかなんというか……w でも、こんなときでもパパが「タダはどうしたいのか、流されずに考えなさい」ときちっとしめるところ、素敵。

今日のタダvs.チュヒもタダの圧勝。チュヒの暗躍がウザイだけに、理屈と、チェインと本音でぶつかりあってきたタダの「チェイン論」がもう快感……。「お金は使うために稼ぐもの」。そうだそうだ〜www←あんたは、使い過ぎ(汗)。

チュヒはボスが背後にいることを知って「嫁候補として公平に見てください」と直談判に及びました。ボス、くえねぇジジィだよね(笑)。こうやってタダにさりげなくプレッシャーを自分じゃなくてチェヒからかけさせてもう一歩踏み出させようというのがひとつ。そして「じいさんが賛成してる」と知ったらチェインが怒って対応策を考えるってところまでたぶん読んでいる。

と、周囲からの重圧がふたりを盛り上げるっていうのもなんだかおかしいのですが、だんだん普通のカップルっぽいくなってきます。タダが急に会社に来たのでチュヒとすんでのところで勘違いするところだったところなどなど、じれったいのだけれど楽しいです。

そしてラスト。チェイン宅に押しかけてダメを食らったチュヒがまた涙で抱きつき攻撃。ショックを受けて立ち去るかと思いきやタダの場外ホームラン的逆襲がありましたw 「私たちは判をついた仲」。もう婚約したと言い張るチュヒに「婚約式はどうしましたか?指輪もまだですね」とたたみかける。流石のチュヒも絶句。

チェイン、ついにタダにプロポーズしましたね……。結婚を申し込みたいけどタダの気持ちや環境を考えて我慢していたなんて、ドラマが始まったときからは考えられない!

しかしこれでチュヒが引き下がるとは思えず。

15話 彼女の隠された真実 あなたは私のものよ!

「本気と書いて、マジと読む♪」(by堀部ホリ)

いやーチェインとテハの「ろまんち君モード」が大爆発〜。それぞれ球種は違いますが、がんばれ!!!!と応援したくなってきたよ。チェインは最後は自分がやりたいようにやって結果オーライのチャングム系だと思うので、むしろテハに激励を送りたい。ユンスお父さんはまっっったく頼りにならず、お母さんはオニ。おじいさんはテハに興味なさそう(泣)。

チュヒのオッパーゲットのための涙ぐましい努力の積み重ねは、わかったし、そのきっかけも納得できました。でもこういうことってタイミングとか時期とかが何よりも大切で、チェインの気持ちはチュヒにはないとこれだけ言われているのだから、これ以上あがいても自分がより深く傷ついてしまうだけなのに……。

とどめはやはり、チェインのお母さんに「これだけつくれるのは才能」って言われた料理を「オレは具がはみ出したキムパプ(のりまき)が食いたい」って言われちゃったこと。

韓国の文化における「食事」の重要性がとってもわかるエピソードでした。「女性と一度も食事に行ったことない」と言っていたのはチェインだったっけ?そして、チュヒの料理に口をつけるわけにはいかないというのは筋が通っているのでしょう。逆に考えると料理食わせる、っていうのがチュヒの作戦だったわけだがw 一方でテハはヒョンジンを食事に誘いまくってると。

となると「チャングム」でチョンホはクミョンの手料理を食ったか食わなかったのかが猛烈気になってキタ〜。

チェイン母とタダのトークもじんわりです。お母様、ぜあんなにお屋敷でもビクビクしていたのか、それは自分がいまだあの家になじめていないという違和感、おじいさんに認めてられていないのではないかという気持ちだったのですね。

同じ苦労をタダに味あわせたくない。財閥の嫁をもっておらず苦労する夫の横で何もできない自分を責めるようなことになってほしくない。「娘だと思って言っているの」ということば、暖かくてよかった。

そして相変わらず憎まれ役をかって出るふりをしてさっさと2人を結婚させちゃえとワクテカしてるじいさま、ほんと、悪いぞえ……w

毅然としてチュヒのアプローチを拒絶するチェイン、負けるな。チュヒの粘りも驚異的ですが、電話も取り次いでもらえず、一方のタダはちゃんと電話で話せている。それでもあきらめられないチュヒ、最後の最後に下手にお金持ってるからなんかものっそい悪だくみ考えそうで、今から怖いっす。

最初はタダを「ぱっとしない」なんて言ってた妹のチェヨンがそんなチュヒにすこ〜し引いているような気がした。頼む、タダの味方はひとりでも多いほうがいいのよー。

そして、天敵?どうしのテハとチェインがタダのおうちの前で鉢合わせです。あ〜ヒョンジンがめちゃめちゃ傷つくぞ。チェインとタダもまた不安要素が加わった気がする。

[これまでのレビュー]
大魔王の恋 1%の奇跡〈6-10話〉
滑り出し好調 1%の奇跡〈1-5話〉

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/04/28

キョンソンへ クッキ〈4話〉

韓国ドラマの敵役に論理を求めても仕方なくて、そこにはひたすら不条理があるだけなのは承知しております。されどシニョン母の逆ギレっぷりはどうよw 自分の娘がカンニングしたことは棚に上げて「あんたが教えてやらない」ってクッキに炸裂してどーすんですか、もう……。

ソウル駅紆余曲折の末クッキとシニョンが降り立ったキョンソン(京城=ソウル)駅。現在はソウルとプサンを結ぶ高速鉄道KTXが開通してガラス張りの駅舎が完成してますが、去年のGWに行ったときは植民地時代からの駅舎もまだ残ってました。

最近は竹島近海を測量調査するとかしないとか、このへんの海を韓国語の名前をつけるとかつけないとかキナ臭い動きのあった日韓関係。でもね、韓国の人はホント不思議。日本人が同じ立場だったらこういう建物は「負の遺産」とか言って速攻で壊してると思う。ソウル市内を歩いてると日本語の昔の看板がついたまま使われている石造りの建物がぽつぽつあって驚きます。

「味の素」の広告がついた列車に乗ってついにクッキはヘジュを後にしました。シニョン、前回の家出から全くなにも学習していないことが判明w 以下ネタバレ。

グッキ DVD-BOXグッキ DVD-BOX
イ・スンリョル

レントラックジャパン 2005-08-19
売り上げランキング : 6,146
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

クッキがけなげで、さすがの私も泣いちゃいます……。くるくるくるくる働いて笑ってガツガツ食べて。おばさんの「なんちゃって善意」をまだ信じてて。ヤメテ〜。

シニョン、当然ながら入試は不合格ですが、相変わらずの刹那的悪あがきを続けます。「ニコニコ日記」のケイちゃんに出てきてがっつり叱ってほしか。

つきあうクッキもクッキですw 自分ではたぶんカンニングがバレてるから不合格とわかってるくせにクッキに結果を読み上げさせ、キレて破ったあげく証書をクッキのと交換しよう、「1円あげるから」。

試験の結果は悪くなかったんですよね。国語90点:漢文85点:地理85点:國史:82点。カンニングしないでそこそこの点数出してたら合格できてたかもしれないのに……。クッキの試験結果は遠目にしかわからなかったんですが漢文と國史は100点とってたように見えましたんで、及ばないけど。

そこから業を煮やして学校にやってきたお母さんにバレ、屋根裏に隠れてさわぎになるまでは早送りで観たいくらいだった。だからさー、クッキ、シニョンにつきあうなって。

「あんたのお母さんには殴られてるけどそんなに痛くないよ」

うわーん。

しかし冒頭書いたようにシニョンが女学校に落第したことを恥と感じる母親は怒りの矛先をクッキに向け、ヘジュ屋に即刻奉公に出すと宣告します。

ヘジュ屋のおかみさん、話わかりそうだとちょっと期待していたのですがキーセン(妓生)の置屋の経営者ということで結局思考は旧世代でがっかりしました。「卒業するまで」っていうのは当然のごとく小学校まででしかなく、それから数年は踊りなどを稽古させてお座敷に出す、と。

クッキを評価しているからこそ「店をあんたに譲ってもいい」って言うんだと思いますがクッキ本人は望んでないものね……。お父さんとの約束があるし。結局ヘジュ屋も飛び出すしか道はない。

当初の計画通りキョンソンへ向かおうとしますが汽車賃がありません。前回からちょっと気になっていたのでヘジュと女学校のあるケソン、キョンソン(ソウル)の位置関係を確認してみました。

Political Map of North Korea, South Korea (Altapedia Online)

ヘジュもケソンも黄海側にある港町。ケソンは韓国の国境に近い北朝鮮の都市で、映画「JSA」で撃たれた北朝鮮兵士のソン・ガンホを事情聴取にイ・ヨンエが出かけたのはケソンの病院だったと思います。で、ヘジュからソウルまでは直線距離で約90kmでした。

徒歩は無理。

というわけでお父さんからもらった形見の時計を背に腹は代えられないといったん質入れしたものの思いとどまるクッキ。おかげで、チュテおじさんが自分のお父さんが経営していた病院の跡地に会社を建てたことがわかっちゃいました。

チュテおじさんを信用しちゃいけないんだよ、ね?

話は変わってクッキ父は残してきたクッキに想いを馳せます。個人的には共感したんだけどこの「父親像」についてはブログによってものすごーく極端に評価が分かれているっぽく感じるので、あんまり踏み込まないことにします(汗)。でも。

私は、日本からの独立闘争は子育てと両立できるようなものじゃないと思っています。

質屋のおじさんがオッパーのサンフンのお父さんだということもわかった。でも、キョンソンは遠いからサンフンは次のクッキのピンチは助けにこられない、と。

無理矢理列車に乗ったクッキは無賃乗車を咎められますがそこにはなぜかシニョンの姿。またやったな。ポケットから無造作にお金ごっそり取り出すシニョン。かなり、遠足気分。「お父さんの金庫からちょっとね〜」ってお金を見せびらかしたりするので、さっそくひったくられました。

親切そうだった旅芸人の一座だってお金持ってくのに、やっぱりお金に困ったことがないとその大切さもわからないのだろうね。ベトナムのホーチミンで日本人のひったくりやスリの被害が多発しているっていうのも、こういう無防備さの蓄積だと思うのは私だけかなぁ。などと余計なことに頭をめぐらせてしまいました。

[レビュー一覧]
父と娘 クッキ〈3話〉
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

【追記】TBさせていただきました。
クッキ 4話 (まいぶろぐ その2
クッキ(第4回)Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

| | コメント (10) | トラックバック (3)

2006/04/23

大魔王の恋 1%の奇跡〈6-10話〉

第2週も終わりましたが、とにかく肩がこらずに観られるのが最高。出会いの部分こそ若干強引ながら、いいのは韓国ドラマの王道wである「あまりにも荒唐無稽」なプロットがないところと、会話が生き生きしているところ。長い会話でいろいろ考えさせられるドラマ、特に日本の連続ドラマではもうあまり見られなくなっちゃってるからなあ。

1%の奇跡 DVD-BOX 11%の奇跡 DVD-BOX 1
カン・ドンウォン キム・ジョンファ イ・ビョンウク

ハピネット・ピクチャーズ 2005-10-28
売り上げランキング : 525
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

WOWOWの「1%の奇跡」公式サイト

「大魔王」チェイン(カン・ドンウォン)とタヒョン(キム・ジョンファ)はけんかするほど仲がイイ状態になってきたものの、せっかくのタヒョン兄やヒョンジュンたちの応援も空しく一難さってまた一難状態。次週はわがままお嬢さんライバル登場の予感?

6話 二股の正体 最強のライバル登場

最強のライバル……劇団ひとり(イム・ホ)が?「僕も参戦します」とか言って勝手にタダの家に行っちゃうようなカン先生は、個人的にはどうかと思いますよ。お母さんもそんな人が忽然と現れていくらなんでも喜んでる場合ではないと思う。

タダがいまどき、携帯電話を持っていないというのも謎!チェインの素性を知ったお母さんが舞い上がっちゃうのに対して、お父さんが「空から男が降ってきた」とおもしろがりつつ冷静に「お金はありすぎてもなさすぎても問題」ってお見通しであるところが素敵。

ヒョンジンはどうしてあんなに結婚を嫌がるんだろう。「お兄さん」って誰だ?

タダvs.チェインはいつも通りなんだけど、たぶんややタダ優位に話が進んでるね。図書館での「ベニスの商人」をめぐるふたりの丁々発止のやりとり、さらにその後、たぶんわざとイヌ料理を食べようとしたチェインにあわてふためくタダがおもしろかった!

7話 特別な誉め言葉 君は女狐だ

エレベーターでチェインとヒョンジュンの会話を聞いてたタダの逆襲。現れたラウンジで背景にいるカップルの男がタダの赤いドレスに釘付けになってけんかになってる小芝居がナイスw 裸同然じゃないか!とか言ってスーツの上着着せているチェインに「LOST」のジンの姿を見ました。韓国の男の人はやっぱり保守的なんですかね。本音はヒョンジュンの言ってるように「いい眺め」であったとしても、自分が好きな女性にはそういう格好はしてほしくない、と。

真夏で暑そうなのにドレスを返品させたのは、やはり御曹司パワーか?w

きょうもタダ父のあったかい台詞に癒されました。「目的重視」になって舞い上がってるお母さんと対照的。タダをそんないい子に育てたのはやっぱりこういう度量の大きい両親に育てられたからなんだろうなぁ、と。動物ならともかくヒョンジンまで受け入れてわけへだてなく育てるなんて、経済的にも精神的にも余裕がないと、できないことだもの。

しかしカン先生、本人も強引ならお父様も突然お宅まで乗り込んでくるなんて、やり過ぎですことよ。私だったら本人に相談も連絡もなく勝手に本人や父親が押しかけてくるような人はちょっと嫌だと思うかも。

それにしてもタダったら、モテモテ。報告されてあせりまくってるボスが可笑しい。でもこんな風にしてるとバレたときが悲惨だと思うなぁ。

タダにはお兄さんが本当にいたんだね。気がつかないでいつもの通り「マタ二股!」といきりたつチェインがかわいい。「でも少しは感情を抑えて」っていうお兄さん大人の余裕です。ヒョンジンはお兄さんが好きなのかしらん。そこにテハが登場。ヒョンジンが気になるみたいだけど、なんかますますおもしろくなってきた。

テハといえばチョン・ユンス医局長ことダメすぎるテハ父が「会議に遅刻する」と息子に宣言されてあわててるのに笑いました。気の強いテハ母、夫選びから間違ってるくせにいばらない!それもデパートはチェインの父がつくったものだとは。怪しい雲行きです。

8話 男なら諦めちゃいけない

あー、いい感じに切なくなってキタキタ。カン先生のお邪魔虫加減も香辛料になり。ってか人のケータイ、勝手に出るな。

親心としては確かに財閥に嫁にいって、お金はあるかもしれないが何かと気苦労があるよりは中くらいにお金持ちの次男のカン先生のほうが安全だと思うのは当然なのかも……。そこで均等に機会を与えようとふたりを夕食に招待する、それはいい考えだったのに。

トラブル発生でチェイン、来られず。こういうときはインチョンは確かに遠い。チェインが来ないのにがっかりしているタダの様子をさりげなくチェックしているお父さんが素敵。

ケータイを水没させてしまい、交番や公衆電話からかけているのに、ケータイを使い慣れないタダがたぶん着信履歴をチェックできずにどうしたのか心配を募らせるところがよかったです。1%とか言ってるけどたぶんもう確率は50%を超えてるくらいだと思いますw

それとチェインの相手をヒョンジンと勘違いしちゃったテハ、ヒョンジンが気になりだしましたね。いいねいいね〜。ヒョンジンは案外「お兄さん」が好きなような気がするので険しい道のりのような気もする。

さて、大魔王はちゃんとタダを怒らせないで謝ることができるか!

9話 真夜中の逃避行 朝日の中で

タダと大魔王の距離は一気に縮まりましたが、お邪魔虫カン先生のおかげで魔王のかんしゃくが炸裂したところをお父さんに見られてしまい、ただでも食事会をブッチしたのでポイントが下がっているのに決定的にお父さんにダメを出されてしまう。

さすがにお父さんに対してはキレられなかったものの「タヒョンさんとは契約してるからお父さんが反対しても会いますから」ってw チェインったら……。ケータイが水没したからかもしれないけど着メロがクラシック、それもメンデルスゾーンの「春」になってて笑えます。春だね、チェイン。

財閥の御曹司、ってホカホカだったお母さんも手のひらを返したように「苦労する」とか言い出し、すっかり険悪な雰囲気になってますが、お兄さんがさりげなく取りなしに入ってくれているところがイイ。考えてみたら最近、日本ではこういう王道のホームドラマって全然やっていないのでむしろ新鮮なのかも。

ボスの「そばにいるだけで人を変えられる人間がいる」ということばに打たれます。

しみるといえばヒョンジンの「出会いとは空から落ちてきた針が地面の米粒に当たるようなもの」っていう至高のひとことにもジーン。本人はやっぱりお兄さんが好きなのかな。でも振られる予感。そして韓国ドラマお約束の勘違いでヒョンジンをチェインの相手と思い、調べるという口実をつけて接近してくるテハ、どうなる?

にしてもタイミング悪過ぎ。カン先生からの電話に怒って、偶然次にお母さんからかかってきた電話に怒鳴って、もう印象サイアク。

そしてついにカン先生と直接対決。身を引くのも愛、みたいなことを言うカン先生に「ぢゃお前が身を引け」とツッコミを入れたのは私だけではあるまい。「あなたは彼女に何ができますか」と言われて混乱するチェインの話を聞いて「愛は童話だなんて、バレバレだ(=チェインはタヒョンが好き)」っていうヒョンジュン、GJ!

もうわかったけどヒョンジュンとヒョンジン、名前似過ぎ。

タヒョンの気持ちを確かめろと言われてインチョンへ車を飛ばすチェイン、タヒョンと夜のドライブです。もちろん親は激怒ですけど。

10話 合法的に彼女に会う方法 まずはひざまずけ

「息苦しい」って思われてるということはカン先生、もうアウトだよなぁ。韓国では一緒に日の出を見ることに何か意味があるのかどうかとても気になる!

家に帰ってきたら両親とも大激怒。怒ってるお父さんに契約書の話を持ち出したのはチェイン、交渉ごとを日常的にやってるはずのビジネスマンとしても大失敗だよ…。案の定「財閥の人間はそういうことを言うのか!」って火に油を注いでしまった。

社会人になった娘が親に言い返したりすることは絶対NG、ケータイも取り上げるなどの厳しさは、やはりもう日本ではなくなっちゃったように見える親子の上下関係をビシッと見せるシーンでした。あまりにもそういうことがユルくなってる日本がいいのか、韓国みたいなのがイイのか、結論からすればどっちもイマイチなんだと思いますけど。

お父さんはカン先生に娘を託す決意をして、学校からの送り迎えを朝は自分が、夕方はカン先生にお願いすることに。でも、お父さんとお母さんの微妙な矛盾も気になるよね。カン先生の家だってけっこうなお金持ち。「平凡な男と結婚させたい」って連呼してるけれど、要するにお金もあって社会的地位もあり安心できる、っていう現実的な打算があるわけだからな〜。

状況を打開すべく、連日タヒョンの家に通い詰めるチェインがけなげ。こういう体育会系なところは、やっぱりお父さんも弱いのではないか。もう一押しかもw

チェインと同い年のお兄さんは第三者的、客観的に家族とチェインを見ていて本格的に援護射撃をしてくれる感じになってきた。数少ないお友だちがまたひとり増えたのでは?

そして、お父さんの本音が出ます。財閥って日本にはないから実際に韓国ではどんな扱いをされているのかよくわかりませんが、ワイドショー的な番組で取り上げられたり週刊誌で日常的に書かれたりするということなのでしょう。そういうところに娘をやりたくないという親心はわからなくない、と。

万策尽きたチェインにヒョンジュンは「会長にお出ましねがえ」と助言。さらに会長にひざまずくことも提案。「親父やばあちゃんの法事じゃないんだぞ」と言いながら、タヒョンをあきらめたくない、とひざまずいちゃうチェインです。

ボス、してやったり。でも。

バレました……。あんなやり手の財閥会長、きっと仕事では非情なこともしまくってきたであろうにタヒョンに実はチェインの祖父で、自分がタヒョンを「見初めた」ことを言い出せない。そして、財閥会長から頭を下げられて困惑しまくるご両親。

観てるこっちはこれまでのいきさつを観てるから、ボスの台詞にしんみりしてたんだけど「タダが女神だよ、あっはははは」って受けまくるお兄さんと弟のリアクションがまたイイんだね、これが。

そりゃ、タヒョンは怒るよ。勢いでカン先生の留学プロポーズ受けたりするなよ〜?

タヒョンの話を遮って、自分たちの未来の妄想を語るカン先生はウザイであります。タヒョンを全然尊重していないところは実はチェインといい勝負だったりするんだけど、これはキャスティングに勝負あったということなのかもしれないねw

[これまでのレビュー]
滑り出し好調 1%の奇跡〈1-5話〉

| | コメント (8) | トラックバック (2)

2006/04/20

父と娘 クッキ〈3話〉

前回のレビューをあちこち読んでいるうち「13年も娘の顔も見にこない父ヨンジェの非情」について書いてらっしゃるエントリがありました……。日本が朝鮮半島を植民地にしてなければクッキ親子の悲劇は起きえなかったことを考えると、そう簡単に割り切れないと私は思いました。今回、父がクッキが厳しい境遇にあったことを理解しながら戦線へ戻る決意をしたのを見るに再度、ものすごく切なかった。

クッキ (上)クッキ (上)
チョン ソンヒ 田淵 高志

日本放送出版協会 2006-04-20
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

チュテさんのとった行動は懸念した通りのものでありました。そして今回のキーワードは「特例考査」かと。以下ネタバレしつつ。

病院に忍び込んだヨンジェさんとミングォンさん(通称:ジャッキー)。ミングォンさん優しげな顔して強すぎ……。「シュリ」に出てくる無敵の北朝鮮兵士たちを思い出しました(爆)。

冒頭、一瞬だけ韓国語の字幕が出てきたので切り替えて聞いたんですが、切り替えて以降は日本人すべて韓国語喋ってましたw だいたいは日本語のアクセントがおかしかったりして足がつきそうなんだけど。とりあえず田中軍医がいい人でほっとしましたが、もちろん田中先生も流暢な韓国語を喋ってましたねぇ。

自分は捕まりながらもちゃんとヨンジェたちにペニシリンを渡し、その在り処と使い方までちゃんと書き残すなんて(泣)。韓国ドラマで日本人は悪役と決まってますが「いい日本人」初めて見ました。じーん。

チュテの密告で捕まっちゃったけどね。

クッキと父がなかなか会えないのは、韓国ドラマの「お待たせ感」としては当然の展開か。それよりクッキが受験できないかもしれないと思ってハラハラしながら観てました。ワカメスープを飲むと試験に落ちる迷信、そのココロを知りたいです。ついでに卵がNGの理由も、ぜひ!

さて、なんとかケソン(開城)の女学校行きのトラックに乗れたクッキ。先生がちゃんと出願しておいてくれたんだね…よかったよぅ。黒板の文字に目がいきます。

「特例考査」

試験問題は日本語で書かれてあったことを考えると、どんな学校の仕組みになっていたのだろう。日本人メーンのクラスにちょびっと現地の子がいるのか、教えているのは日本の教育制度だけどきちんと現地の子メーンでしっかり教える高等教育機関があったのかどうだか、気になる。

実はウチの祖母は満州の女学校を卒業しているんですけど、一度たりとも現地の子についての言及はなかったな、そういえば…などと思い出し。次回会ったとき祖母の回線が無事つながっていたらぜひ聞いてみたい。なにせこれ1945年夏の設定だから、もうちょっとしたら日本が戦争に負けてシステムすべてわやになるでしょ(爆)。きっとドラマの中では説明されないに違いない。

今回もトラブルメーカーのシニョンは健在。あんなあからさまにカンニングしようとするなんて、ひどすぎでしょ。しかし今回はちゃんとバレて算数はなかったことになっちゃったんで、安心しました。しかしこれもどうせクッキのせいにするんだろうな。

チュテが「鉄道は危険だからウチのトラックで」って素敵な提案をしてくれるんだけど、当然これも日本軍へたれ込んでました…危うしヨンジェ!

「ボクがひとりで病院に行くべきでした……」って何度もジャッキーが言ったからかどうかはわからないけれど、やはりクッキに会わずして戦線へは戻れないとトラックを降りたヨンジェ父。よかったね!!これでとりあえず命拾い。

一方のジャッキーは検問で発見されますがココはお約束無事に逃げおおせます。それにしてもどんな破壊力の手榴弾よ、あれwwww

ヨンジェは麺の配達をする途中雨に降られて往生してるクッキを見つけます。一発で娘とわかる父。こうでないとなぁw と、ついニアミスを繰り返しながら兄と妹と全然気づかない不自然すぎるきょうだいに想いをいたしてしまう私……。

父と娘の切ない会話はちょっともらい泣きしてしまいました。クッキこのまま泣かないで人生送るなんて無理すぎ。だいたい、ヘジュ屋に行くはずの麺を濡らしちゃってる段階で私の方がすでに泣きそう。お父さんの「我々が苦しいのは貧しくて技術力がないから」っていうところ、本当は何と言っているのか微妙に気になったりして。

駅まで送りたいといったクッキを断ったヨンジェ父ですが改札のときの証明書提示で日本兵の不審をかってしまったところにクッキがやってきて事なきを得ました。

で、クッキは女学校に受かったのかな。予告観ると相変わらずおばさん激怒りしてるところをみると…。前途は相変わらず多難すぎる。

[レビュー一覧]
やはり勘違い クッキ〈2話〉
歴史の勉強を クッキ〈1話〉

【追記】TBさせていただきました。
クッキ(第3回) (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2
クッキ 3話 父との約束まいぶろぐ その2

| | コメント (14) | トラックバック (4)

2006/04/14

滑り出し好調 1%の奇跡〈1-5話〉

ヤバイ。WOWOWで一挙放送するので軽い気持ちで録画したんですが、今頃ハマる予感!!週末まとめて観ようと思ったのに結局毎晩観てます。超出遅れた…。韓国ドラマのラブストーリー系って「王子キャラ」の誰か、特にメーンの王子がどうもイマイチなことが多くて早々にリタイアすることが多いのですがカン・ドンウォン様に不満はもちろんなくw、「逆じゃじゃ馬ならし」的なストーリー、気に入りました。

1%の奇跡 DVD-BOX 11%の奇跡 DVD-BOX 1
カン・ドンウォン キム・ジョンファ イ・ビョンウク

ハピネット・ピクチャーズ 2005-10-28
売り上げランキング : 525
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

WOWOWの「1%の奇跡」公式サイト

荒唐無稽なところを突っ込み始めればキリがないながら。BGMがちょっと五月蝿いなぁと感じてしまうので、ときどき字幕版なのをいいことに早送りしながら見ていくことにしました。ネタバレ?しつつ感想をメモで。

1話 縁から運命に変わるまで 恋愛確率1%

なんだか「わらしべ長者」みたいな始まり方w タヒョンさん、あんなすごい勢いで電車に乗ったのに、おじいちゃんの面倒をしっかり見てあげてて、電車に急いで乗った甲斐がないじゃないかとハラハラです…。そのおじいちゃんが、なんと!!という鮮やかな転換。

韓国のお見合いっていうのは本人だけでやるんだ……。心の中でひとりごとを延々いってるタヒョンがわざとらしいのにかわいいので許す。妹?のお医者さん、ちょっと松たか子似のヒョンジン。どこかで見たことあるある。

ググってみたらハン・ヘジンって「フレンズ」で深田恭子ちゃんのライバルやってた子だ〜。懐かしい。

一方のチェイン。めちゃめちゃ感じ悪いね〜。あれでルックスが伴ってなかったら本当に最低じゃないですか。部下、特に部長が無能っぽいところもまた微妙な。弁護士のヒョンジュンがイイ人っぽくて気になります。

「ボス」がなぜタヒョンを選んだのかはともかく、中学校にやってきたチェインとタヒョンの対決シーンはなかなか。一歩も引かずチェインを結果的に言い負かしたタヒョン、格好いい。忘れっぽいボケなところと理詰めできちんと思考を組み立てることができる突っ込みが混じっていて絶妙です。

え、同僚の先生、中宗(イム・ホ)様?

2話 無茶な取引きの始まり 真剣な交際

「ボス」と対面して、いとこのテハよりもチェインに本当は財産(と財閥)を譲りたいんだ、って言われたチェイン。まだ見えず気になっているのはどうして姉妹が仲が悪くて、チェイン母がいつもおどおどしているように見えるのかってこと。駆け落ち?

いとこのテハ君、あれは本人が悪いというより母親の問題だとみました。テハはたぶん、自分がチェインには勝てないことを自覚してる気が……。

タヒョンの家庭はごく普通のおうちみたいで、一家だんらんのお食事シーンや会話に、ほっとする。今まで観始めて脱落したドラマってどれも極端にリッチでギスギスしてるか貧乏で悲惨かどっちか、ってのが多かったからかも。

ラスト近く、ホストのような白スーツで中学校にタヒョンをお迎えにきたチェインさん、ハレーションかかってました。こうなるともっさりしたポロシャツ姿の中宗先生、かな〜り分が悪いですねw

3話 互角の勝負 強敵現る

今日もタダ(タヒョン)、チェインを相手にズバズバ絶好調。気が強いだけじゃなくて頭の回転が速く「9つの尾をもつ女狐」ってチェインに言われるくらいだけど…っていうかチェインあんたいつの時代の人やねんw ただ、言ってることはいちいち正しすぎてぐうの音も出ず。

3話にして初めてヒョンジンが「誰」なのかわかりました。なんと同級生で、そんな過去を抱えていたとは。もちろん、おうちに余裕がないとそんなことはできないわけだけれど、一緒に義父に殴られて「これからは私の部屋で暮らすから!」ってヒョンジンを引き取っちゃうタダの強さ。

やっぱりボスは人を見る目があったのね。不覚にも涙が…。

一方のチェインのおうちの謎も判明。ボスの子どもはふたりきょうだいで兄がボスの許しなく結婚してできた子どもがチェイン。お嫁さんで認められていないっていう気持ちがあるからチェイン母はなんとなくいつもおどおどしているわけね。テハの母がボスの娘で、夫は医局長…(違)。

ようやくネット検索でチェインが財閥の御曹司だと確認したヒョンジンとタダだけど、チェインを確認したら「会長」は誰なのか確認しようよw 気づいてないから会長ノリノリでタダと「デート」してチェインの様子をおもしろがって聞きまくり。しかし、どうやって待ち合わせしてるんでしょうか。

チェインとタダは交際の「契約書」を交わすことになる。ぶじ?結婚せずに済んだ場合の条件は頭のいい生徒をチェインが今後援助する、ということ。ここのやりとりの部分、結婚すること交際することのメリットデメリットを並べての会話、字幕で読んでるだけでかなり楽しかった。

繰り返し「おまえ」と呼ぶチェインに「カン・ダヒョン先生と呼べ」と訂正を繰り返すタダ。このあたりちょっと韓国のジェンダーってどんな感じなのかがうっすら見えるような気がしてとても興味深いです。チェインの人格の問題だという気もするが。

一方で中宗さんことカン先生から交際を申し込まれてしまったタダ、どうするの〜?っていうかカン先生、そんなだいじなこと学校の校庭で立ち話でしちゃいかんと思うぞ。っていうか、カン先生は「強敵」か?

4話 男が壊れる理由 女が正直すぎる時

今日もアップテンポにケンカしてくれるなぁ。ふだんだったら口論のシーンが延々続いたらくたびれると思うのですが、ふたりのキャラクターのせいなのか許せる。

カン先生が劇団ひとりに見えます(泣)。

劇団ひとりが28,000円のディナーショー開いたら暴動起きるよねぇ。それにしてもストーカー一歩手前というか押し強いというかw

お見合いしつつ、カン先生を軽くいなしつつチェインとの約束に現れたタダに「二股だ」と激怒するチェイン、それを「約束が重なってしまっただけ」と抗弁するタダ。なんかイイね。でもタダに突っ込まれるまでもなく、結婚しないことが前提なんだから、別に誰とお見合いしようが花もらおうが、関係ないではないか。

サムギョプサルおいしそうに食べるね!チェインはあきれてたけど。ご飯も一緒に巻くのか、メモメモ…(違)。

ラスト近く、車の中でタダにキレそうなところを「1,2,3」とカウントするチェイン、ボスとの約束だけではなくてやっぱりタダが気に入ってきてますなv

5話 男が女にフラれる理由 私生活が面倒だ

5回にしてようやく出た「確率1%」。

「俺はサムギョプサルにつきあったんだから今度はそっちがつきあう番だ」とクラシックコンサートに連れてきたチェイン。タダも負けてない。「クラシックは苦手だから、いびきをかいてあなたに恥をかかすかも」なんて。

生徒たちに「クラシックも聴くのよ」って言ってたことや「趣味はクラシック鑑賞」と言いながらとんちんかんなことを言ったお見合い相手を斬ってた理由も判明。学校の先生らしく、何事にも真面目に取り組むところは好感度高いです。

ちょっと、早くもイイ雰囲気か?というところで蹴りを入れられて終了w しかしそんなタダ、チェインに携帯ストラップをプレゼントしたのは、なぜ〜?

コンサートにチェインが女性同伴で現れたことが新聞記事になる。めざとくみつけるヒョンジン。財閥の御曹司と交際することの意味にちょっと気づいたかもしれないタダ(遅)。

それにしてもこのふたり、オレンジジュースばっかり飲むね。夏だから?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

やはり勘違い クッキ〈2話〉

公式サイトのシニョンの紹介のところに「根本的に悪気はない」と書かれてあり、思わず吹きました。お母さんに追いつめられて叱られるとき必ずクッキのせいにするくせに、悪気がないはずがないではないか…w というわけで、お金持ちのお嬢として育っても「天国の階段」みたいなチョンソのように育つ子もいればシニョンみたいに育つ子もいる、と。

グッキ DVD-BOXグッキ DVD-BOX
イ・スンリョル

レントラックジャパン 2005-08-19
売り上げランキング : 6,146
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

目的は全く異なりながら家出を決意したクッキとシニョンですが、やはり渡る世間はオニばかり、なのだ〜。そして、やっぱり間違えられた。以下ネタバレ。

クッキ、賢いのだからお金は肌身離さないようにしなきゃ。3年働いたお金が一瞬でパァじゃないですか。ぶじにキョンソン(京城=ソウル)にたどりついても悪いヒトにやられるのは目に見えてたから、ヘジュから遠く離れる前でよかったけど。

ケンカして川に落ちたシニョン、助けようとしたクッキ。結局ふたりとも溺れてるところに通りかかるミングォンさん。どっちを助けようかと一瞬逡巡しますが、結局クッキだと思い込んでるシニョンを助けてしまいます。「もし君に万一のことがあったら先生に顔向けできない」まではイイが「チュ」はないだろうw

溺れたと思ったクッキも自力で岸に泳ぎつき、雨の中自転車を直してくれたサンフンがヘジュへ連れ帰ってくれました。はやばや、この2組でカップリングは決定なの?私は幸いにも川や海で溺れた経験はないですが、クッキの「おなかがいっぱいで動けない。水を飲み過ぎて」っていう台詞が超リアルです。

ヘジュでは、お金取りに行くからね〜とクッキ父のヨンジェに迫られ大焦りの裏切りの親友チュテ。土地の権利書を担保に質屋さんでお金借りられるんだぁ…驚き。一方でヨンジェがクッキに会いたいと当然言い出したので大慌てで妻にフォローをさせます。

家出をそそのかしたと激怒していたシニョン母だけど、この慌て方はやはり、積極的にヨンジェの財産横領に加担してたんだね。急にクッキに優しくなって「女学校も受験していいよ」とか言い出す。クッキも散々嫌な目に遭ってるはずなのにおばさんの手のひら返しについ喜んじゃって、素直なんだから。

おばさんがおやつを急に食べさせたりしているのは女学校の受験、失敗させるためですかね(爆)。っていうかクッキは賢い子だとはいえ、級長やってるシニョンが猛勉強しないと入れなさそうな口ぶりの女学校の受験、ぶっつけ本番なんてあり得るのか?っていうか出願してるのか?と、突っ込み始めればキリがありません。

一方のヨンジェさんですが、頼みの綱の「タナカ軍医」が約束の場所に現れずペニシリンが手に入りません。えー、だからって野戦病院に強行突入?ガクブルです。

いまの私の最大の懸念は、日本軍にヨンジェが殺されてしまえば財産の話などもろもろ面倒なことが一気に片付いてしまうという現実にチュテが気づいてたれ込みをするんではないか、という一点。そんな「親日(=売国奴的」な描写は流石にしないだろうと踏みつつも、どうなることやら。

今回ヘジュの街をまた注意して見てたら「仁丹」の看板が出てたり、日本酒のこもだるを担いだ人が映ったりしていて、ほんのり植民地臭が漂っていました。

[レビュー一覧]
歴史の勉強を… クッキ〈1話〉

【追記】TBさせていただきました。
「クッキ」(第2回) (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2
クッキ 2話 (まいぶろぐ その2
「クッキ」 第1・2話 (記憶の鞄

| | コメント (12) | トラックバック (4)

2006/04/06

歴史の勉強を… クッキ〈1話〉

ドラマの冒頭が1932年ってことでしばしイヤ〜な汗をかきながら観始めました「クッキ」。いじわるなライバルが出てくるところとか、育てのお母さん(でもないか…)が意地悪とか、やっぱりこういう設定にしないとダメなの〜?と思いつつ、元気なクッキを応援してみたくなりました。あんまりハチャメチャな展開にならないでください。

グッキ DVD-BOXグッキ DVD-BOX
イ・スンリョル

レントラックジャパン 2005-08-19
売り上げランキング : 6,146
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
なんだ、DVDにもうなってるノカ〜。

1945年7月の朝鮮半島って、こんな感じだったの?と少し意外でした。日本は地方都市まで空襲を受けてズタボロだった時のこの色鮮やかさや、いい意味での暢気な感じが。以下ネタバレ。

1932年はWikipediaで見るとこんな年でした。3月に満州国の建国が宣言され、5月には海軍将校たちによる5.15事件があり、ロサンゼルスでオリンピックが開かれていました。

冒頭から超緊張ですよ。「独立新聞」とか見えるし、燃やしてる手紙の中には「大韓民国」なんて字も見える。レジスタンスですね?それも臨月の奥様つれて国境越えですか?無理無理って思っていたら案の定、中朝国境の鴨緑江で警備の日本兵(「憲兵」っていう腕章つけてたっぽい…国境に憲兵か…大汗)と銃撃戦に。

妻は撃たれ、赤ちゃんを助けてと言い残す。キラーン!光るメス。これだけ派手なドンパチやったら援軍が来るんじゃないかとハラハラしどおし。

取り上げた赤ちゃんに「クッキ(菊煕)」と名づけて中国へ渡る父でした。親友は産まれたばかりの子どもと土地の権利書を預かります。現金化して、独立運動資金にするよう準備してくれと頼まれて。

テンポよくお話はすとーんと飛んで13年後。

戦争が終わったかと思ったらまだ終わってナイのね〜。「昭和20年」という字が見えるっす。でも海州(ヘジュ)の街はのんびりした感じで、日本人がいたり日本語の看板が見えたりしていません。予想はしていたけどクッキは下働きとして親友宅でこき使われてます。同い年の娘のシニョンは洋服を着てランドセルを背負ったお嬢さん風。

もしかしてもしかして…と思ったら、託されたお金、ネコババしてるじゃん親友のチュテさん。クッキを目の敵にしてる奥さんを強く止めないし。

けれど、けなげで元気なクッキを応援してくれる人もいるのが救いです。学校の先生も、製麺所のお手伝いのおばさんも、それから娼館の女将も。そんな先生のはからいで小学校開校30年の式典で挨拶はクッキがするよう指名されます。級長のシニョンはおもしろくない。その上、式典で挨拶するメリットを聞いてどうしてもやりたくなってクッキを買収しようとします。

この「級長」のイントネーションがおかしくてつい笑ってしまった…。

このあとあまりにも予想通りすぎる展開wが待っていて、満場の見守る中、クッキのビンタが気持ちよくシニョンのほおに決まります。

そのころ、クッキの父ヨンジェは義勇軍の訓練をしていた中国でペニシリンが必要になり海州へ部下と手分けして渡ってくることになった。

親友チュテ、お金ネコババがばれるのでマジ焦り。

学校のあいさつで「クッキはどの人か」と聞いてた部下さん、シニョンと間違えちゃったね。これ、この後揉めるフラグ?

娼館でガツガツご飯を食べちゃったので麺を駄目にしてしまう段で自転車を倒してしまったクッキのところに通りかかった男の子。音楽が一瞬「くるみわり人形」からの音楽に変わってました。この地味な彼がまさかクッキの王子ですか?

などなど楽しみな疑問を抱きつつ「歌手になりたい」と図々しいにもほどがあるシニョンにあきれつつ。1回目はこれまたまずまずだったのではないかと。

朝鮮半島の現代史を考えるとこれからホントにいろんな大変な歴史的出来事が待っているわけで、どのくらいその哀しみや苦しみを織り交ぜながら希望をもたせるストーリーにしていくのか楽しみです。

【追記】TBさせていただきました。
「クッキ」(第1回) (Snowdrops-Fairyの独り言Ver.2

| | コメント (10) | トラックバック (1)

2006/02/02

惨劇終劇 チェオクの剣〈最終回〉

ある程度までは予想していましたが、それを超える後味の悪さでございました…。ラストシーンにつながった冒頭、誰がソンベクを追及してるのか、ってずっと謎だったんですが思わず笑ってしまう人物だったとか、観ている間も感じましたがパーツパーツはいいんだけどバランス的にものすごく悪いよ。でもやっと終わったという安堵感で、いっぱい(失笑)。

チェオクの剣 DVDプレミアムBOX (初回限定生産)チェオクの剣 DVDプレミアムBOX (初回限定生産)
ハ・ジウォン イ・ソジン

NHKエンタープライズ 2006-04-28
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このBOX(=NHK版)を買うほどドラマにハマった方っていうのは見渡す限りブロガーではいないんですけどw 怒濤の突っ込み、viviさんに負けないように頑張りマス!

あまりにも過酷過ぎたサヴァイヴァルレース。ウォネ殿、最後まで生存おめでとうございます!!ペク武官はどうなったんでしょうか。一応ちょっと終わってから気になって再度早送りしたんですけど、王殿に突入する手前までは元気に戦ってるんですがその後フェードアウトしたような…。

あと、このタイミングでチュクチを捕盗庁の武官に雇うっていうのは、どうなの。名誉なことかもしれないが、ユン様的には「奥さんのところへ逝ってよし」っていう意味ですかw

重臣チョン・ピルジュンが黒幕であるという確信をつかんだはいいが、テロ決行の日付をどうやって把握できたのか、左捕盗庁(チャポドチョン)。そして王宮へ少数で攻め入るという捨て身攻撃も何の根拠があってのことだったんでしょうね〜。

バトルシーンは「質より量」でワイヤーが少なく見苦しくなかったのがせめてもの救いでした。

一方のソンベク。土壇場にきてのスミョンのチェ・ダルピョンへの背信で、王宮に攻め入る精鋭部隊が異国(またキター! 倭国=日本ですから!!)の軍隊と知り、交換条件は済州島(チェジュド)を倭国にあげちゃう♪ってことを知り、マジ切れます。計画を即時中止します。

一方の王殿では、護衛隊長が部下たちが斬り殺されていくなか獅子奮迅の働き。でも待ちきれなくなったピルジュンが後ろから剣で刺し、殺害。王様は当然のことながら呆然、虜囚となってしまうのでした…。

ユンやウォネ殿たちが駆けつけますが、王を人質に取られているため動きが取れず。そこへチェオクとチュクチが反乱軍のふりをして乱入。チュクチ、殺されちゃったよぅぅぅぅぅ!って思ったら腕刺されただけで済んでよかったです。そしてチェオクの華麗なる短刀さばきが炸裂し、倭国の精鋭部隊はピルジュンともども瞬殺。

当然ながらチェオクはソンベクを追ってゆきます。ユンも、王様に自分の護衛官になってくれと頼まれながらチョ長官のけがを理由にイエスと答えません。王様への忠誠って、そんなもんなんですかね…。ま、ユンにそういうこと要求するのがそもそも無理なのか。

一方、長官の意識を回復させるべく寺からスウォル和尚様が来訪、ソンベクとチェオクが兄と妹であることがユンに告げられました。ユン、最後の理性スパーク。号泣するナニちゃんを置き、倭人に拉致られたチェオクを救出に向かうのでした。

ナニちゃん、最後まで「かませ犬」的ポジションから脱する事ができなかったね。アイゴー。

そして浜辺の死闘の末、ユン倒れる。

っていうか、最初から勝つ気なかったように見えたのは私だけ?このへん、また意味不明です。というより、いくらドラマ盛り上げるためだっていってもさ、まずソンベクにあそこで捕まってるのがチェヒだって言えよ…それが人の道ですよ。そしたらふたりでカトウと忍者とダルピョンをかる〜く倒せたでしょ。どのみちカトウは秒殺でしたがw

ソンベクも砂金でキレてる場合ぢゃないと思いますた。それが「仲間の血と一緒」といっても偽金から得た収入だったり、倭国からもらった金だったりしてるんだよ、多分。そして、そこに倒れてる長年探し続けていたはずの妹をうち捨てて仲間のもとへと走る男、チャン・ソンベク。やっぱしわからん、彼の論理も。

ユンを失ったチェオク。怒濤の追跡シーンへとつながってゆきます。そして、ソンベクと禅問答みたいなやり取りしてるのは…

ちょっと、ちょっと、ちょ…

チョ長官!?

意識戻るの早過ぎ(爆笑)!それも長距離、馬での追跡も平然とこなしてるし(まぁ、説明されてないだけで時間経過は、あるんだと解釈してあげやう)。

で、きわめつけが、チェオクがとどめを刺したと思われるのにまだ足りず、手向かう様子を見せたソンベクに弾丸と矢の雨あられ、そして、とどめを刺した直後に「逢いたかったぞ、チェヒ」って言われてもう真っ白に燃え尽きたチェオクは当然………。ウォネ殿も止めるの遅過ぎ!もしかしてチェオク好きだったかもしれないのに。

「決して離れるでないぞ」っていう父上のナレーション、そして「あに、うえ」というチェオクの最期の言葉。これは悪くないんですよ。しかしもうちょっと取るルート、別の方法なかったんですかね。

なんせホント、人、死に過ぎだから。こんなドラマ観て悲恋に涙できるっていう感覚は、私の理解力をかる〜くK点越え、バッケンレコードでした。

毎週なんだか憂鬱だった木曜の夜もこれで、終われる。

【追記】TBさせていただきました。
「チェオクの剣」第14話(最終回) (韓国ドラマファン

| | コメント (22) | トラックバック (11)

2006/01/26

救いなし… チェオクの剣〈第13話〉

ヒーローとヒロインのためなら、実に非情ですね、このドラマ。最終回の1回手前までようやくたどり着きましたが、正直チェオクを含め3人の心の「揺れ」、恐らくこのドラマのキモだと思われるこれにまったく入ってゆけません…。揺らすためにさらに血が流される。これで泣けというのは、いまの私の心情では、到底無理です。

チェオクの剣 シナリオ・ブックチェオクの剣 シナリオ・ブック
パン ハッキ 根本 理恵

by G-Tools

私がこのドラマで涙を流すとしたら、殺された罪なき村の民、倭国の忍者部隊に火縄銃で撃たれる捕盗庁(ポドチョン)の最前線の兵士たち、そして振り回された庶民代表マ・チュクチ夫妻へのものに限定でいきたい。主人公たちのためには、たぶん最終回でも泣けない予感がします。以下ネタバレ。

陰謀が着々と進んでいっているにもかかわらず、チェオクと自分の関係にしか目のいっていないユン。そのうえ、だめ押しでチェオクに自分を斬れなどという男としてどうなの的な発言。予想通りチェオクは自死しようとする。敢えてソンベクの元に放つのに、そんな自己主張して、どうする。

刺客たちに襲われて撃たれたように見えたのでチェオクを追い払って死んだと思ったのに…。そのほうがまだ、よかった。

ソンベクの「新しい世をつくる」モチベーションを高めるため、またも村ひとつ抹殺するチェ・ダルピョン。高まっちゃうソンベク。正義感が安っぽいね。何人、人が死ねば満足?これも身分制度などを廃するためにはやむを得ない犠牲なの?

私は、暴力は新たな暴力しか生まないと思う。

核心に迫ろうとしたチョ長官は内通者の武官に連れられてついにホンボシのチョン・ピルジュンと面会しました。しかし手紙をちょっとだけ早く読んでしまったナニちゃんの知恵が裏目に出てしまいます。捕盗庁=チョ長官 が追手を差し向けたと誤解され、ぶっすり刺される長官。

スミョンは不死身でしたが長官は駄目みたいです。侍医も見放し意識がないなら、またカメハメ波を放ってみては如何?

ユンの元を去り刺客を追ったチェオクは木に吊るされた女性と一味を発見。「これが捕盗庁の茶母(タモ)。そいつを斬れ」と踏み絵を踏まされるソンベクをじっと見ます。ソンベクは背中を見てこの女性がチェオクではないことを確認したうえで殺します。

それが、チュクチ妻。

もうねー、勘弁してほしいっす。いくら多勢に無勢とはいえ、ソンベクの自分への想いを確認するため、自分の代わりに誰かが殺されるところを傍観するチェオクもチェオクなら、罪のない女性を殺すソンベクもソンベク。そんなんでお互いの気持ちを吹っ切ったからどうなの。"so what?"ですよ。

それで捕盗庁に戻って、捕盗庁側に立ってソンベクを捕らえるって宣言されても、困る。

チュクチの慟哭は、流石に胸に迫りました。だって、いちいち言うことがもっともなんだもの。殺される必然性がないもの。身分を回復できたって、あれだけ辛い思いをして危ない橋を渡って、妻と生まれてくるはずの子をなぜ、奪われねばならない?

ユンはユンで、今度こそナニちゃんと結婚しますそうで。前に婚約したときは自分の気持ちを欺くためだったけど今度は違う、ってぶっちゃけトーク。ナニちゃんの随喜の涙も、ナニちゃんファンの私でも微妙だよ…。父上ももう生き返らないし、寂しかったから嬉しさ何倍だったのかもしれんが。

って身辺整理を進めている間にも国家転覆計画はさらに進行。ソンベク、淡々と都のあちこちに爆薬を仕掛けて街を混乱に陥れ、宮中で王様もろともいまの政権を木っ端微塵だそうで。

真のテロリストへさらなる飛躍です。

ウォネ殿今回出演なしでそれもブルーだったんですが空しく?内偵捜査をしていたらしい。仕事してるのウォネ殿だけかよ、って思ったらペク武官の空回りが新たなヒント、そうチョ長官の事実上のダイイングメッセージ発見につながったようです。

何を今さら「おのれェェェ」とか言ってんの(爆)。チェオクに自分を斬れとか脅してる間に捕盗庁帰ってたら長官の危機に間に合ったよね、多分…。

次回、最終回は第1回の冒頭につながっているんだということですが、やっと終われる…。と1週間前から安堵している私でした。

| | コメント (26) | トラックバック (10)

2006/01/19

気づけ!第2弾 チェオクの剣〈第12話〉

ため息…。イ・ペク両武官が男っぷりをぐぐっと上げたところだけが私の中での最大の「見せ場」でした。チェオクがソンベクを男性として意識しているからの一手で逃げるんだろうけど、ここまでネタばらししていて気づかないってちょっと考えられない。「泣き」「溜め」ともに私のドラマ鑑賞ペースにはまったく合わないし。

チェオクの剣 オリジナル・サウンドトラックチェオクの剣 オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ キム・サンミン ホン・ジュ

ポニーキャニオン 2005-11-16
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

以下、短めに終わらせたい。ウォネ様の言葉を借りれば「やってられない!」状態です。

ユンがチェオクへの執着だけで動いている、とバッサリ斬ったイ武官に、チェオクに執着してる、と逆ギレ。チョ・チオの玉砕を目の当たりにしていたウォネ殿としては、指揮官は冷静でないと困る、と思うのは当然。

そこにいつもおとぼけのペク武官が素敵すぎるフォロー。朝やってきた援軍の到着速度が速過ぎたことからウォネを確認にやらせることで冷却期間を置き、かつウォネが父を盗賊に殺されたことから捕盗庁(ポドチョン)の仕事に没頭している話までさせてガス抜きしちゃいました。

すばらしい。

一方寒い洞窟のなかのふたり。「謀反人の妻」「7歳だった妹」「お前の名前は」などなど鍵になる会話が交わされながらまだ、兄と妹であることに気づかず。意識失ってから「私の名前は」って言って、どうする。

ダメ押しでムカデに咬まれるチェオクを夢中で毒抜きしたソンベクに逆に毒が回る。寒くてもけがだらけでもそこは二人の世界。何やってんの。

洞窟から煙のようなものが上がってるのに「やっほー」って言うだけでSWATの兵士を偵察にすらおろさないユンもユンなら、救出されたらソンベク死んじゃう、って黙ってたチェオクもチェオク。

挙げ句、え、ソンベク出口知ってたわけ?チェオクと洞窟で心中したかったんですか?ハァァァ。

滝の前の対決シーンは、見物でした。チェオクが敵側に身を投げ出したのを見たユンはソンベクとチェオクを交換しないと言いますがまたもペク武官が「漢」ぶりを発揮。ま、逆噴射なんだけど、結局ソンベクたちを取り逃がしてしまいました。

ウォネ殿が土壇場で援軍とともに戻ってきたので相手側にもかなりのダメージは、与えられたけど。

ラストのテントのなかのユンとチェオクのシーンは、もう勝手にやってください……。くどいようだけど、ユン、あんた王様の特別の計らいでいまそこに立ってるのを忘れたのか。責任放棄で奴婢宣言。チェオクはあっさりユンを振ってしまうし。

陰謀は着々と進行中。王様はチョ長官への不信をあらわにし、チョ長官は自害を考えるところまで追い込まれます。ナニちゃんのまたも捨て身の説得でなんとか思いとどまりましたが。チョン・ピルジュンもまだまだ先の手を考えているようで。

謀反がどうなるか、この一点のみが、あと2回我慢するためのモチベーションとなりそうです。っていうかこれで私の「韓ドラアナフィラキシー」が確定しそうな予感がします。こういうパターンがある意味王道だとすると、当分、新しい韓国ドラマに手をつけられる気がしない。

やれやれ。

【追記】TBさせていただきました。
茶母(チェオクの剣)<12>綴り箱のかたすみに

「チェオクの剣」第12話 (韓国ドラマファン

| | コメント (16) | トラックバック (8)

2006/01/12

異国じゃなくて倭国 チェオクの剣〈第11話〉

また言い換えましたね、NHKさん。「倭国(=日本)」を「異国」って。ユンの公私混同甚だしい仕事ぶりとあいまって、フラストレーションがかなりたまっております。それとは別に、日本の剣術に対する認識だいじょうぶか?まさか空想の第三国ですかw などなど、底意地の悪い突っ込みも入れたくなり…。

チェオクの剣チェオクの剣
NHK出版

日本放送出版協会 2005-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今回は珍しく予告編にだまされた!っていうのもありました。以下ネタバレ。

書類を偽造されたチョ長官ですが、怒ることなくユンとイ・ウォネのSWAT(再編成された?2軍格上げ?)をチェオクの援護に向かわせます。チェオクはチュクチの手を借り、チャン・ソンベク一派を名乗って盗賊のふりをしてソンベクたちをおびき出す作戦に。

「ソンベクの妹」っていうのがキーワードで、チェオクはソンベクに妹がいるとは聞いていないはずだが、そう触れ回ったことによってソンベクの琴線に触れまくり、うかうかと包囲網に一同入って来てしまいました。

予告編でぶっすぶすにやられていたのは、ソンベクではなく、カッチュルでした…orz 壮絶な戦死。そして、兄と妹の哀しいバトルに割って入る嫉妬メラメラのユン。

手を出すな、というのに双方が手を出し、ソンベクもユンも傷ついたうえ勝負がつかず、カッチュルが盾になったことでほかのソンベクたちは逃げることができました。お互いつらいねぇ、命令聞かない部下もって。

ここからのチェースがとても雑で、どうやったらチェオクがソンベクに追いつくのかがまったく説得力がなく、どん引き…。さらに馬から転げ落ちたチェオクが「落とし穴」にハマり、助けようとしたソンベクもろとも地中にあいた鍾乳洞に落ちてしまいました。

敵味方入り乱れて大捜索スタート。いつも以上に感情的なユンをウォネ殿も、持て余し気味。

一方の都。カマ村の死体検案書があがってきてまたもバカボン改め謎探偵ピョンテク見参!「遺体の刺し傷がすべて貫通していた」ことを言い当てます。朝鮮でも、清国でもない異国って近所にそうないですよね。なぜわざわざ「異国」とぼかさないといけないのか理解不能です。

さらに、子どものころから見慣れているチャンバラでは、だいたい日本刀というものは相手を袈裟斬りにすることが多くて「突き」は少ないと思っていました。「前にいる敵のみに集中する」というのはある意味間違ってないですが…。「暴れん坊将軍」に後ろから斬りかかってく人はいないわけで。とはいいつつこの説明、釈然としません。

一方の親玉のピルジュンは何か策がある模様。ヤな予感だね。

ソンベクはいざというときの合図用に爆竹を打ち上げるようチェオクに命じます。あ、骨折は脱臼と違うからあのやり方では治らないと思うな〜。で、ユンたちが爆竹を打ち上げたのはなぜ?ココにいますよ、っていう合図か?わーい、夜中の花火ショーだよー。

と、このあたりまでくるとどうでもよくなってきました。嫉妬玉を口から吐き出しそうなユンは手に持ってる茶碗を割ってしまうし。そんなんだったら何のために「ナニちゃんと結婚する」と言ってチェオクを傷つける?意味わかんない。

チェオクたちは洞窟に閉じ込められたまま。いつも勢いよく飛んでるじゃん。洞窟の壁を走って飛んだら、届かないの(足を折ってなくても届かないと一応ソンベクがフォローしてましたが)?

「妹に会えないまま逝くのか」と弱気なことばを吐くソンベクに微妙に反応しないチェオク。こんなに近いのに、ねぇ。地表にいるユンの煩悩も果てしない状態で、次回に続く。

トラックバックさせていただきました。
韓国ドラマファン

| | コメント (18) | トラックバック (8)

2006/01/06

超ニアミス チェオクの剣〈第10話〉

よっぽど「今、死ににゆきます」が気にいったんだねw 前回のお話でもダメ押しで使っていました。勘弁してほしいっす…。さて、前回の私の怒りはチョ・セウク長官の怒りとなってユンを撃墜しました。当然でしょ。しかしまた強引な展開が続きます。

チェオクの剣 シナリオ・ブックチェオクの剣 シナリオ・ブック
パン ハッキ 根本 理恵

キネマ旬報社 2005-12
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

話は動いたんだけど、テンション上がらない…。以下ネタバレです。

ユンが全身全霊をかけて放ったエネルギーを浴びたチェオクは、身体の「気」が動き出して死の淵から生還。けれど払った代償は大きかった…。

っていうかね、ユン、仕事しる(2回目)!!チェオクが助かることを確認したらいそいそと薬煎じてないで空飛んで捕盗庁(ポドチョン)へ戻れ。そんなことしてるからチェオクの「チャン・ソンベク…」っていううわごと聞いてしまうんじゃないですか。あいつだけはぁぁぁぁ!!って真剣振り回してる場合かい。

ようやく快復したチェオクはスウォル和尚から子どもが産めない身体になってしまったことを告げられます。またチェオクが描く「どうせ私はユンとは結ばれないのよ『のの字』」にエクスキューズが増えました…。そのかわり、何としてもソンベクを捕まえようと決意して都に向かいます。

途中で立ち寄った寺には両親の位牌が祀られていました。何者かが半年前に置いていったという位牌の前でチェオクは万感の想いを込めて慟哭しますが、そこにソンベクと不死身1号スミョンがやってきます。

兄と妹再会の期待は素敵すぎるカメラアングルであっさり裏切られました。さらに、さっきまでおんおん泣いていたはずのチェオク。寺の和尚から位牌を訪ねてきた女性について聞いたソンベクが本堂へ急ぐと忽然と消えてます。さらに「チェヒー」の絶叫もうっすらしか聴こえないところまで歩いて行っちゃってるし…。

病み上がりに競歩ですかwww。

一方、捕盗庁に帰庁したユン。チョ長官のお怒り度は当然ながら100%。肉親の、たった1人の息子を失っても私情を厳しく排してきた長官が「お帰り、ユン♪」って言うはずがない。座り込みして許してもらおうだなんて虫が良すぎるのさ。

と思ったらナニちゃんキタ〜〜〜!!!!

父上にユンの赦しを乞うだけでなくユンのところにお嫁に行きたい攻撃。「縁のあるなし」の会話はある意味、身分制度を"悪用"した自分勝手な理屈で、ここは一旦どん引きなんですが、後からチェオクと交わす会話で、ナニちゃんがただのド演歌女じゃないことが判明。ナニちゃんファンだった私の目に狂いはなかったと確信しました。

だって、普通の女じゃできないでしょ。ほかの女を愛していて、自分に愛をまったく感じてない男と結婚した上で、その女との同居を申し出るなんて。ある意味死ぬより辛いことでしょ。その地獄な結婚生活、何年続くかわからないというのに。すごすぎる。

チョ長官も背に腹は代えられない。本当の王の真意を知っているのは自分とユンだけ。そのうえ150人も部下失ってて使える武官の数も足りないんだし。ってことで特赦することにします。もちろん、私情に走ったユンへの叱責は厳しいものでした。正直、甘過ぎと思いますが、まぁお話の展開上やむを得ませんな。

チェオクを選ぶか捕盗庁を選ぶか二者択一を迫られたユンは後者を選ぶことに。チェオクに一応気持ちを確かめますが、確かめてどーすんだ。チェオクに下駄を預けるのは卑怯でせう…。結局チェオクは「肉親です」を通したので「それならナニちゃんと結婚する。私のことは忘れろ」という展開になりました。

泣き所なんですよね、ココ。全然泣けねー…。

それもよりによって捕盗庁にいられなくなったチェオクが新たに配置されたのはバカボンピョンテクの役所。ピョンテク、「チェオクに似た子どもを産んでくれ」と地雷を踏みまくってることも知らず大喜び。

そしてようやくホコリが収まって来た捕盗庁ではカマ村急襲情報がなぜ敵方に漏れたかを調べます。

ピルトゥ改めペ武官は、やっぱり悪役だったんだねw あれが韓国の悪役顔なのか?追いつめられて頭を壁に打ちつけて死にますが。このペ武官を手がかりに内通者の候補が挙げられ、軍から出世をやめて敢えて捕盗庁にやってきた人間がもう1名いることがわかりました。ここを手がかりにどう情報が漏れるか調べるつもりの長官とユン。

チェオクは自らの手でソンベクを捕らえるべくチュクチを訪ねます。身分が良民になると、髪を結い上げてちゃんとした服装ができるんだ…。助けを求めたチェオクの願いをいったんは断ったチュクチ。しかし、今回ナニちゃんに続く2人目のイイ女登場。

チュクチ妻。妊娠したことを告げ、この幸せをもたらしてくれたチェオクには恩を返さないといけない、とチュクチを送り出します。危険な任務であることにかわりはなく、むしろチュクチが死んだら自分は子どもとしんどい生活が待っているというのに。

こういうところはイイのよ、マジで。なのになぁ。バランスが悪すぎる。

チュクチを手に入れたチェオク、さっそく地方の役所に赴きますが、チュクチに捕盗庁の武官の格好をさせ、チョ長官の書類を偽造しています。ありえん!!そして引っかかったかに思えた役所の担当者はチョ長官の筆跡を知っていたためこの偽手紙が捕盗庁に通報されちゃいました。

そしてこんなことをしでかすのはチェオクに決まっているとチョ長官はお見通しです。あーあー、どうすんだ?

イ・ウォネもっと出しなさい!!←意味なく逆ギレ

| | コメント (27) | トラックバック (10)

2005/12/29

秘技カメハメ波 チェオクの剣〈第9話〉

忙しいのにライブで見ましたとも。今年最後の放送、最初から最後まで突っ込みどころ満載でしたw ストーリー的にはとうとう本物の黒幕が出てきたり、朝鮮半島ではドラマの悪役はやっぱり日本人におまかせなのね!!とか思うところもあったんですが、廃人の皆様には申し訳ないながら、ワイヤーアクションをしのぐ「最強バカップル」に口あんぐりでした……。ユン、仕事しる!!

チェオクの剣 オリジナル・サウンドトラックチェオクの剣 オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ キム・サンミン ホン・ジュ

ポニーキャニオン 2005-11-16
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

以下なかばヤケッぱちの感想です(当然、ネタバレ)。

NHKさん、絶対狙ったでしょ「今、死ににいきます」。それも、チェオクの遺書2回全文読み聞かせの念の入りよう。もっと韓国語勉強しておくんだったと思う場面が何カ所もあった。

ユンへの想いをアツく語り、王宮へ忍び込んだチェオク。広い宮中、どうやって王様御一行の居場所を突き止めたんでしょう。GPSか?そして、聖書もびっくり。水面を走るはしる。そして前回のチオもかくや、とばかりに護衛の兵たちに滅多斬りにされます。反撃ゼロ。とどめをさせない刀っってことは、案外ナマクラなのかも。王様、気をつけたほうがいいよ。

それでも王様に面会できて直接お話できちゃう♪奴婢が王様に何か言上なんて、可能だったんでしょうか。Neverに1万ウォンでいかが?あと「失血死」っていう単語ありますね。ま、身体をユンに刺し貫かれてたはずのスミョンも死なないんだから、このへんは流して、と。都合良くチュクチたちに見つかるところも、また見どころができたというところでスルーで…。

獄につながれていたチョ長官とユンは王様の密命を帯びた男(顔の判別が不可能ですが衝立の後ろに控えてた人ですね、恐らく)によって放免されます。それも王様のお腰のベルトまで賜って。

なのにユン、事件の捜査はすっかりうっちゃらかしてチェオクひとすじ。王の侍医を刃物で脅して治療させたり、もうハチャメチャ。王様に特赦してもらったんだよ!?おかげで王様、朝議でチョン・ピルジュンを筆頭に赤服たちから、やいのやいの突き上げ食らってるのにさー。働こうよ。

挙げ句、チェオクを連れて師匠のところに行っちゃいました。瀕死の病人を馬に乗せて長距離移動…ここまでくると笑うしかありません。もちろん、チェオクの捨て身の行動がなけりゃ処刑されてた、ってのも事実だけど、せっかく助かった命、チェオクを救うことに全力を投じるなら、とりあえず長官にはキチンと言っていけって。

対照的にウォネ殿、本日も大車輪のお働きです。150人も兵が死んでるので長官を前にした軍議もペク武官とウォネ様の2人とちょっとさびしめでしたが、山の砦付近を調査し、ソンベクの恩人イ・ハクチョルの追跡に成功。例のハンセン病の村(「カマ村」)を突き止めます。偽金もつくってた。やっぱり「もののけ姫」のパクリか。

とって返し、捕盗庁(ポドチョン)は村に急襲をかけることにしますが、動きはチェ・ダルピョン(商人)に筒抜け。どう考えてもへたくそすぎるな地下への入り口からダルピョンが会いに行った黒幕は………これだけ引っ張ってやっぱり重臣のチョン・ピルジュンでした。はぁ。

ピルジュンの命を受け、タルピョンがカマ村に送り込んだ人たちは家紋のついた和服に腰には大小を差した異形の者たちですよ。そう、刀の柄を見ればどう見ても日本人ww たぶんこの前火縄銃を持ってきてた人たちだよね。もちろん、村の人たちはハクチョルさんも含めて皆殺し。「異国の者」と吹き替えてましたが日本(倭国)と言っているかどうか教えてください!どなたか。

しかしハクチョルさんもただでは死なず、脇差を抱えてダイイングメッセージに。チョ長官とウォネ殿が現場を検分した後、タイミングよく到着したソンベクはスミョンの助けを得てこのメッセージに気がつきました!チョン・ピルジュンに詰め寄るソンベクですが…。

どんな謀反でどんな大義があったとしても、日本人を手下として使ってる時点でもう圧倒的に韓国的にはNGでしょう(爆)。でもピルジュン、「任せておけ」と言ったよ。この虐殺絶対捕盗庁がやったことにするね、間違いない。

一方、チェオクを師匠のスウォル様のところまで連れていったユン。師匠の渾身の治療でもチェオクは意識を回復しません。そこで生きるか死ぬかどちらかの大技をかけることになります。カー、メー、ハー、メー、ハァァァァァ!!(←最後のハァ〜は私のため息でフェードアウト)

ぷぷぷぷぷぷぷぷ。もうダメ、許して。っていうか韓流に言うなら「私を罰してください」。「チャングム」の48話、チェ尚宮の断崖シーン(リポビタンDか!?)と同じくらい笑ってしまいました。年明けどうしようかな。もうここまで来たら乗りかかった船だから最後まで見届けないといかんと思いつつ。ワイヤーアクションより引くネタがあったとは。ホント、やられました。

そうそう、憤慨しすぎて忘れてた。ナニちゃんに会えなかった。寂しいです。

| | コメント (14) | トラックバック (7)

2005/12/22

流血…チェオクの剣〈第8話〉

潔白であることを血で書き遺し、自害してしまわれたチョン・ホンドゥ大将。王様が信用されていた数少ない重臣だったため、チョ長官とユン様、身柄を拘束されてしまいます。チェオク抜け殻。投げやり。そして、討伐隊長に立候補したのはチョ・チオでした。

4144071391チェオクの剣
NHK出版

日本放送出版協会 2005-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ナニちゃんウオッチャーとしては目が離せない回になりました。そして今日くらいウォネ様に出番があれば満足です。あと、やっぱりスミョンは不死身だった、と。じゃあ、あんな刺され方するなよw 以下、ネタバレです。

獄舎に父、というか長官を訪ねたチオですが、長官、相変わらずクール過ぎ。指揮官としてどうあるべきか。私情は捨てよ。言っていることは筋が通っているが、チオが求めているのは「父」からの「頑張ってこい」だったわけで、おバカさんではありますがちょっとチオが気の毒。

映画「グラディエーター」のマルクス・アウレリウス帝と息子コモドゥスの相克を思い出しました。ありがちパターンとはいえ、パクリ(汗)?聡明で高潔なローマ皇帝は自分の息子が暗愚であることを危惧し、優秀な将軍マキシマスを後継者にしようとします。マキシマスをユン様にみたてれば、チオは「暗愚」ではないものの、功名心に走って危なっかしい点は共通してるもんなー。

ナニちゃんはユン様が手の届かないところに行ってしまったと思ったら、自ら縁談を進めにチョン・ピルジュンのところへ出向きました!!そんな突飛なナニちゃんが好き♪しかし呆気なく撃墜。ピルジュンもナニちゃんの聡明さは認めたものの、ユンの名前を出したのが失敗だったのか。取り引きは双方の利害が一致しなきゃダメさ、と言われてゲームオーバー。役者が向こうの方が上でした。

久しぶりに捕盗庁のバカボン(=ピョンテク)とバカボンのパパ(アン)が登場ですが、相変わらずチェオクの身分にダメ出しするためのようです…。

予想通り、山の砦はもぬけの殻。哀しい兄と妹の対決。もちろん、すべてはソンベクが仕組んだことでした。ますます気になる宮中の「あの方」は誰なのか問題。そして容赦なき一方的バトルの火ぶたが切って落とされます。ウォネvs.ソンベク。一応、手に汗握りましたw 最後にソンベクがバックしながら空を駆け上がるというまたムリな動きさえなければ我慢できたのに。

悔しがるチオは討伐隊を3つに分け、捜索を続けることに。この選択、相手のホームグラウンドでするにはあまりにも無謀じゃないですか?チェオクの送った戦力分析がチオの元に届いていなかったことが不運だったのかも。

ソンベクと五分に戦ったものの取り逃がしたウォネとチェオク、山を登り遅れたwペク武官の3人が別行動でチュクチを探すことに。これが明暗を分ける。チュクチは爆薬を抱かされて鍛冶場に閉じ込められてました。入り口には矢を射かける仕掛けもバッチリ。ギリギリのところでチュクチの救出に3人は成功。

けれど討伐隊はまんまと罠にはまり次々に容赦なく殺されていきました。そしてチオも。犠牲者は150人にものぼります。もちろんウォネのSWATもチオを守って全滅…。救いなし。

武官たちの弔いの場に罪人姿の長官が姿を見せますが、ウォネやペク武官には暖かいことばを、そしてチオに対し厳しい言葉を投げかけてヨメとナニちゃんの顰蹙を買います。確かに深追いしてみすみす兵たちを殺した責任はチオにあるから、やむを得ないとはいえ…。心の中では謝ってたけど、まっすぐすぎるのもほどほどに。

チュクチに金を投げ与え「子どもを山ほどつくって平和に暮らせ」って涙を一筋流すウォネ殿、いいねいいねー。ユンとチェオクの心のやり取りはそれこそ「ド演歌」で私にはムリっす。そして、赤服の1人、イ・イックン(いかにも悪そうなのでこいつは「あの方」じゃないね)に直訴に行って虫けら扱いされるチェオク。

「これは私がするべきことでした」ってナニちゃん、また別の作戦考えてますか?期待してますから。

チェオク、この期に及んで王様に会いたいとか言ってます。ハァ…。ユンの話も少しは聞けよw 絶体絶命なシチュエーションながら、またテンション落ちてきてしまいました。

| | コメント (16) | トラックバック (7)

2005/12/15

馬よりも速く!! チェオクの剣〈第7話〉

「廃人」からほど遠い私としては、今回スミョンの安否が最も気になっています…。まさか、生きてる?冗談です。話が大きく動きましたが、チェオクはじめ偽金捜査班一同、まんまとソンベクにしてやられてますね、コレ。そしていちばん気の毒なのは、たぶん王様では?

B000BKJE88チェオクの剣 オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ キム・サンミン JUST

ポニーキャニオン 2005-11-16
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

以下ネタバレです。

背中を撃たれたチェオクを救出に向かうソンベク。銃弾も矢も雨あられですから、と思ったら…。副頭領もカッチュルも思い直して援護、無事救出に成功しました。

ガサ入れの戦果はチェヒのリボンだけだったチュクチが「アネさぁぁん!」ってわんわん泣いているのがかわいかった。それからユン様は夢の中で傷つくチェオクを見たのか、うなされてます。目覚めたらまさに「ナニちゃん、ナニやってんの」(お約束…汗)状態だし。韓国の男たちはアツイなぁ。日本の男たちも少しだけ見習ってほしい。"だけ"がポイントですね。あんまりやると暑苦しいから…。

見てるこっちが激痛の銃弾摘出のあと、手当をしてくれたソンベクに「この世が嫌で、ことばをなくしたように生きてきました」というチェオク。兄へのメッセージです。再度、気づけyo!!それにしても、服を脱がそうとしたときのソンベクの「ため」はなんだったんでしょうか。チェオクが茶母だということは知っているはずでは?

ナニちゃんからの着物は受け取ってしまったユンですが、チェオクが撃たれたと聞いていてもたってもいられず捕盗庁(ポドチョン)へ向かい、早速チオに嫌味攻撃を食らいます。この男は救いがないね…。せっかく二枚目なのに台無し。

ペク武官のはからいで捕盗庁最速の馬を使って山へ向かうユン。ペク殿、たいへんよくできました。

ユンに刺されて大けがをしたスミョンが復活、チェオクを見つけてソンベクに詰め寄るんだけど「信じろ」と一喝され終了。スミョンとしては、ソンベクのチェオクへの執着は最初から見ているから気が気ではないのも、わかる。

一方のチェオクもユンが罷免されたことを知り、何が何でも山を降りようとします。似た者同士w その途中、ソンベクが使いの者に何か託すのを見つけて追うんだけど…。

ダ、ダ、ダメであります!!!!超シリアスなのに爆笑してしまった。大出血して輸血・麻酔なしで手術して何日目ですか?というのに加え、馬よりも速く空中を闊歩しています。

無理…。

もちろん追いついて文を奪うのに成功したんだけど、そこでスミョンがやってきて「病み上がり対決」となりました。快復してるスミョンの方が優勢なのは言うまでもなくチェオク絶対絶命!!のところにまたもお約束。ヒーロー登場♪スミョン、ぶっすり刺されちゃいました。今回は腹ですからね。廃人の皆様は、ここの熱い2人のシーンにぐっと来るところだとお察ししますが、ワタクシとしては「スミョン逃げたぞ。ソンベクに報告できちゃうぞ」と思って見てました。

案の定。でも慌てた様子がなく、スミョンが深手を負っているとも知らずまた叱ってしまうソンベクだった。

チェオクがキャッチした文には「首謀者」の名前が書かれてあったのだが、これが前回、ユンをスカウトしようとしたチョン・ホンドゥ大将。「金型はそちらでお持ちください」というメッセージ通り、屋敷から金型も発見。大将はチョ長官とも旧知の友人であり、長官も信じられないところでありながら「証拠」の押収で逮捕を余儀なくされます。

そして、この手柄により、ファンボ・ユンは従事官(チョンサガン)に復職、早速討伐隊を準備せよと命令が下ります。チオ、ぎゃふん。

でも。

なんか、異常に手回しが良過ぎませんかね?

チョン大将とチョ長官の獄舎での会話も気になる。「ピルジュンがそちの娘に縁談を持ちかけた話は聞いておるが、早速、奴らの党派の色に染まったのか」。チョン大将は全くこの件について何のことやらわからぬ様子。しかし、赤服どもたちの前に引き出されて取り調べを受けることに。

そこに王様登場。2人の会話でチョン大将は王に忠誠を尽くしている男で、反乱など企てるはずもないことがよくわかります。王は拷問は絶対に許さぬ、と言いおいてその場を去ります。そして、チョン大将は自害してしまいました。

新型の銃を試すソンベクのことばからも、どうも一連の動きはソンベク側がチェオクが動くことを考慮して敷いたプロットの可能性濃厚!ちなみになんかその場に着物を着た人いたなぁ、と思ったら、最後の声優キャスト紹介に「カトウ」の文字が。死の商人ですか…orz。

今回もウォネ殿の出番が少なすぎる!!次回は大バトル勃発のようなので期待してます。あったらあったでうっとうしいが、なかったら寂しいワイヤーアクション。できれば控えめでお願いしたいところです。

| | コメント (20) | トラックバック (9)

2005/12/08

みんな気づけよ チェオクの剣〈第6話〉

ソンベクたちのグループへの潜入に成功したチェオクとチュクチ。捜査開始です。イ・ウォネやペク武官とのコンビもよかったけどチュクチとのペアもなかなか。早くもだいたいの見取り図は作成終了、ウォネに手渡すことに成功!でも今週も思ってたより出番ナイのね…。

チェオクの剣シナリオ・ブック
4873762669パン ハッキ チョン ヒョンス 根本 理恵

キネマ旬報社 2005-12
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

大きな動きがあったのに…。このじれったい展開は「チャングム」か?以下ネタバレです。

偽金事件の首謀者と疑われるカッチュルが逃亡したことで従事官(チョンサガン)のユンが罷免され、後任に誰がくるかと思ったらこのドラマで感じ悪い度ぶっちぎりでナンバー1のチョ・チオ登場。左捕盗庁(チャポドチョン)とチオがこれまで従事官をつとめていた右捕盗庁って上下関係はないはず?

親と子が同じ職場で働くことを潔しとしないチョ長官も渋い顔ですが、偽金事件の捜査を志願してきたチオをむげにすることができず、公私の区別はきっちりつけると宣言。どうもチオのむきだしの功名心に危惧を感じていると思われますが、ただ単にチオはこのグレイトな父上に認められたいだけなのではないかと思うのですが…。父と息子って難しい。

チオに頭ごなしに叱りつけられ腐ったペク武官が謹慎中のユンを訪ねて愚痴をこぼしますが、チオについては実力で今の地位をかちとったと説明してましたし。でもチオは非情で、ペク、イ・ウォネ、そしてチェオクの3人、つまりユンと最も近い3人を偽金事件の捜査から外すことにしてしまうのでした。バカだねー。エース3人(ペクをエースとカウントするかどうかは微妙だが)いなくてどうするんだ。お手並み拝見ですな。

にしてもユン、チェオクの思い出に浸り過ぎww こういうのって普通女の子がすることなのに。そしてそこにまたも着物を持ってナニちゃん登場です。ダメっすよ。しつこくすると(追いかけると)男は引きますからね…。

山の砦では、ソンベクが偽金の金型とつくった残りの金を溶かしていなかった鍛冶の男に激怒してました。偽金が落ちてたんだもん。チェオクが潜入してきたからそういう指示を出したのか、偽金はつくり終わったのか、どっち?

興味深かったのは、チェオクとチュクチを連れたソンベクが向かった先です。なんと明らかにハンセン病の人たちが住まう村でした。最初「もののけ姫」を思い出したのだけど、別に労働力として使っているわけではなかった…。またここでも微妙な言い換えが。まぁ「ハンセン病」と言えないから仕方ないのだけれど。

そして、明かされました。やはりソンベクはチェヒ(=チェオク)の兄だったのですね!!チェヒを救うことはできなかったけれど、兄のチェヌ(ソンベク)は門弟のイ・ハクチョルとともにハンセン病の患者たちが暮らす村に隠遁するファン・ヒョンヒに匿われ、生き延びていたと。なるほど…。帰れと諭すファンの前で、患者の血の付いた布を自ら斬った傷口に当てるイ・ハクチョル…。チェヒたちの父チャン・イルスンと「正論」を信じていながら、汚名を着せられた仲間たちなら、宮廷に対し怪しい動きをするのも、当然か。

イ・ハクチョルから、父の刀を託されたソンベク。刀と共に出てきた「墨發」の文字を見て顔色を変えるチェオク。もしかして…。

気づけ!

イ・ハクチョルさんほどの人なら、チェオクを見た瞬間にチェヒの面影を見てもおかしくないのに。チェヒと見破れなくてもこの人本当に男ですか、くらい気づいてほしいものですがw 

夜になり、筆談するチェオクとソンベク。父は死んだ、と答えるチェオクに対し「父は(心の中で)生きている」と答えたソンベク。カッコの中を口に出さないからまた誤解が生まれちゃったよー。ややこしくなる予感。

一方のユンには、正規軍の将軍らしい人からの呼び出しが。捕盗庁でつくった特殊部隊(ウォネたちのことだね)を、軍隊にもつくれないかと。そりゃそうだ。軍隊にSWAT(ネイビーシールでもデルタフォースでもいいけどw)がなくてどうする。アイデアはいいですが、王には内密で事を進めたいと話す将軍。周囲の赤服(重臣)たちを警戒している、ともこいつが腹に一物持っているとも、どちらにもとれてしまう。

またフォローしないといけない伏線が増えてしまいました orz

山では集落で人々を搾取する悪い男をどうするかの会議が開かれます。ガッチュルが脱走したばかりの今、動くべきではないという副頭領(ユンス医務官あらため)が正論。しかしソンベクは白昼、天誅を下しにいくことを決意します。刀(=父上)の魔力かな。

当然、砦に捕盗庁の茶母を残しておくはずもなく「鶏をしめるのに牛刀はいらないですよね」というチュクチのプチトークも空しく、チェオクは同行させられます。そしてすべてがうまくいったと思ったら追っ手が!!!!チェオク撃たれちゃいましたよ。そして放っておけないソンベクのぶっさいくなアップで終わってしまいました。どうなる?

あの小悪党、「チャングム」でチェ・パンスルが「チャン執事はおるか」と言うといつも出てくるおじさんに見えたんですけど、別人かな…。またいた!って思ったんだけど。

それより、あれだけ撃ちまくりながらチェオクにもチュクチにも当てることができなかった捕盗庁の射手たち、もっと練習したほうがいいってことですね(爆)。

最後に。チュクチの「とび道具」っぷり、ただものではないですね。かなりのお買い得商品かと思われます。喋りはうざいですがw、鍛冶場に忍び込むときのあの「技」には倒れました。誰か、酸素ください…みたいな感じ。でも、本職コソドロのはずなのにソンベクの部屋のガサ入れが素人さんぽいのは、動揺しているから?

| | コメント (18) | トラックバック (8)

2005/12/01

王様…まともでは? チェオクの剣〈第5話〉

はー、チュクチ兄貴、チェオク「兄貴」がしゃべらない分もべらべらべらべら…よう喋るのう。聞いてるコッチが疲れましたw 本日初めて王様登場。食事をする場所も執務をする場所もなぜか一緒の「チャングム」と比べ、王様の執務室もいかにも、という感じです。でも、こうして見る限り王様、けっこう良心的そうなのですが、そうなるとソンベクたちの「大義」って何なのか?取り巻きの赤服さんたちでしょうか。

B000BKJE88チェオクの剣 オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ キム・サンミン JUST

ポニーキャニオン 2005-11-16
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

いけないいけない、と思いつつ、朝鮮王朝時代の「重力」と武器の威力について思いを馳せた1時間でした(失笑)。以下ネタバレです。

冒頭、前回の期待を裏切らずに大立ち回り。捕盗庁(ポドチョン)側も弓矢や銃で応戦します。いつチェオクがエビぞって「ネオのポーズ」(弾丸をよけるといえば…)をするか楽しみにしてたのに。なかった…。ちぇ。随所に「空気階段」があり、敵も味方も宙をみなさん駆け上がっています!ソンベク様は「未来少年コナン」もびっくりの「壁技」。

あと、飛び道具は充実してるけど(ワイヤーを使わない)接近戦になったらボスがフリーズするってのはいかがなものかとw

なんだかんだいって脱獄は無事成功しました。スミョンがユン従事官(チョンサガン)殿に足をぶっすりやられて大けがしちゃったけど。最後にソンベクが倒したのが顔見知りの武官じゃなくて視聴者はよかったと思いますが、ちょっと複雑。

「そんなに追っ手を出したらチェオクが」ってペク武官。イイ人です。そしてイ武官は捕盗庁のSWATと。追っ手を装い、チュクチ妻を連れて4人を追いました。

声出したら女性だとわかってしまうので耳も聴こえず口も聞けないという騙しのテクニックは流石ですがソンベクはチェオクの素性を知ってるから、そう簡単に仲間にはしないでしょう。これがまた「あははは」ってつい笑っちゃうような水中アクションシーンで仲間にすることにしちゃうし…。ソンベクさん、チェオクに恋しちゃってますかね。

おおっと。またチャングムつながり発見です。チョン・ユンス医局長!www そうかー医者の資格剥奪されて山に籠ったんだね、手裏剣ウマイね、って、違いますね。

一方この大脱走が厳しく問われる宮中。王様はチョ長官に理解を示しますが、そうは赤服が許さないのはいつの時代も一緒で、ユン従事官が生け贄となり罷免されちゃいました。チョ長官は事情を説明しに宮中に行くと言いますが「どんな耳や口があるかわからない」と止めます。確かに、人払いしていたのに壁の後ろにヒトが隠れてましたからね。王があれだけ近くに置くということはかなり信頼している人物でしょう。次回以降要注意、かな。

ソンベクとチェ・ダルピョン(スポンサーの商人)との会話で「あの方」と呼ばれていた人が誰なのか気になります。普通に考えたら王様が「○×とそちは信頼しておる」とチョ長官に言ってたもう一方の人なんだろうね、というところですが。

あとは、ナニお嬢様。ストーカーですか。そして折角つくったお着物も「お気持ちだけ」と冷たく断られてしまいました。でも負けないところが、案外嫌いじゃないです。行動だけ書いたらただのウザい女なのに、なぜかな。

| | コメント (10) | トラックバック (8)

2005/11/25

身分ダメ押し チェオクの剣〈第4話〉

今週は韓国の「センター試験」にあたる試験について、去年のカンニング問題とからめてテレビニュースなどでもちょっと詳しく報道してました。間違いなくどのニュースでも「大学入試が今後の人生を決定づける」的な説明をしてまして、これが現代の韓国における身分制度なのだなぁ、などとひとり納得しておりました。

というわけで今週もチェオク、奴婢であることで踏んだり蹴ったりで涙ナミダでしたね。

4144071391チェオクの剣
NHK出版

日本放送出版協会 2005-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

それから、今回初回の放送を韓国語で少し見たのですが、逃げる男に「チャン・ソンベク」と呼びかけていました。謎の男は「ソンベク」ってことで解決です…。

以下ネタバレです。

冒頭、意外な「ファミリータイズ」が明らかに。キョック(朝鮮半島版ポロ)の時に超感じ悪かった右捕盗庁(ウポドチョン)の従事官(チョンサガン)のチョ・チオですがチョ・セウク長官の息子でした。チョで気づけ!って感じですがなんせ登場人物多いから…。感じ悪いのは高潔な父上への反発やコンプレックスなのか。困ったね。

一方ナニお嬢様は縁談話から転じてユンに好意を持っていることを父上に知られてしまったようですが、父上としてもこれは判断つけられないでしょう。だって、妾腹で身分に問題がある、というだけでなく息子のチオは父親が自分よりも左捕盗庁(チャポドチョン)のユンを信頼しているのをおもしろく思っておらんわけですから。

さて、謹慎を命じられて捕盗庁を去ろうとしたチェオクですがイ武官とペク武官のグッジョブで残留することになりました。イ武官はちょっとビミョーかも、とにらんでますが、ペク武官はアンが指摘してたようにチェオクなしではお仕事に差し支えてしまいますからね。それにしてもどうみてもあのマッコリ、牛乳でしょwww 韓国にもカルピスみたいなのあると思うんだけど。

にしても奴婢の身分。今週は印象に残るセリフがいくつもありました。イ武官の「捕盗庁以外にどこで生きていけというのか。牛や馬の世話をしろと」というひとこと。「決して混ざってはいけないものがある」というアンの心ないことば。そして「私は植物と同じ。自分で動くことはできません」というチェオクのことば。どれも痛いです。

それにしても本当にアン親子は腹たちますなー。チェオクが奴婢だってことをダメ押しするために毎週登場かよ!。

偽金事件は捕らえたカッチュルが決定的な自白をしないため捜査は暗礁に。ここでチュクチ兄貴登場。脱獄させ、泳がせて一網打尽にしたい、という捕盗庁サイドの意向、義兄弟のカッチュルを助けたいソンベク、そしてソンベクという手駒を失いたくないチェ・ダルピョン(大商人はまたチェでした…)の思惑が交錯してたいへんなことになりそうです。

にしても、重力無視のスタント、なんとかならんのでしょうか。「マトリックス」じゃないんだからw

【追記】身分についてNHKはとってもマイルドというかオブラートに包んだ表現をしていて、いまひとつむしろ話が見えにくくなっています。「綴り箱のかたすみに」の更紗さんが興味深いエントリをしてくださっていますので、朝鮮王朝時代の身分制度について参考にする一助になればと思います。

| | コメント (8) | トラックバック (5)

2005/11/18

クーデター? チェオクの剣〈第3話〉

「茶母廃人」への道は遠い…と今回の放送を見て実感してしまったかも。自らの過去、身分の差など背負っているものが重く、ユンへの想いを必死に抑えてるのはわかったんだけど、チェオクの「ネガティブ思考」についていくのにちょっと疲れ始めました。あれだけの技や知識を持っていながら「愚かな私にはわかりません」とか「あなたさまの重荷になるのなら」…。現時点では身のこなしは抜群に軽いのにユンを相手にする途端に「重たい女」で、ちょっとイヤ。「本筋」の方が気になるので視聴は続けますw

チェオクの剣 オリジナル・サウンドトラック
B000BKJE88TVサントラ キム・サンミン JUST

おすすめ平均
stars心に沁みる曲ばかり……。(茶母廃人より)
stars絶対にお奨め!!
starsドラマも音楽も最高にいいです。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

偽金捜査がギアアップしましたが…。以下ネタバレ。

先週の放送後、各ブログで話題になっていた「傘な笠」をかぶったナニお嬢様。まだ断定はできないけれどユンとチェオクのこともわかっていながら見守っている様子。ユンにすげなくされながら、ライバルにあんな優しい言葉がかけられるなんて…。

今回も「CSI」がちょっとだけありました。毒殺された密偵の口にご飯粒を入れておくと、毒がそこに移る、と。ほほぅ、そんなことがあるんですか。断定されたのでチェオクに出番なし、と思ったら、お葬式でこの密偵の家に行き、慣例に従って燃やされようとしていた服と草履のにおいから港に近い場所で殺害された、とヒントを得ました。

本題からずれますがこの密偵、トックおじさんじゃないよね?

密偵を全員引き上げたため、一気に偽金が大きく動く「工夫」を考えついたチェオク。ペク武官と組んで高価な朝鮮人参を売ることにしました。わざと大騒ぎして偽金を動かしている人たちをおびき寄せる作戦、成功。ここに先週登場のマチュクチ夫妻登場。結局やめられんかったのね、盗みをさ。「アネさん…」って。その上踏み込んできた本物の悪者に捕まっちゃうし。

今回の動き見てて心配だったのがチェオクが組んだ相手がペクさんだったこと。キョック(ポロ)の時と同様、いざという時の判断がマズくないか?って思ってたら案の定ですよ。チェオクがピンチなのに自分の保身に走って従事官(ユン)に報告せず手勢を率いて出かけ、出た先でも迅速に救出活動に当たれず。

毎週登場するビョンテクと父のアン録事のドタバタシーンは早回ししたい!だるーい。のに、微妙に話の筋にからんでくるからできないし orz。だいたい、チェオクのことで血相変えて、ユン様の寝室に踏み込むなんて、こんなことかる〜くできるんだったらチェオクが身分のこととか気にしてるのは一体なんなのよ!

さてと。チェオクの縄抜けには感心しました。ハ・ジウォン様、身体やわらかーい。そしてあわや、のピンチにも荒技で敵を倒します。無敵。

とはいえ間一髪間に合ったユンはまたまた激怒。売り言葉に買い言葉で「捕導庁をやめます」と言ってしまったチェオク。なんだかなーどっちも不器用過ぎます。「一歩ですむところをなぜ二歩進むのだ、生死にかかわるではないか」っていうユンの言葉にも一理あり。冒頭にも書きましたが、想いの届かぬユン様のために自分ができる精一杯でギリギリのところまでやっちゃう、というのならもっと堂々としていていいんじゃないのか、などとつい思ってしまいます。

じれったいこの2人はともかく、怪しいのは若い僧。今週は変装も出てきたし、陰謀の臭いがぷんぷんです。部分的に韓国語で聞いてみましたが、やっぱりまだドラマ上はこの人匿名なんですよね。「ナウリ」とかしか呼ばれてないような…。私のブログではそれにならって彼の名前はまだ伏せておくことにします。だって名前言ったら全部バレてないか?

「間もなく時がきた」「武器をそろえた」などと不穏なことばがパトロンの元へ行くや次々に出てきます。イ武官に捕らえられた男、ガッチュルは自分たちの10年来の仲間だといい、奪還計画を考えている模様です。っていうか彼が自白したら破綻する計画ってやっぱりクーデターですかね。ガッチュルの拷問シーンこわかったですねー。

モチベーションが下がり気味です。イ武官の登場シーン増やしてくださいwww

| | コメント (10) | トラックバック (7)

2005/11/11

謀反と身分 チェオクの剣〈第2話〉

京畿道(キョンギド)を回り調べて集めた偽金がたんまり入った背嚢を奪われたチェオク。そこに船着き場で出会った僧侶が現れる。盗んだ人間は飲み屋の女とグルと指摘。どうやら先を急いでいる様子なのにチェオクのことが気になって故買品の業者についておつきのスミョンに調べさせたりしています。

そして今回もきましたハデなアクションシーン。飛ぶ回る蹴る斬る!味わい的には香港的(あまり見ませんが)?応援にやってきたファンボ従事官(チョンサガン)とイ武官も飛んでます。普通に入ってくればイイのにw 

背嚢は取り戻したものの従事官はお怒りのご様子。大雨の中チェオクに勝負を挑み「私はそなたにとって仕えるだけの人間なのか」。今回はユンとチェオクのこれまでの道のりが明かされました。

4144071391チェオクの剣
NHK出版

日本放送出版協会 2005-10
売り上げランキング :
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

うーん、吹き替えだからなんとも言えないけど、字幕で人間の説明文を出しすぎると深読みしちゃうからなー…。

以下ネタバレです。

衝撃的な2人の生い立ちでした…。チェオクは両班(ヤンバン)の娘でチェヒと呼ばれていましたが、父が逆賊として自害。父との最期の語らいの「墨を心を込めてすれば、高い香りを放つ」ということばは心打たれます。そして兄と共に家を逃がれますが、「決してチェヒと離れてはならない」という父の言いつけ、速攻でチャラ。武官たちに追いつめられ、兄はおつきの者と用意してあった船に逃れ、チェヒはおいてけぼりになってしまいました。

一方のユンは地方長官を務める父の妾腹の息子。両班でも妾腹だと身分が低くなってしまう、というところ、それが中人なのか常民なのかもっと下なのか吹き替えではわからないんですけど、日本とはまた少し違うんですね。妾腹の場合社会的に認められなくても実際の身分まで下になるってことはないわけですから…。

武術の腕に多少の自信はあったものの、その憤りをどこにぶつけてよいかわからず迷っていた少年ユンのところへ、下働きとしてチェヒが連れて来られる。そして、ユンの将来を危惧する父は、息子を僧の軍勢を率いていた老師さまのところに預けます。

チェヒが生き別れた兄の面影をユンに求めたのはかなり自然な成り行き。一方、身分が低いと軽んじられ、フラストレーションのかたまりだったユンは幼くして下働きという過酷な運命に生きるチェヒに共感。そして、なぜチェヒがユン専用の下働きとして老師さまのところへ共に来られたのかは語られていないけど、これが彼女のたぐいまれなる武術の力の源だったわけですねー。納得。

時がたって老師様がユンを捕盗庁(ポドチョン)の長官チョ・セウクに引き合わせ、超法規的?にユンを捕盗庁に仕官させることにします。ユンは父親に、チェヒを捕盗庁の茶母(タモ=下働き)として雇ってもらえるように計らってほしいと頼み込みます。父親は了承しますが「公務であるから許すので、個人的にそばにおきたいのなら家名に泥が」と釘を刺します。

ということは、ユン父上はチェヒが誰か知っていて引き取ったということなのでしょうか?うーん、謎。にしても、身分制度や仕官などがんじがらめの当時にあって父親に禁じられてしまえばチェヒ改めチェオクを女性として愛するのはNGかー。

これは設定としてかなりポイントですねー。そのうえなんかユン様怒ってチェオクに勝負挑んだあげくに「捕盗庁を去りたいのか」なんて脅かしてるし…。

次週以降も要チェックとします!

最後に。次回以降への布石かもしれないな、というのは、偽金を持って逃げようとしたマチュクチ。おいおい、夜の沐浴なんてチェオク大胆だねーって思っていたら案の定やってきて「逃げられないように服をとっちまいな」と奥さんに入れ知恵されますがチェオクのほうが何枚も上手で、やられてしまいます。

「天に誓ってもう悪さはしません」と宣言し、チェオクの子分にしてくれと執拗に食い下がってましたね。チェオクは断ってたけど、これからも活躍してくれるかも。

それから故買屋としてペク武官にボコボコにされてましたねートックおじさんww 故買屋じゃこれからあんまり出番ないかな。

| | コメント (12) | トラックバック (8)

2005/11/03

「茶母」って密偵?チェオクの剣〈第1話〉

「チャングムの誓い」の後番組として始まった「チェオクの剣」の第1話。いきなり延々のワイヤーアクション。クライマックスから過去を振り返る形で物語が始まったようです。

時代劇なんだけど映像が斬新な感じで、BGMもロックというかポップというか。ちょっと変わった味がしますが、とりあえず来週どうなるの!?のようなサスペンス度はそれほど高くないかな、まだ…。

過去に戻って。チェオク(ハ・ジウォン)は当時の警察組織「捕盗庁」(ポドチョン)の下働き「茶母」(タモ)として働いています。組織の名前からしてすぐについ「火付盗賊改」を思いついてしまう(汗)。男装して街に捜査に出たりするあたりも「密偵」なニオイを感じます。犯罪者じゃないみたいだけど…。

殺人事件が起こった、と聞けば「鑑識」の人と一緒に検案もしてますよ。こんな時代にこういう科学捜査あったんですか(驚)。「CSI」も入ってるね?

捕盗庁の武官たち、そして従事官(チョンサカン…懐かしい響きっすな)のファンボ・ユンたちの信頼も厚いチェオク。捜査はいまニセ金についてだけど、今後、従事官とは訳アリみたいだし、冒頭の斬りあいに出てきた人も登場してきたし、もう何話か見てみないと何とも言えないか。あと、ワイヤーとか極端なアクションにリアリティを感じられないタイプはついていけないかも。

きょういちばん面白かったのは朝鮮半島にポロに似た競技「撃毬(キョック)」があった、ってことでした。

チェオクの剣 オリジナル・サウンドトラック
B000BKJE88TVサントラ

ポニーキャニオン 2005-11-16
売り上げランキング :

おすすめ平均 star
starドラマも音楽も最高にいいです。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (14) | トラックバック (8)

2005/06/18

「サラン」最後まで見たけど…

今さら最後まで見た「サラン〜Love」ですけど、若干最終回に異議あり(笑)。っつーかそれでイイのか、イナ〜…。

年上のヨンジとの一途なラブストーリーから、自動車メーカーの経営問題にかかわる陰謀に巻き込まれ、会長令嬢のジヨン(チェ・ジウ)と、不慮の死をとげる友人の姉との三角関係になる後半とがらっといろんなことが変わるのに若干ついていけなかったのかも。

ただ、韓国ではサクセスストーリーといってものぼりつめるには限界がなんとなくあるのか?とかいろいろ深読みもしてしまった。ジヨンのいかにもキャリアウーマンっていう服装がどれもかっこよかった…。個人的には前半のほうが好きだったな。車のデザイン室長があんなダサい車乗っていいのかよ!とかそういう突っ込みがいもあり(笑)。

LOVE サラン DVD-BOX I
B0002AOTY6チャン・ドンゴン チェ・ジウ キム・ミスク ソン・ユナ

エスピーオー 2004-08-06
売り上げランキング : 13,022
おすすめ平均star


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/16

今さら「サラン」見てます

「お?チャン・ドンゴン若い〜!」と思って見始めた「サラン〜Love」。韓国ドラマっぽくないというか、意外とさらっとしててイイかも。っていうかチャン・ドンゴンをかっこいいと思ってみたことこれまで一度もなかったんだけど、この役がおいしいんでしょうか(笑)。ひたむきさについ打たれてしまうぅ。

気になって調べたら前半と後半で話ががらっと変わって後半、チェ・ジウが出てくるってことのようですけど年上の女性ヨンジを演じているキム・ミスクさんが抑えた感じでいいですねー。韓ドラお約束?のどぎつさがない。もちろん周囲はそれなりにドロドロなんですが…。やっといま5話まで終わったところですが、不治の病の予感です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/02/19

恐るべし「韓流バブル」@CS

スカパーの無料視聴をスタートしたはいいが、チャンピオンズリーグを見るためには本登録しなくてはならないことが判明。ちゃんと書いとけ!というわけであわてて書類を発送したが、間に合うんかいな。

で、無駄にいろんなチャンネルが見られるのでひととおり見てみた。インパクトが強烈にあるのは「代ゼミ」。ホストみたいなおっさんが八百屋みたいなトークで数学3を教えとる…。「最強の数学」らしいよ。なんじゃこりゃ。あとは「京都チャンネル」ってナニ?BBCが見られるのはいいね〜。あとフジのスポーツ局、地味にプレミアとかやってて渋すぎです。

そして何よりも驚いたのがドラマ系チャンネルの「韓流バブル」。ペさんの若いころの作品のあれやこれや、ビョン様やらそれはもうたいへんな数の番組を放送中。このペさんブームがなかったらいったいソフトとして何をかわりに放送していたのか考えただけでかなり笑えてしまいます。

それにしてもKNTV入ってもいいかな、と思ったら単体で月額3150円。ピッサダー!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/12/22

ついつい見てしまう「完全版」冬のソナタ

ペさんブームをかなりクサしているこのblogだけど、月曜日から始まった「冬のソナタ完全版」、字幕で不自然さが消えてることもあり、動きが取れない状態なのでついつい見てしまいます。

改めてのプチ突っ込み。
(1)どうしてユジンはいつも問いつめられると常に黙秘権行使なんでしょ。どんどん事態を複雑化。
(2)スキー場に出張しているのにミニョンさんはともかくユジンは一体コート何着もってきてるんでしょうか
(3)サンヒョク君はユジンをどんどん悪い方に解釈しすぎ
(4)チェリン、企みが気持ちいいほど決まるね(笑)
(5)やっぱりキム次長(=「先輩」)とチョンアさん(=「姉さん=女性の先輩という意味なんでしょうね」)最高♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/05/01

WOWOW「夏の香り」スタート

新たな韓国ドラマが始まった。

主演は「秋の童話」のソン・スンホン。茶髪が似合ってない。スケスケのシャツが似合ってない。ノースリーブのシャツが似合ってないっていうか、キモイ。イタリア帰り、ってそういう設定なのかよ。。。。って感じ。ヒロインのソン・イェジンは、かわいい〜。藤田朋子(?)な「冬のソナタ」のチェ・ジウより、どう見ても白血病じゃなかった「秋の童話」のふっくらソン・ヘギョよりも圧倒的なさちうす感もイイ!おすすめ。

ストーリー展開は韓国ドラマに欠かせない?「金持ち=リゾート(ホテル)経営」「難病(今回は心臓病)」「交通事故」そしてお約束の「友達との壮絶三角関係」の予感。WOWOWは初回を2時間放送したが、本国と同じタイムスパンでやるのか興味あり。

字幕版なのでヒヤリングの練習にもいい感じかも。でもソン・スンホンに全然もえられない…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)