2006/07/09

時代 人生はフルコース〈1話〉

数日前「オテル・ドゥ・ミクニ」などで有名な三国清三シェフが従業員を殴った容疑で書類送検される、っていうベタ記事を新聞で読みました……。ドラマの冒頭、レストランの厨房でボコボコにされているシェフを夢見る「牧村さん」(高嶋政伸)を見て、時代だな〜って溜め息が出ます。別に暴力を肯定するわけじゃ、まったくないんですけどね。

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→高嶋政伸の老けメイク、あまりにも村上さんそっくりで笑ってしまいませんかw

というわけで5回でも短いと思ったのに今回は3回になってしまった土曜ドラマ……。第1回を見る限り、佳作の予感がするのですが。

帝国ホテル=天鴎ホテル、牧村さん=村上さん、って変換するだけなんですけどw、番組の最後にいろいろなクレジットがでてくるし、村上さんが定番にしたであろうお料理の数々がうつるのですが最後まで「帝国ホテル」の名前はでてきませんでしたね。

村上さんは「きょうの料理」に出演したり、東京オリンピックの選手村のお料理を任されて「プロジェクトX」でも取り上げられるなどNHKとも関係が深いから…って思っていたので予想より控えめな描かれ方に拍子抜けしました。

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それでも、最初はソースに石鹸水を入れて「鍋屋」の牧村に洗わせていた先輩(堤大二郎)が牧村の熱意にうたれてそのままの鍋を渡すようになるところや、金属供出を前に銅鍋を隠すことを決意する総料理長(古谷一行)、「海軍ならフネの厨房に立てるかもしれない」と夢を語りながらかえって来なかった同僚たちなどなど、暗かった戦争の時代をテンポよく切り取っていっていました。

ピクルス、シャリアピンステーキ、ポテトサラダ…。「どうせ死ぬんだから秘密を教えたっていいんだ」って口をそろえて門外不出のレシピを教えていく先輩たちの姿に涙です。こういう後輩の育て方がイイのか、って言われると個人的にはイヤですけど……。

パイナップルと大滝秀治と、現代の天鴎ホテルの悩める若きシェフ(松尾敏伸)がこうつながっているのか、っていうのも、予想の範囲内ながら、見せてくれますね。彼が生き伸び、はからずもその孫娘と孫弟子が結婚するかもしれない、ということは最後につながるのか、そこも見どころになりそうです。

民放でスタートしたドラマはざっと観る感じ「みるところがない」(汗)状態なので、大切に観ようと思いますw

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2006/07/02

「マチベン」9月DVD発売

期待しすぎると失望が大きいから、と思ってセーブ気味に観始めながら意外と骨太で気に入ったNHK土曜ドラマの「マチベン」がDVD-BOXとして9月20日発売が決まった旨NHKのドラマページに情報が出てました。やっぱり山本耕史君信徒向けw?

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ってか、ポニーキャニオンから出るノカ〜。個人的にはDVD-BOXよりサントラのほうが希望なんだけどな〜。続きにレビューの一覧を一応入れておきます。

[これまでのレビュー]
真実 マチベン〈最終話〉href="http://rukolog.way-nifty.com/joaquin/2006/05/_5_c999.html">仲間 マチベン〈5話〉
秘密 マチベン〈4話〉
viva若村さん マチベン〈3話〉
青りんご マチベン〈2話〉
涙 マチベン〈1話〉

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2006/07/01

老いと共に ディロン運命の犬〈最終回〉

5回しかないのが少し残念な気もしましたが、通しで観た人の中には何かが確実に残ったドラマではないか、と感じました。小ちゃい仔猫や仔犬を見るとき、やがてその子たちが自分たちの年齢を追い抜き、いずれ先にいってしまうことまで見据えてペットと暮らそうとする人がどれくらいいるのか、と。

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お母さんの美佐江さん(池内淳子)は最後まで犬には慣れなかったみたいだけれど、麻利さん(樋口可南子)と気持ちが通じ合うことができて、なんにせよよかった。また、浅倉さん(平田満)の苦悩も象徴的に描かれていました。「規則ですから」が少し最後に軟化したのは、よかったのかも。

やっぱり、子どもにきちんと動物との距離の取り方を教えることが大切だと痛切に感じます。日本の動物園などを見ていると「触らせる、餌を与える」ことが動物とのコミュニケーションと勘違いしている面がないですか?だから、やっちゃいけないところでサルや鹿に餌付けをして問題になったりしているのでは、としみじみ感じます。

現実的には、人事異動があって浅倉さんがあんなに長い間あそこにいるのも若干不自然なのかもしれませんが……。

最後まで麻利さんとコウちゃん(大杉漣)がまったく年をとっていかなかったのに対してディロンはだんだん年をとった犬になっていったのが印象的。最後の子は本当に目が見えてない子でしたね。

犬が触媒になって、登場人物のそれぞれが、これまでとは少し違った目線をもって人生を生きられるようになった、そんな結末にほっとしました。アリスがセラピー犬になったっていうオチにはちょっと驚いたけどw

次回からは3回しかないみたいだけど、どうも村上信夫さんをモデルにしたドラマが始まるようですね。主役は高嶋政伸と牧瀬里穂。

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[これまでのレビュー]
壁 ディロン運命の犬〈4話〉
距離感 ディロン運命の犬〈3話〉
軍用犬 ディロン運命の犬〈2話〉
ディロン運命の犬

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2006/06/24

壁 ディロン運命の犬〈4話〉

家族にだって、誰にも言えないことがある…。今日は麻利さん(樋口可南子)はともかくとして耕平さん(大杉漣)とお母さん(池内淳子)がつくっちゃった壁が、しんどかった……。イヌがテーマかと思いきやその実深いところにあるのは「老い」だったのか、と。

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年月がたっていっているのに麻利さんも耕平さんもあまり年をとったようにしていないので定年を前に悩む姿、などが意外と説明されないとわからん(汗)、ってところはあったけれど、そうやって自分たちが年をとってゆくにつれ、親もまた年をとり、飼っているペットも老いてゆくということ。ハッピーのエピソードは実は「別れ」をどこかで考えていないといけない、っていうことなのかとも感じたのでした。「何やってんだ、オレ」という耕平さんの台詞が印象的。

でも最終回へ向けてまた大きな展開がありそうですね(汗)。

確か「クイール」のときも、パピーウォーカーだった人がクイールを手放したあとペットロスのようになってしまうことが描かれていましたが、盲導犬、介助犬、セラピードッグ……働くイヌたちを育てるにはその道のプロだけではなくてたくさんのボランティアの手を通っていて、出会いと別れが繰り返されていることをもう少し描いてもいいような気がしました。

雨のなか、車いすを真剣に引っ張るハッピーの姿に、「コウちゃん」と一緒に私もちょっと泣きそうだったかも。

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とはいえ、突然一人暮らしから同居になったお母さんへの気の遣い方など、私も自分だったらどうしたら良いのだろう、などといろいろ考えてかなりしんどい気持ちになりました。結局、どんなに繕っても病気になったら「素」そして「本音」で向き合わずにはいられなくなってしまうのだと思います。

犬嫌いのお母さんがどう最後、ディロンに癒されるのか、見届けないと。

[これまでのレビュー]
距離感 ディロン運命の犬〈3話〉
軍用犬 ディロン運命の犬〈2話〉
ディロン運命の犬

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2006/06/17

距離感 ディロン運命の犬〈3話〉

なななんか、さりげなくグサグサとくるストーリーですね。毎回切な過ぎます。この適度な緊張感が放送休止でそがれてしまうのが、とても残念。

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→たぶん文庫版だと思います。

麻利さん(樋口可南子)と同じように、成犬の里親活動をやっていらっしゃる方を個人的に存じ上げていますので今回はその本を紹介しておきます。以下、レビューとあわせ書いておきます。

私がその方と出会ったのは本が最初に出版された10年前でした。その後、あまりお役に立てたとは言えないのですが何度かお話をうかがう機会もあり、犬に対する真摯な姿勢は今でも心に深く刻まれています。しばらく連絡をとっていなかったら、今は伊豆高原のほうに移られたみたい…。

興味のある方はご覧になってください。
Yokohama Dog Rescue
Jazzyな犬たち(北浦さんのブログ)

麻利さんもそうでしたが、獣医さんの協力も不可欠。心身ともに傷ついた犬たちなので治療にかかる手間も費用もバカになりません。心血を注いでリハビリをさせた子たちなので「(犬たちに)2度と悲しい想いはさせない」と、里親候補の方たちも厳選していらっしゃいました。

最近は一人暮らしの独身女性(モロ私ですな…)が小型犬を飼うのがファッションというかブームというか、になっていますが、お目にかかった当時、うっかり「私もイヌが飼えたらいいのに」と言ったら「rukoさんは、絶対ダメです」と言われました。その理由は「イヌは自分が100%愛してもらえている、という確信がないと絶対にハッピーにはなれない。飼い主が長時間いない状態はイヌにとって、よくない」とのこと。「rukoさんが仕事やめてずっとおうちにいるようになったら、いいかもしれないですね」と言われたのが忘れられません。

ネコのホアキンを最終的に飼うことになったいきさつはまた全く異なるのですが、実際問題仕事が忙しく、家にほとんど帰れない時期などに彼にかけていたストレスを考えると、いつも彼のことばを思い出すのでした。

と、あり得ないほど前置きが長くなりましたが今回のレビュー。

ホームの人たちを「この人たちは、いらなくなった人たちなんだよね」って一刀両断しちゃうちび君に息を呑み、あの場で壊れる母親(渡辺典子)の孤独に打たれ、次々と含蓄のあることをおっしゃるホームのお年寄りたちにしんみりです。白髪でおかっぱの、「頑張らなくていいんだよ…なかなかそうもいかないんだけどね」っておっしゃる方、フネさん(麻生美代子さん)ですかね?

セラピードッグへの道は麻利さんが不合格でいったんは閉ざされますが2年かけて合格しました。里親活動も本格化します。「規則ですから」が殺し文句だった浅倉さん(平田満)の「僕、イヌ、大好きですよ」っていう一言が重たかったですね。そんな人がイヌを「処分」しないといけないんですから。

静かに淡々と暮らしていた麻利さんと夫の耕平さん(大杉漣)の暮らしがイヌたちによって豊かになっていくのが印象的…。そして、とうとう麻利さんは苦手だったお義母さん(池内淳子)と向き合わないといけなくなってきました。

ドラマのラストに出てきた協力団体のサイトを紹介しておきます。
日本動物病院福祉協会
日本動物福祉協会
埼玉県動物指導センター

残る1団体は来週のお話にからんできそうなので、やめておきます。

余談ですが、今回、浅倉さんがいる動物愛護センターの若い職員で阪本浩之さんを久しぶりに発見しました。出番がホントちょっとしかなくて残念…。先週からスカパーの時代劇専門チャンネルで集中放送が始まっている「八代将軍吉宗」の少年時代を演じてた子役さんでした。今みてもやっぱりすごい存在感あって、イイんだ。当時はいわゆる「二枚目」じゃ全然なかったんですけどw 俳優業続けてるみたいでうれしかったナ〜。

[これまでのレビュー]
軍用犬 ディロン運命の犬〈2話〉
ディロン運命の犬

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「風林火山」追加配役発表

来年の大河ドラマ「風林火山」の追加の配役発表があった模様です。でも、速報してるスポーツ新聞のサイトはニッカンもサンスポも、内容はコレ。

大河ドラマヒロインに新人の柴本幸を起用 柴俊夫と真野響子の娘(SANSPO.COM)

風林火山風林火山
三船敏郎 稲垣浩 萬屋錦之介

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→井上靖の原作でつくった映画らしいです。

それよりね、並んでるキャストの中に佐々木蔵之介と谷原章介がいたのだ〜〜!誰なの、誰なの?以下もうちょっと続く。

主役の山本勘助は内野聖陽、武田信玄は歌舞伎の市川亀治郎、上杉謙信にGacktというなんとも言えない味わいのFWとトップ下2名なわけですが、午前0時からのNHKニュースではこのほか、千葉真一が板垣信方(信玄の守役で重臣)としてあいさつしてたほか、冒頭書いた女の子が喋ってただけでした。

このほか写ってたのに気づいたのは池脇千鶴、清水美砂、竜雷太ってところです。で、蔵之介さんと谷原さんは誰なの、誰なの?←しつこい!!

どちらかは信玄の弟、どちらかは武田家臣団の誰か(高坂弾正あたり?)と思ってるのですが。池脇千鶴が三条の方かぁ。これまたそこそこコワそうで悪くないけど、童顔だからな〜。紺野美沙子の「この三条……(サメザメ)」には絶対勝てないと思われ。

NHKのドラマページの更新を待たずばならんのか。早くしてほしいw 検索語ランキングで「風林火山」が1位に入ってるのはトップページでわかりますww とりあえず「土曜スタジオパーク」と思ったら今日は野球中継でお休みですよ…orz

【追記】
最近歌舞伎に注目しているため、ちょっと「こうだったらいいのになぁ」と思っていてダメだった旨、別エントリをkabuki雑記帳に書いておきました(汗)。まだ大河は早かったか。

【追記2】
部分的に録画が残ってた「武田信玄」を観てるんですけど谷原さんか佐々木さん、どっちかは今川義元かなぁ、とおもいますた…。詳しい情報はやく〜<NHK

【追記3】
NHKドラマHPに19日付で詳報がやっと掲載されましたw

由布姫---柴本幸
板垣信方---千葉真一
三条夫人---池脇千鶴
萩乃---浅田美代子
飯富虎昌---金田明夫
甘利虎泰---竜雷太
真田幸隆---佐々木蔵之介
忍芽---清水美砂
今川義元---谷原章介
(以上NHKドラマページの「風林火山放送前情報」より)

ということらしいですね。井上靖の原作を読んでいないので何ともいえませんが、三条夫人&おつき(萩乃)のペアは「武田信玄」のときの紺野三条&小川真由美八重とは違う雰囲気になりそうな。

個人的には蔵之介さんも谷原さんも好きなんですけど、ざっと見る感じ地味な感じがするのは否めないですねえ。あー、やっぱり「武田信玄」DVD-BOX買おうかしら(爆)。

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2006/06/11

「西部警察」みたいな本能寺

三津五郎さんの光秀と濃(和久井映見)の結末にしんみりする予定でチャンネルを合わせた本日の「功名が辻」だったんですが、いや、もうね、舘さんにトリビュートですね、ある意味。問答無用で全員射殺。まさに「西部警察」ワールドだと思ってしまった。戦国時代の大河はけっこう観ていると思うんですが、こんな銃撃戦バージョンは初めてみました……。公式サイトで殺陣の林邦史朗さんも「初めて」とおっしゃっていますねぇ。史実的にはどうなんでしょうか(別にどっちでもイイんだけど)。

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なので、なんだか信長が死んだっていうより西部警察の刑事が殉職したみたいな感じになっちゃったんですケドw 三谷さんもひつこく出てきますし。でも今日は思った。「運も実力のうち」。以下もうちょっとだけ。

信長(舘ひろし)も銃で応戦。弓矢で敵を狙うんだけど最後は弓が切れて万事休す、みたいなのが子どもの頃からの「信長の最期の王道」だったので、斬新で意外とおもしろく拝見します。でも死に方は案外あっさり目?「秀吉」のときの大門団長、じゃなくて渡哲也は、やりすぎだと思ったので案外ダメ=「ネ申じゃなかったのか、オレ…orz」だと思ったらあきらめも早かったということかな…。これが「痛い」っていう台詞に収斂されていたような。

本能寺に濃姫がいたっていう設定の大河が何本あるのかは専門家に譲るとして、通常戦国時代、城などを守る女性のイメージは長刀(なぎなた)ですが今回は小刀での立廻りでした。お、歌舞伎っぽいw と思った。

あとは千代(仲間由紀恵)。くるか〜って思ったらやっぱりキタね「お腹がすきました」。間違いなく長生きするタイプ。

光秀の苦悩も案外薄味で残念でした。ココに至るまでの間に散々お見せしましたよね、ということかな。次回で三津五郎さんの出番も終わりなのでまた観ない感じになるかもしれません。

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2006/06/05

軍用犬 ディロン運命の犬〈2話〉

確かに重たいんだけど、イヌが事実上の主人公なのでどこかに「癒し」があるこのドラマ。空前のイヌブームのなか、考えさせらえることもたくさんありそうなのに、この放送も先週ナイトゲーム延長でスコーンと放送がトバされ、今度の土曜も「米軍基地」の特集番組で休止だそうです。なんだか勿体ない。

ベルカ、吠えないのか?ベルカ、吠えないのか?
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→「ベルカ」とはスプートニクで打ち上げられて宇宙に行ったロシア(当時はソ連)のライカ犬の名前です。この小説、アリューシャン列島に放置された日本の軍用犬とその子孫たちを基点に現代史を走り抜くという特異なお話。物語の説明によると、日本の軍用犬は世界の軍隊からも注目を集める質の高いものだったそうです。

というわけで「ベルカ」を読んでしばらくしていたとはいえ、ディロンが安住の地を見つけたお話よりも、お受験に夢中な母親(渡辺典子)にネグレクトされてる男の子よりも、「犬は言葉が解るんだ!」の老人(大木実)の話。長い間封印してきた、南の島に置いてこざるを得なかった軍用犬の話になんだかものすごく切なくなって終わってしまいました。

通常ルートで養成された子たちだけでなく、犬も戦時中は供出された話を以前読んだことがあります。そうして世界中に連れて行かれた犬たちが1頭として日本に帰れなかったということは、やっぱり忘れちゃいけないことですよね……。

少年のお話は明らかに次回続きそうですし。主人公麻利(樋口可南子)の病気も、義母(池内淳子)との関係も気になります。あんまり飛び飛びにしないでやってほしい…。続きには初回のレビュー(短いです)のみ入れておきます。

[これまでのレビュー]
ディロン運命の犬

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2006/05/27

軽快。「光秀」トーク

土曜スタジオパークに「功名が辻」で明智光秀を演じている坂東三津五郎さんがご出演でした(三津五郎さんの公式サイトはコチラ)。

NHK大河ドラマ「功名が辻」オリジナル・サウンドトラックNHK大河ドラマ「功名が辻」オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ NHK交響楽団 栗山善親

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教育テレビで今年「歌舞伎入門」の講師も務めている三津五郎さんですが、司会のアナウンサーたちがお名前の発音にヒジョーに気を遣っていました。ご本人の要望なのかな、とちょっと思いました。

千代たんとキンパチ先生(違)、そしてコリンがちょっとウザイ(爆)のでドラマは飛び飛びにしかみてないんですけど、耐えて耐えて耐えまくってる光秀さん。本能寺まであと4話?3話?収録が終わっているせいもあってか、三津五郎さんは陽気によくおしゃべりしていて、楽しかったです。

主役がうっとうしい(爆)という致命的な欠陥がありながら最近時間に余裕があったら観ているのはひとえに苦悩の光秀を観るためといっても過言ではありません。ただの融通の利かない杓子定規な人物的な描かれ方をされていないのがいいのかも。「利家とまつ」のマザコン光秀とかよりは全然イイですよね〜。

NHKに入るときからあんな感じの気分になってしまった、というのがおかしかったです。

また初めての出番のときから所作がずば抜けてキマっていると思っていたのですが、光秀のキャラクターとして敢えてきれいな所作を強調していたそうで「歌舞伎の人だからあんな極端な立ち居振る舞いなのね」みたいに視聴者に見られたらちょっと困るなぁと思っていたそう。

とはいえ、着物姿がキマっていた、というのはメッセージを寄せていた濃姫の和久井映見さんもおっしゃっていたことなので、やっぱり歌舞伎役者さんたちはお着物姿が最高、ってことで…。今日の三津五郎さんのカジュアルな洋服スタイル、涼しそうなジャケット姿で格好良かったんですけどね〜。

ダメ将軍義昭こと三谷さんが例によってファクスでメッセージを送ってたのに苦笑せざるを得ず。「カワイイ将軍でしたよね」って三津五郎さんに言われてたけど。三谷さん、三津五郎さんにもお芝居書く約束しちゃったみたいですよ……。

ご本人の意向なのか小1時間番組があったからなのか、歌舞伎と家元をなさっている舞踊についても意外なほど時間をとって紹介していました。その部分はkabuki雑記帳に書いておきましたのでご興味のある方はどぞー。

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2006/05/26

「クライマーズ・ハイ」に放送文化基金賞

去年暮れに観て激しく心をゆさぶられたNHKのドラマ「クライマーズ・ハイ」(横山秀夫原作)。85年の日航ジャンボ機墜落事故に翻弄される群馬の地方紙の新聞記者たちを描いた骨太な作品でした。放送文化基金賞を受賞です。

放送文化基金賞 本賞にNHK「クライマーズ・ハイ」(asahi.com)

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主演の佐藤浩市さんも「出演者賞」を受賞。うー、DVD買おうかどうかものすごく逡巡しています!当時のレビューはコチラ(前編後編)。大森南朋や岸部一徳の演技も最高に光っていました。

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2006/05/20

ディロン運命の犬〈1話〉

大杉漣がマザコンで妻を愛するよき夫(とりあえずは)という設定に若干引き気味ながらさらっと観ました、第1回。季節柄仕方ありませんがプロ野球中継で放送が来週以降はズレて後に来る「チャングム」にも影響が出そうですよね。

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→確か月曜ドラマでやっていたような…。けっこうハマった記憶があります。

超気まま我がままなボクちゃんに育っている我が家のネコ、ホア男ですが、ホア男なしの暮らしは今となっては私にはあり得ません…。主人公の麻利さん(樋口可南子)は心を若干病んでる感じもあり、次回以降、どんな展開が待っているのかまったり観ていこうかと。

アニマルセラピーに話が展開するんですね。

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2006/05/13

真実 マチベン〈最終話〉

予想通り、とも言える展開でした……。とはいえ「真相」には二重三重のひねりが加わっていましたが。前回も少し書いたんですけど、自分が何らかの事件に関与したという嫌疑がかけられてしまったら、結局、深川保(竜雷太)のようなことがおこり得るっていうことなんだよね、というのが最大の感想です。

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結果的には「痛くても美しい真実」を天地(江角マキコ)たちは勝ち取ることができたような気もしますけど、ちょっと強引だったかなぁ。以下続けて。

犯人は友香(谷村美月)、ということは前回ほぼ判明していたけど、そこに太田(山本圭)が携わっていた深川保の過去の横領事件がこのような形で噛んでいたとは…。

「疑わしきは罰せず」と言うけれど、最近は事件が少しセンセーショナルであればワイドショーなどで事細かに「報道」され、判決以前にガッツリと社会的制裁を食らってしまうことが多いし、ましてや有罪となれば、たとえ執行猶予がついたとしても深川さん一家のようなことになってしまう。

ただ、それを今回の四谷事件で「法廷への復讐」「司法の場でうそをつくのはカンタン」としてしまうのはちょっとやり過ぎ、飛躍がありすぎるかも、と感じてしまった。

友香を巡る「えびす堂」のみんなの対応、特に浦島に関してはは今回GJ!と思いました。「幸せにならないといけない」の意味。うそをつき続ける苦しさをもう一度本人に考え直させることができたし。

そして後藤田(沢田研二)の「物語はこれからいくらでも書き直すことができますよ」という一言は、よかったな〜。

弁護士モノってどうしてもこうなっちゃうんだけど、警察と検察は何してたのよ!と、神原(山本耕史)たちの"四谷事件再捜査"を見て思っちゃいました。それが天地の最後の涙と謝罪につながっていた、と考えたいけどね。

あれだけ被害者が八重子(森下愛子)宅で暴れたりして騒ぎを起こしていれば、八重子は当然参考人として話を聴かれていたであろうし、なんぼ太田が守秘義務で手を引いたとしても、深川保と八重子の親子関係にさえ気がつけばもっと違った展開だったでしょう。

松尾(沢村一樹)は「真実を受け止めるしかない」と言ってたけど、検察の体制ってそんな甘いものではないと思うし……。

と、日本の警察や司法制度っていま転換点にさしかかっていて、気をつけないとホント危ないと冒頭に書いたとおりしみじみ思いました。

「深川事件」という重石が外れたので「きらきらひかる」が監察医視点でやっていたように、現代の司法制度を巡る問題に焦点を当て、骨太続編をつくってほしいと思いました。続編では浦島(中島知子)の法廷シーンもよろしくw

[これまでのレビュー]
仲間 マチベン〈5話〉
秘密 マチベン〈4話〉
viva若村さん マチベン〈3話〉
青りんご マチベン〈2話〉
涙 マチベン〈1話〉

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2006/05/06

仲間 マチベン〈5話〉

いよいよドラマの核となる「四谷通り魔事件」の真相究明へとステージが進んできました。今回説明された事件の背景では「通り魔」とうたってるのは、ちょっと煽り過ぎかもと思いましたけど……。「えびす堂」のみんなが一致団結する"模擬法廷"は、なかなかの見せ場です。江角さん、大根ながら頑張った(汗)。

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→「バタフライナイフ」でピンときたあなたはドラマファン。おかげでDVD化される気配もなさそうな…。飯田譲治の脚本の方が多く、井上さんは11話のうち3話しか書いていませんが、疾走感のある斬新な映像や音楽など当時はなかなかヨイなぁと思ったものでした。井上さんが書いた藤谷美和子のキレキレ女優と娘の回、好きだったな〜。

天地(江角)がどうして殺人未遂罪で起訴され、法廷の被告席に立つことになったか。いよいよドラマはクライマックス。以下ネタバレしております。

予想していた「ひねり」にもう2回くらい技がかかっている感じがします……。深川保(竜雷太)に「負けちゃいけない」と励まされている孫の友香(谷村美月)、そして頑なな娘の八重子(森下愛子)、そして、深川の前科で交錯していた神原(山本耕史)のメンター、太田(山本圭)。

いよいよ再審請求を申し立てようとする天地は「えびす堂」を去ろうと決意。これまで一見、さんざん好き勝手にやっていたように見えた天地が事務所に迷惑がかかる、と言うほど再審請求へのハードルの高さが感じられます。

今回のエピソードで、現行の司法制度に関して今後、特に注意しておかなくてはならないと感じました。すなわち「真実は誰のものか」ということが、裁く側、少なくとも検察に関しては被告のものではなく、裁く側の人間にあることを想定しておかねばならないということ。

「司法の信頼を傷つける」ということが、ひとりの人間が無実の罪で収監されていることに優先される可能性がある、という現実。もちろん「そういうことがないように、慎重に審理を行い、判決を下している」ということになるのでしょうけれど、重罪に関して今後、裁判員制度が導入されようとしている現在、間違いをただせるルートもきちんと確保しておかないとイカンのでは。こわいよ。

裁判員制度のページ法務省サイト

このページからリンクで飛べる日弁連の裁判員制度も「あなたが裁く側=裁判員=になったらどうする」という視点で書かれてありますが、裁かれる側になったときの公平性などの記述は少ない気がします。

さて。四谷事件について天地が話した内容を事務所のみんなに神原が説明し、ドラマの当初はバラバラに仕事をしてきていたように見えた事務所のみんなが結束して天地をサポートしようと気持ちをひとつにしていきます。

それぞれの得意分野を生かして情報を集め、真実へ向かってそれを構築していく作業。迷惑をかけたくないという天地が、事務所のみんなの容赦ないことばに思いがけなく涙を流して力を得るシーン、よかった…。

こうなると、浦島(中島知子)がきちんと仕事をするところを見たかったなぁ。得意分野が資料整理と収集じゃ絵にならない、っていうことなんですけど。

そして、新たな事件が発生。天地は「こうなったことで、見えた」って拘留されている警察で神原に言いますが、その視線の先には涙を流す友香がいました。

2話で天地は「真実は美しい。それがたとえどんなに痛いものであっても」と言っていますが、ドラマが終わった時点でもそう言い切れるのか微妙になってきた気がします。やはりそれは、裁く側からの視点なのではないかと。

2話の鈴木先生(大倉孝二)、3話のサチ(若村麻由美)、4話の新田(岸部一徳)は3人とも抱えている事情は異なりながら、真実を話さないことを選択して自分の立場を苦しくしていました。天地がこの3人から何を学んだかを考えると、自らも法廷で何も話さないことを選択するような気がしてます。

神原先生、後藤田先生、浦島先生。天地先生の意思をどこまで汲んで、どんな「真実」を引き出せるのか次週を待ちたいと思います。

[これまでのレビュー]
秘密 マチベン〈4話〉
viva若村さん マチベン〈3話〉
青りんご マチベン〈2話〉
涙 マチベン〈1話〉

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2006/04/29

秘密 マチベン〈4話〉

今回は扱うテーマが安楽死に親子の問題、そして仮処分決定を出してもらうための審尋(しんじん)と難しいテーマが交錯するお話になっていました。離婚に関しての調停のシーンはときどき見かけますが、仮処分申請や審尋まで描いた法廷ドラマも少ないと思います。山本耕史君、今回も歌にのせて台詞覚えたんですかねw

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→今回は井上由美子脚本の隠れた名作?「GIFT」を紹介しようと思ったんですけど岸部さんトリビュートと祝・Amazonに画像up!!でコレにします。前編/後編の2枚組です〜。観ていない人必見。最近のドラマの中ではダントツに完成度が高かったです。

それにしても毎回手厚い布陣で攻めますね……。太田&スミス法律事務所の女性たちがどんどん安っぽく見えてきます。そして、後藤田(沢田研二)、ようやく弁護士らしい感じが出ました。以下ネタバレ。

「夜空ノムコウ」を口ずさみながら自殺を図ろうとする末期がん患者の新田(岸部一徳)、そしてそれをギリギリ?のところで止める看護師の亀井雅美(原田夏希)。

後藤田がなぜ弁護士会から懲戒処分を受けることになったのかも判明してスッキリしました。バブル期に怪しげな投資ファンドをつくってお金を巻き上げたいたときの新田と病床の新田、その違いが鮮やかなのもさすが岸部クオリティですw

「自分が最も会いたくない」という理由でお仕事を天地(江角マキコ)に振る後藤田。そして、太田&スミス事務所が新田の入院している病院の法律顧問をやっていることまですべて下調べずみの天地。

「真実はつまらないものですよ」と、天地がこだわっている深川保(竜雷太)の"四谷通り魔事件"と天地の関係を松尾検事(沢村一樹)に聞きに行って一刀両断されたばかりか天地に面会が筒抜けになってる神原先生、ファイティンwww!

松尾の四谷通り魔事件に関する評価と天地のこだわりのギャップがとても気になります。これもまた彼女が検事を辞めた理由なのかも。そして、神原が見せた写真に被害者として顔写真が載ってるヒト、あれれれれ〜?

予告も見てなんとなく展開が読めてきてしまったかもしれん(汗)。続きを知りたくない方は予告は観ないほうがよかったかもね。

末期がんの患者の「人間らしく生きる権利」が「死ぬ権利」に展開していく理屈が、新田の抱えている事情とあわせて鮮やかでした。「人格権の侵害」。父をがんで亡くしているのでヒリヒリと胸に迫ります。当時の選択はあれでよかったのかどうか、今でもやっぱり自分で納得できていないので。

本当は生きたい、でも「約束」があるから話せない、だから死ぬ。という新田の論理は哀しかったけれど、最後はちゃんと「ありがとう」と言って死んでゆけたのでよかったな、と。

私も最後は「ごめんなさい」を連発して死ぬのではなく「ありがとう」とみんなに言って死にたいと思います。そのためには「ごめんなさい」とあんまり言わなくてすむように日頃生きていかないと(汗)。

仮処分申請の結果は「却下」でした。審理した結果NGという意味の「棄却」ではなく、審理するにあたわず、っていう意味なのだけれど、請求理由が正しくなかったという判断を裁判所が下したということなんでしょうか。もうちょっと学生時代勉強しておけばよかったかも。

安楽死っていうテーマがまだ日本ではなじみが薄いっていうのもあるし……。安楽死が合法なのはオランダだったかな。一度そのドキュメントを観たことがあります。最近では富山の射水の病院での患者の死亡が問題になりました。

参考までにこんなページ。
安楽死か尊厳死か(北大の哲学・倫理学研究室のサイト)

上のページにも書かれてありますが日本では1993年に東海大付属病院で医師が患者を死に至らしめた事件が安楽死か殺人にあたるかどうかで争われ「医師による積極的安楽死の4要件」が横浜地裁の判決で示されています。

そっかー…。松浦さん中大のロースクールの教授なんだね……。

[これまでのレビュー]
viva若村さん マチベン〈3話〉
青りんご マチベン〈2話〉
涙 マチベン〈1話〉

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2006/04/26

しんみり「ニコニコ日記」

本放送のときに妹がハマって観ててアツく語っていた記憶が……しかしその頃私は夜ドラOAの時間帯にモリモリ仕事をしていたのか、全然観ていませんでした。再放送が始まったのを地上波でチャングム!のけいさんのブログで知って試しに観たんですけど、し、しみる……。

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韓国ドラマ「1%の奇跡」を観て「日本ではなぜホームドラマがなくなっちゃったのかな」と思っていたのですがこのドラマを観て、こういう変則的な形でしかもう家族の姿を描けなくなっちゃっているのかもしれん、などなど真剣に考えてしまいました。

キャストもいい〜。最も「!」って思ったのは古田新太の先生が思いのほかよかったからなのですが、とにかく木村佳乃ちゃんが自然体で素敵。そして今夜の長山藍子さんのお母さんとニコちゃんのお風呂シーン、そしてお風呂の外でさりげなく聞いてるケイの3人の姿に、しみじみしてしまいました。

もちろんニコちゃん(永井杏)がけなげ。これが「功名が辻」の千代の子役につながっているのだと日曜初めて点灯しました。

続きが楽しみ。

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2006/04/22

viva若村さん マチベン〈3話〉

今回は刑事裁判だったのでこれまでの民事裁判のウソっぽい?雰囲気がなくて王道法廷ドラマの感じがありましたが、やっぱり若村麻由美さんに尽きますね〜。最高でした。深川保さん(竜雷太)ネタではまだ引っ張るみたいですけど。

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→井上由美子さんの脚本のなかではこれが一番好きです。DVDが出てないのでサントラにしました。私も持ってますよ〜、優さん♪

それから、さりげなく出てきた高裁の裁判長の姿晴香さんがすっげーリアルでよかったです。ああいう感じの女性裁判官、見たことありました。神原(山本耕史)、天地(江角マキコ)がなぜ事件に対して変わったこだわり方をするのか気になってきたようですね…。当然か。今回はあまり突っ込みどころがないのでレビューは短く(って書きながらいつもそこそこ長いけど…汗)。

伊藤かずえを奥さんに持ってきていてそれが超ヒステリックなので、彼女が共犯とか、そっち方向を考えていたのですが、さすがのひねりでした。

一審判決のときのはすっぱな感じから、最後の高裁の法廷で崩れるまで若村さんの演技がとにかく素晴しかったです。「きらきらひかる」で最初に検視される遺体は美容師のものだったのを思い出しました。ヘアピンを口にくわえる癖が歯に残っていてそれがヒントにもなるんですけど…。拘置所の部屋で鏡に向かってヘアピンで髪を整える若村さんでそれがフラッシュバックしてきました。

拘置所でヘアピン使用の是非には疑問が残りますがw

後藤田(沢田研二)の「私が興味があるのは福沢諭吉の肖像だけ♪」っていう台詞に妙に受けました。まぁ浦島(中島知子)はがみがみ言ってればそれでいいですが、後藤田さんもうちょっと活躍の余地はないのでしょうか。

深川さんから最後に1葉の写真を託された天地。エンドロールを見ると、写っている女性のうち森下愛子は深川と名前が出ていたので娘なのだと思いますが、なんだろう。面会のシーンで竜さんが突然ちょっとだけ見せた怒りの表情はぞっとしました…。

天地さんは目立つ事件をどんどん引き受けることで深川さんに何か、っていうか自分が変わったことをアピールしているのだと思うようになってきました。次回は安楽死。どんな切り口になるのか楽しみです。

[過去のレビュー]
青りんご マチベン〈2話〉
涙 マチベン〈1話〉

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2006/04/15

青りんご マチベン〈2話〉

なんだろう、この違和感は…私が法律、とくに民事分野の「現場」を知らないということなのかな。積み上げてきてる「事実」の部分は巧みだと思うのに、肝心の法廷シーンで今回も醒めてしまいました。

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→井上由美子さんは木村拓哉とペアで語られてしまうことが多い脚本家になってしまっているのが個人的にはちょっと残念なんですが、コレは私観てました。「ぶっちゃけ」には引きまくってたし、井上さんの脚本を木村君は活かせないと思いつつ。ANAのケータイサイトにいくと今も番組の着メロをダウンロードできます。

第2話のゲストは大倉孝二と奥貫薫、木野花。そして深川保(竜雷太)の「これが正真正銘、最後の"逢瀬"ですよ」って、何だろう。以下続きます。

神原(山本耕史)、本当に「えびす堂」に就職するつもりなの〜?すっかり事務所のみんなに「青りんご」なんて呼ばれてますが、神原は、何を司法に求めているんでしょう。

そしてやはり松尾検事(沢村一樹)は元カレであったか。天地(江角マキコ)がかかわる事件すべての担当検事が松尾さんになっていくってのはあり得ないよ---法廷内での傷害事件から営利目的誘拐まで守備範囲広過ぎw と思いつつ、ドラマですから、と自分を納得させてます。

天地先生、毎回松尾さんにこうやってアピールしていくのかな……。「司法の現場が抱える問題点を指摘される担当」を毎回松尾さんにアテるっていうのは、ちょっとリアルじゃないっす。

一方で、刑事事件でよくある「公務執行妨害などの別事案で身柄拘束→本件の自白を受けて本件立件」という警察の捜査手法について異議を申し立てていたのには「おぉ」と思いました。警察関係の人とお話をするときにこのことを「別件逮捕」っていうとどんな温厚な人でも絶対怒るんですけど(汗)、どうも釈然としません。

みんなスルーしているけど、今回の鈴木先生(大倉孝二)みたいに自分がその当事者になったら、どうするんだ、と。誘拐でいえば、6歳の被害者への強引な「面通し」も。犯罪検挙率の低下と発生件数の増加もあるけれど、現場の捜査能力や手法が衰えているのも残念ながら現実なんだろうなぁ。

後藤田(沢田研二)は毎回「勝ちに行く」天地に釘を刺す役回りになっているところが「説明不足」を感じる…。この「勝ちに行く」っていうことばが天地を表現していて、そして恐らくなぜ検事を辞めたのか、というところへつながっていくのだろうとは思う。けれど、1クールとか、アメリカのドラマみたいに20回以上あるなら小出しで視聴者の飢餓感をそそってもいいが、6回しかないのでもうちょっと背景を描いてもらわないとすっきりしません。

3つの事件--生徒の万引き、化石発見、誘拐--にそれぞれ「表と裏」があって、とくに鈴木先生がなぜ生徒をかばうのか、という点と彼の存在意義である「化石の発見者」がどうリンクするのか、という点は今回の「サビ」だったと思います。

ただ、民事法廷は現実としては「言えなかったところを言うところ」かどうか、っていうのが別問題なので、冒頭書いたように法廷での展開に萎えちゃうんですよね。自分の学校の先生が原告であり被告である法廷に中学生が親の付き添いもなく傍聴にくるものか、とか考えるともうキリがありません。

私自身が裁判の傍聴などに行かなくなって久しいので現場は「進化」しているのかもしれないけれど、自分の知り合いが民事事件で係争することになった、として「じゃあ傍聴に行きますか」っていうほど、裁判所って開かれているとはとても思えないので……。

そして、鈴木先生があっさり復職するっていうのも、誘拐事件の顛末が顛末だったとはいえちょっと腰砕けでした。

実は法廷での展開は「こうあってほしい」という脚本の井上由美子さんが望む姿なのではないか、などと考えてしまう。

本日の天地の名文句は「真実は美しい。それがたとえどんなに痛いものであっても」。真実は美しい、かぁ。意味深。

[過去のレビュー]
涙 マチベン〈1話〉

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2006/04/11

涙 マチベン〈1話〉

優さんとコメント欄で話してたんですけど井上由美子脚本というとやっぱりフジテレビの「きらきらひかる」が忘れられません。「ひまわり」でも法曹界を描いてた井上さんですが第1回を観た感じでは「きらきらひかる」それと原作の力は偉大だとはいえ「白い巨塔」のクオリティには達してない気がする……。

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日本の裁判所って本当に味気なくて殺伐としてるところが多いんですよ。間違っても分銅もった女神とか立ってないし…。とはいえ、次回以降が楽しみな滑り出しになったと思いますw 以下ほかにいっぱいたまってるので超短く。

みどころは
・天地先生(江角マキコ)はなぜ検事をやめて弁護士になったのか
・その「なぜ」にかかわっていそうな深川保(竜雷太)って何者?
・華やかな渉外弁護士だった神原先生(山本耕史)、えびす堂に転職するの?
・天地先生は被告席になぜ立っているのか
・松尾検事(沢村一樹)はやっぱり元カレですかね

というところかな…。事件のフラッシュバックの演出はちょっとだけ「きらきら〜」を思い出しました。少年事件をめぐる光と影の部分をあんな短時間にあれだけスッキリ見せたのは、凄かった。

母親(松田美由紀)が「携帯買ってあげるはずだったのに」ともらしたさりげない一言が、現場で助けを呼ぶこともできずに死んでしまった娘の哀しい現実を説明してくれたあたりも光ってます。

井上さん次週以降も期待してますよ。

天地が「私は真実が知りたいだけ」って何度も言っているのが気になります。たぶん過去の事件とそこがつながっているんだと思うけど。それと涙は素だと思うなぁ。「戦術」は後付けでしょw

しかし江角さん細いね〜。パンツスーツだとO脚気味なのが気になって仕方ない。

小林隆さんは三谷さんの作品を離れても小林さん(=源さんテイスト)でしかあり得ないんだなぁ、って再確認しました。これってある意味すごいよね。笠智衆を目指してほしいw

【追記】TBさせていただきました。
マチベン初回 (月夜に晩酌

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2006/03/31

亀治郎さん大河大役デビュー

亀治郎さんのブログ亀たよりに、本日NHKのニュースで発表があると書いてあり、なんだろうと思って一応録画予約しておいたんですケド。なんと亀治郎さん、武田信玄なんだ!

詳しくは「風林火山」放送前情報(NHKドラマサイト)へ。

主役は信玄の軍師だった山本勘助で、内野聖陽。信玄のライバル、上杉謙信は、なんとGackt。まぁ、上杉謙信はイッちゃってる人ってことになってるようなのでエキセントリックでいいのかもしれないけど、だいじょうぶか? それと、内野さんは暗い感じがしてあんまり好きじゃないんですが、亀治郎さんが出るということは観ずばなりますまいて。

亀治郎さん、夏の「亀の会」が終わったら1年歌舞伎の舞台には立たない(立てない)ってことになるのかな…。

愛之助さん、出てくれないかな〜(ぼそ)。

アタクシ、武田信玄について語らせると長いですよw 私の「マイベスト大河」ですから…。あ、今日は控えめにしとくけど。

NHK 大河ドラマ 武田信玄 完全版 第壱集NHK 大河ドラマ 武田信玄 完全版 第壱集
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信玄は中井貴一、謙信は柴田恭兵、そして山本勘助は西田敏行でした。歌舞伎役者さんでは勘三郎さん(当時は勘九郎)が今川義元で、三津五郎さん(当時は八十助)が諏訪頼重で出てました〜。それから、幼かった七之助さんが信玄の嫡男、太郎義信の子ども時代を演じていたのも忘れちゃいけない。

DVD、これまで総集編しかなかったのに完全版出てるんだね。ちょっと、いんや、かなりほしいです(汗)。

なんとこのエントリがこのブログの1000エントリ目になりました!歌舞伎ネタ、ドラマネタのハイブリッド、まさにぴったりv

みなさまとのコミュニケーションの賜物でございます。あらためて、ご愛読ありがとうございます!

【追記1】昨夜から「内野」「内野聖陽」でこのエントリをヒットしてらっしゃる方が急増中。亀治郎さん、マイナー過ぎて歌舞伎知らない人は全然知らないっぽいw 亀治郎さんは、どちらかといえば女形に軸足を置いている「若手の花形」のひとりなんですが…。
亀治郎さんの公式サイト
QAコーナー見に行ってびっくりしちゃった。3月歌舞伎座に出ない亀治郎さんのサイトで、3月の演目見るには席はどこがいいか質問してる人が〜(失笑)。スタッフが親切に答えてあげてるけどさ…

【追記2】TBさせていただきました。
ビックリ!来年大河製作発表 (エンタメ牧場

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2006/02/25

拍子抜け 氷壁〈最終回〉

前回終わったあたりから嫌な予感がしていたのですが、K2(実際はNZ)でのクライミングのシーンはド迫力ながら、カラビナに瑕疵があったかどうかも含めて、人間ドラマとしては比較的ありきたりに終わってしまい、なんだか残念でした。「原案」として井上靖の小説をきちんと挙げた(簡単にパクらなかった)という点は評価しますがまったくの別モノでした。時間のある方は井上バージョンを読むことをお勧めします。今から半世紀前の東京の空気や男女の息づかいが聞こえてきそうです。

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一歩踏み出す決断が大きかったわりに奥寺(玉木宏)と美那子(鶴田真由)が下した結論って案外フツーでしたね。以下「原案」についてもネタバレで短めにレビューしてます。

ラスト、奥寺はK2をソロで登攀していきます。のぼってゆくところで終わってしまうので成功したか失敗したかも、視聴者にゆだねられた形。原案では、主人公はゆかりに当たる人物が待つ場所へ登っていく途中で落石に遭い、動けなくなって死んでゆく自分を刻々と手記に残して終わります。

なので、まぁ奥寺が死ぬ、という形で終わらなかったことは、救いだったかも。

ただ、最終回目前の番宣で「これは男の友情を描いたドラマです」って強調していましたが、それを表現するのに、奥寺が北沢(山本太郎)の幻を見る必然性はちょっと飛躍し過ぎと感じたし「クライマーは女を愛したらおしまい」っていう決めつけ方も、どうなのかとw

智之ボン(武田真治)の唐突にしか見えなかった心変わりも、ご都合主義に感じてしまった。「山を途中から登っていた」と説明していましたがその割に冷徹で、無理をしている感じが途中ではまったくなかったせいかな。

八代社長(石坂浩二)は最後になって優しさが出てきました。リビングで聴いていたクラシックが、他者をよせつけない荘重な音楽から暗い音楽になり、ラスト、帰ってきた美那子を迎えるときに軽やかな音楽に変わっていったのが印象的。通人の石坂さんは、ご自分で選曲してらしたかもしれないですね。

美那子。ネイルに託した夢は、わかった。ただ、結局 夫→北沢→奥寺→夫 と揺らいだ自分の気持ち、本当に解決あれでできたのかは、同じ女性としては疑問が残ります。

カラビナの結論は、私は山のことは解らないのでよかったとも悪かったとも言えないのですが後味の悪さが残りました。ああいう決断というのは、あり得ることなのかと。

「そうきたかぁ」。最後まで南部社長(伊武雅刀)、おいしいとこもっていきました!あとは室井さん(相島一之)、いい人でよかったです。ドラマでは週刊誌や新聞・テレビの記者が「いい人間」として描かれることが皆無なので、苦しくても信念を通した室井さんに拍手、ってことで。

〈これまでのレビュー〉
どうしたいの 氷壁〈第5回〉
ズバリ言うわよ 氷壁〈第4回〉
追いつめられる 氷壁〈第3回〉
山の迫力 氷壁〈第2回〉
お金かかってる…氷壁〈第1回〉

【追記】TBさせていただきました。

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土曜ドラマ「氷壁」#6 〜明らかになる真実。そして。 (ままこっちの何気ない日常

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2006/02/18

どうしたいの 氷壁〈第5話〉

およよよよ。終わった時は、裁判を傍聴していたフリーライターの室井(相島一之)と同じ顔になってた気がします、私。室井に奥寺(玉木宏)が指摘されるまでもなく、すでに「下ネタ」になっている事件にそんな形で火に油を注がないといかんのか、美那子(鶴田真由)…。なんだか、腰砕けです。

NHK土曜ドラマ「氷壁」オリジナル・サウンドトラックNHK土曜ドラマ「氷壁」オリジナル・サウンドトラック
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美那子の過去が明かされたはイイですが、なんとも言えない鬱陶しい展開になってきた。どんな結末が待っていても、もう半分くらいどうでもいい感じ。また美しいK2、いやニュージーランドの山が見られれば、もうおなかいっぱい。以下今週の感想(ネタバレ)。

ゆかり(吹石一恵)、やっちゃったね。昨晩の「チャングム」でもそんな風に描かれてたんだけど、女が男に振られて逆ギレ的なこういう展開、イヤなんですよね、ステレオタイプで。ヤシロにタレこんだらどういう展開になるか、あれほどあからさまでなくても裁判に影響する、くらいの知恵は、回って当然でしょうに。泣いて後悔するくらいなら、やるな…。

美那子と山に登った奥寺はその過去を知ります。父の経営していた工場がたちゆかなくなり、困った美那子はお水に活路を求めて八代(石坂浩二)と出会った。妙になまめかしいイメージやネイルはそこからきていたわけね。そして、奥寺との山登りにはそのネイルをすべてはずしてきた、と。

原案と比較するととっても得しているのは南部さん(伊武雅刀)。原案では「守る」という態度は前面に出さないかわり、お給料の前借りとかお休みの都合とかを積極的につけてくれることで側面支援の色合いが強かった人物を、北沢母(吉行和子)とともに、奥寺が無条件で信頼できる人物にしているところは、安心できます〜。

ヤシロの魔の手はそんな南部さんにも伸びており、仕事が激減。智之(武田真治)は和解を迫りますが奥寺は拒否し、迷惑をかけられないと会社も辞めてしまいました。

北沢母に優しく、けれど毅然として訊ねられてたけど、結局、奥寺はどうしたいのか、っていうのが、美那子さんスキスキ!!以外見えてこない。勿体ない。

本当に「北沢の名誉を守る」という大義があるのであれば、室井に喋るというのも手でしょうに。原案の井上版では、きちんと事故の様子を遭難者側から伝える記事が新聞に掲載される、という展開がありました。アパートにやってきた室井の様子では、ヤシロの誘いに乗って本を書いたわけではなさそうなので、室井が最終回活躍するのかしないのかは、まだなんとも言えませんが…。

結局、お互いの想いを断ち切ることができないままカラビナの検証、そして美那子本人の証人尋問と進んでいきますが、特に美那子の証言は、2時間ドラマでもないんじゃないかってくらい荒唐無稽な爆弾発言と感じ、一気に萎えました。

これで形勢逆転となるのでしょうが、後味悪過ぎる。「私は嘘をつくのは平気」って言ってたくせに。自分の気持ちに正直になるのはいいが、病んでる夫の八代はどうなるノカ。

がっかり。

そのかわりといってはなんですが、ちょっと嬉しいニュースがありました。「クライマーズ・ハイ」がDVD化。5月12日発売です。

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〈これまでのレビュー〉
ズバリ言うわよ 氷壁〈第4回〉
追いつめられる 氷壁〈第3回〉
山の迫力 氷壁〈第2回〉
お金かかってる…氷壁〈第1回〉

【追記】TBさせていただきました。
土曜ドラマ「氷壁」#5 〜あらら?こんな展開なの!?〜 (ままこっちの何気ない日常

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2006/02/12

三谷さん…orz 功名が辻〈第6話〉

高齢のキャストにどん引きの第1回から観てませんでしたが、今回から三谷幸喜さんが足利義昭の役で出るというので久しぶりにチャンネルを合わせてみた…。高温多湿なドラマっすね。新右衛門さん(前田吟)の子だくさんファミリーに、ちょっと食欲がないと「ややができたノカ」。きわめつけ、千代について吉兵衛(武田鉄矢)が「賢くはない」。子ども産んで「家」を守るのが最優先!っていうサブリミナルなメッセージか?しんど〜。

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で、三谷さん。本業に専念なさるが吉かと存じまする。夕刊の連載にはテレ東の「おはスタ」に出た話をるるお書きでしたが…。まぁ、外の世界も見ないとインスピレーションが、っていうオチとは思いますけれど、わたくし的には、もう満腹ですわw

明智光秀の坂東三津五郎さんの立ち居振る舞いが、さすがにほかの俳優さんと比較して抜きん出ているなぁ、としみじみ。義昭が入城してきたら、どう振る舞うかの信長とのシーンは思わず笑ってしまった。でも「謎の生涯」だから、濃姫(和久井映見)の従兄で、アラララな関係とはねぇ。キャスト表を確認したら石田三成は橋之助さんですよ。敵役を歌舞伎で引き受ける、っていう形ですねw

それと、岐阜城の本丸の竜、「新選組!」から持ってきた?って一瞬思っちゃった。

次週からはまたJUNKに戻ります。

【追記】TBさせていただきました。
ついに登場! (エンタメ牧場

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2006/02/04

ズバリ言うわよ 氷壁〈第4回〉

濃い人間ドラマになってきた…。井上バージョンでもズバズバと奥寺(玉木宏)にあたる人物、魚津を登攀wしようとする「かおる」、ゆかり(吹石一恵)ですが彼女もまた登頂スタイルは違うもののズバズバきますね。原案の小説でも、直接彼女を家に訪ねたりする行動派ですが…。そしてヤシロの容赦ない攻撃が本格化します。

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八代社長(石坂浩二)も本格的に美那子(鶴田真由)を責めはじめましたが、この二人がなぜ夫婦なのか、という点は最後まで描かれないんでしょうか。原案でもそこは描かれていないのですが、その部分がないと、やっぱりちょっと物足りない気がします。昭和31年じゃなくていま21世紀だし。以下ネタバレで。

ゆかりさん、細木さんもびっくりのズバリぶりw いきつくとこまでいく、という感じで全部思ってた事、美那子と奥寺に喋っちゃった。奥寺さんもあまりの直球にもう絶句でした…。一途なのが素敵と感じられることもありますが、ここはやはり微妙。原案でも私は、かおるに感情移入できず、魚津を追いつめていくキャラの扱いとして読んでましたので、原案の方向通りに話が進んでゆくとすると、ちょっとイヤだなぁ。

それにしても、鶴田さんと吹石さんのシーンは、ちょっと気の毒でした。何がって鶴田さん。単品ではかなりおきれいだし、実年齢より若く見えるほうだと思うのですが、吹石さんと並べるとやっぱり吹石さんからは若さがあふれて、ツヤツヤつるつるなのです。

カラビナの耐久性に不安があることが判明したため、奥寺サイドにこれ以上の攻勢をかけられる前に、智之(武田真治)が示談を勧めにやってきます。断る奥寺。でも、その少し前にイヤな伏線がありました。そして予感的中。

森脇さん(石丸謙二郎)が法廷で奥寺側に不利な証言をしてしまいました。あとで土下座をするシーンがなんとも、切なかった。森脇さんは登山用品のお店を経営しているようで、銀行が(ヤシロの圧力から)融資を渋り、お店を潰されそうになっていた、と。

北沢(山本太郎)が、登山をもっと一般の人に認知させたい、と思っていた理由のひとつには、奥寺のようなクライマーの地位の向上だけでなく、山を愛する人たちを支える森脇さんのような立場の人たちのことも、きっと念頭にあったでしょう。

さらに、美那子さんのPCから消去されたデータが復元され、北沢からの一連のメールが八代親子に渡ってしまっていました。「君を傷つけるような事は、しない」と言いつつ法廷でそれを智之に証言させ、マスコミに囲まれる美那子を置いてハイヤーを出す八代社長。

マジですか。こんな男の人と夫婦として暮らしていたいですか?

おそらくは、父が経営していた工場が倒産して苦労した、という話がチラリと出たので、美那子はそうした苦しい生活に戻りたくなく、八代との生活を選択しているのだと推察されます。次回以降の話になると思うのだけれど、そこの部分の切迫感が伝わってきません。

井上原案ではかなり前半から年の差夫婦の価値観ギャップなどがチラリチラリと描写され、窒息しそうな美那子の現状も伝わってくるのですが、ようやくここにきて「年は離れているが包容力のある夫」の仮面が剥がれてきはしたものの「何が不満なのか」って言われたらそうだよそうだよ、って言いそうになるドラマ版美那子のシチュエーション。演技でカバーするにも限度があるでしょうね。

暴走気味のゆかりにやんわりブレーキを踏み、奥寺にも理解を示す吉行和子さんのお母さんにほっとした放送でした。

【追記】TBさせていただきました。
氷壁 裁かれたプライバシー (ALBEDO 0.073

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2006/01/29

追いつめられる 氷壁〈第3回〉

いよいよ問題が「薄汚い人間社会」におりてきた第3回。ヤシロ側が思いがけない「論理」で奥寺(玉木宏)を責めてきました。

ソロ-単独登攀者・山野井泰史ソロ-単独登攀者・山野井泰史
丸山 直樹

山と溪谷社 1998-11
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そのキーワードともいえる「ソロ」。この本で紹介されている山野井さんはドラマの山岳監修にもクレジットされている方で、検索して読んだ情報を総合すると、スポンサーやメディアへの露出を嫌い、ソロ(単独)、アルパインスタイル、そして無酸素にこだわって山に登る奥寺のキャラクターは原案「氷壁」に出てくる魚津というよりもむしろ山野井さん本人を投影しているともとることができ、興味深いです。

以下今回の感想を。美那子(鶴田真由)に関しては、まだまだ納得のゆくキャラクター設定になっていない感じがします。石坂さんのいじめが足りないw?

北沢(山本太郎)からの手紙を読み返してようやく涙が出てきた美那子。けれど、夫の八代哲夫(石坂浩二)に核心に触れる質問をされると「つきまとわれていただけ」と言うしかありません。原案の小説でもこの関係について最後まで美那子は曖昧なんですけど、現代社会に置き換えると若干居心地の悪さが増します。

カラビナ原因説を唱えて一躍時の人となってマスコミから執拗に追われる奥寺には、ビル清掃会社の南部(伊武雅刀)が助けの手を差し伸べます。よかった…。また、森脇さん(石丸謙二郎)も側面支援を続けてくれています。ジャーナリストの相島一之、ここまではほかの「ありがちマスコミ」な一団からは距離を置いているようだけど、今後どうイヤな絡み方をしてくるのか怖いような楽しみなような。

ヤシロの会社の成り立ちについても南部さんの口を通して興味深い事実が語られます。もともと不動産業で、あんまり評判のよくないやり方で「成り上がってきた」会社であること。すなわち登山用具に関しても後発であることはちょっと暗示的ですね。原案では切れたナイロンザイルを作っている会社が奥寺にあたる人物が勤めている会社の関連会社だったため大きな問題になりますが、今回はいわゆる「下請け」にあたる微妙なポジションというのも上手い翻訳といえるでしょう。

奥寺への裁判を巡り、八代社長は美那子の身辺調査も指示。北沢からのメールは削除してあったものの、ノートPCも「新しいのと買い替えようと思って(ニコ)」と持ってゆかれてしまいます。美那子の言うことを信じていない八代、裏切っていることが後ろめたい美那子。

一方、八代社長は奥寺には商品価値が出た、として今後、北沢の後継としてヤシロのアドバイザーを務めてくれと抱き込みをはかります。最初の登山のときからヤシロの道具を使うのを拒否している奥寺。カラビナが破断したと主張している彼にその提案は無謀ですわねw

そしていよいよ裁判に。ヤシロ側の弁護士(矢島健一)は、8000mの山中で雪崩に遭遇してから一度もベースキャンプと無線交信がなかったことなどを理由に、奥寺が何らかの理由で北沢を見捨てた可能性を示唆。あげく、単独で登頂したかったのではないかと糾弾します。

「いやー我々の圧勝でしたな、あはは」とか言っていましたが、すでにマスコミが奥寺をヒーロー扱いしているとなると、こういう戦法は果たして正しかったのかどうか、とちょっと疑問ですけど。

北沢はなぜ最後まで生きようとしていたのか。美那子との関係を持ち出すのは簡単だったのに奥寺は沈黙を貫きます。事実をしっていた妹のゆかり(吹石一恵)は喜びますが、奥寺の本心は意外なところにありました。

美那子を守りたかった、と。

えぇぇぇぇ(笑)。恐るべしレディースフィンガー(2度目)。

人を好きになるのに本来、理由は必要ないんですけど、ちょっと飛躍ないすかね…。北沢をあれだけのクリフハンガーにしておきつつ、K2登頂前に奥寺に「指切り」とかしてきちゃう女でっせ〜。奥寺さん、それがいいんだ。ふーん。

鶴田さんは頑張っていると思います。でも、特に夫との関係が描ききれていないせいなのか脚本とか設定的に美那子の味わっている「ギリギリ感/絶望感」が、まだ足りない感じがしちゃう。

せっかくの石坂さんなんだからもっとハイペースで美那子を追いつめる感じでもイイんじゃないかなぁw 次週に期待です。

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2006/01/22

山の迫力 氷壁〈第2回〉

今回はクライマックスともいえるK2登頂。観ていて息が苦しくなってきました…。繰り返しますが私は登山のことは、知りません。でも「高度8000m」での壮絶なシーンの数々がリアルに感じられたのは、この本を読んだからでした。このドラマにハマった人、山のお好きな方は、オススメ。

空へ  エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか空へ--エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか
ジョン クラカワー Jon Krakauer 海津 正彦

文藝春秋 2000-12
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著者はエヴェレストの商業登山隊にジャーナリストとして参加し、登頂には成功したものの、天候悪化で日本人登山家を含む多くの犠牲者を出した現場に居合わせました。これを読むまでは「酸素は地上の3分の1」(作品の原題も「Into Thin Air」といい、空気の薄さを表すフレーズです)というのがどんな状況なのか具体的にイメージが掴めていませんでしたが、山の恐ろしさを体験した人間としてこれだけ描いた作品も珍しいと思います。世界最高峰のエヴェレストが「お金を出せば登れる(ただし数百万円単位ではあるが)」山である、という現代の登山についての興味深い考察も必読。

ベースキャンプで2人を見守る森脇さん(石丸謙二郎)、男前でしたね。必死で無線で呼びかけるところも、朝、ブリザードの中外に様子を見に出ているところも。美那子さんは迷走気味か。以下、さらに感想続きます。

「空へ」を読んで、いまの登山の現場では酸素を使うことがある意味当然となっていて、「無酸素」で登るということがひとつの高いハードルになっていることを初めて知りました。なので、酸素を使用せず8000m級の山に脳細胞をどんどん殺しながら登っていく状況が私の中で、すでにいっぱいいっぱい。

さらにその標高で足を骨折というシチュエーション。想像を絶しておりました。そして「降りるために登る」という理不尽。穂高での事故以来、ソロ(単独)で山を登り続けてきた奥寺(玉木宏)の経験が役にたったといえますが、骨折しながら40m(でしたっけ)の垂直登高。死にたくない、という北沢(山本太郎)の叫びも「お前が好きだ」と励ます奥寺も、よかったのに。

何が起こるか予想はついていただけに、もうハラハラでした。墜ちるところの描写は、原案の小説の方がよりリアルというか、読ませるつくりでしたが…。

いずれにせよ、北沢の母(吉行和子)が「悪い予感」と心配していたように、口では「山に全力を投じている」と言っていた北沢が、マジックラインよりもレディースフィンガー(美那子のマジック)にとり憑かれていたのが致命的だったのではないかと思われます…。

ザック落とすなんていうことが、ベテランの登山家でもあるのでしょうか。としたら山って本当に恐ろしい。「そんなところになぜ好きこのんで」という疑問が出るのは、必然かも。

ヤシロの智之ボン(武田真治)が山の道具を売っているくせに山のことをあまり知らない様子である、という設定が、森脇さんがいちいち説明してくれるのと併せうまいつくりになっていると感じました。そんな人に頂上アタックの決断、してほしくないですよ…。あとは奥寺(原案では「魚津」)が山で日記をつけている、っていう設定をもってきたのも上手いナレーションでした。

森脇さんは今後、奥寺の味方であり続けてくれるかどうか、心配です。南部さん(伊武雅刀)はだいじょうぶそうかな。

美那子さん、ちょっとは北沢を思い出してあげましょうね。死んじゃってほっとしたのかもしれんが、気の毒。

最後に、チラチラ出てきて気になった小道具を1つ紹介。「クライマーズ・ハイ」のときから出てたので、スタッフの中に好きな人がいるのかも。

Suunto Vector (スント ヴェクター)(画像をクリックすると楽天市場の「コーラルダイブ」というお店に飛びます)


フィンランドのSUUNTO(スント)というメーカーが出しているヴェクターという名前の「リストトップコンピュータ」。高度計やコンパスなどがついてます。私はダイバーなので、水深や体内の窒素の蓄積量を計算してくれる「ダイビングコンピュータ」を使っているのですが、SUUNTOのデザインはちょっと斬新で特徴的なので、見ればすぐにわかるんですよねw

【追記】TBさせていただきました。
土曜ドラマ「氷壁」#2 NHK、すごいじゃんか!! (ままこっちの何気ない日常

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2006/01/14

お金かかってる…氷壁〈第1回〉

NHKが"名門”土曜ドラマ復活の第1弾として「氷壁」をスタートさせました。予習として今週は通勤時間を使って原作(原案)も読みました。井上靖なんて読むの、何年ぶりだろう。玉木宏と山本太郎の力演は伝わってきましたが、山本太郎の起用は元キャラ(山本さん本人)が立ちすぎているため、ある意味ギャンブルですね。あとは、タイトル通りお金かかってるのは非常に感じましたw ネイルサロンとか、本当に必要なんだろうか。 

氷壁氷壁
井上 靖

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小説を読んだときは美那子さんのアブナイ感じの加減が絶妙で悪い人になってなかったのですが、この脚本だと鶴田真由の美那子さんは「攻め」の印象です。

私は海のヒトなので山のことはよくわからないのですが、ダイビングでもやはり、自分で何かしらこだわって器材を選んで使う、という点は共通しています。全品スポンサーの物を使う、ということに抵抗を感じた奥寺(玉木)の気持ちはなんとなくわかったかも。武田真治、いっちゃってますね。

伊武雅刀がどれくらいおもしろい人になるか、石坂浩二がどれくらい意地が悪いかの2点が楽しみです。

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出雲の阿国 ムリでした…

ことしは「マイ歌舞伎元年」になる予感?とちょっとホカホカした状態wなので、歌舞伎の創始者といわれている「出雲の阿国」の第1回を無理矢理見ました。

予感的中、ワレ轟沈ス……。

なぜ、こうなる。本物の日本舞踊家の尾上紫さんとか出演してるのに、予想していた通り、菊川さんがあんまりにもあんまりですって。「かぶく女」のタイトルにも関わらずかぶき感、感じられず。怪しさやエッチな感じもあんまりないし、絶句したのは、感情がほとばしっているはずの泣きのシーンで涙メーター、ゼロですよ…orz

堺雅人もその細さが逆作用している感じで、骨太菊川とのバランスがいまひとつ。

原作だけにしときます…。

出雲の阿国 上 改版   中公文庫 あ 32-8出雲の阿国 上 改版 中公文庫 あ 32-8
有吉 佐和子

中央公論新社 2002-08
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2006/01/08

またビミョーな…功名が辻

主役の山内一豊っていう人物が地味であることに加え、特に男優陣に「若さ(華やかさ)が足りない」が第一印象でした。信長→秀吉→家康 の下の世代の人を描く作品なので仕方ないと思いつつ、草履とり藤吉郎の柄本明はツラすぎ!女優陣も和久井映見の濃姫にからむお市の方の大地真央。単品で見ればそれぞれOKだと思うのですが、からませると、えーと…って感じで。大地真央、相変わらず美しくはありますが。舘ひろしもお年をお召しになりました。

功名が辻〈1〉功名が辻〈1〉
司馬 遼太郎

文藝春秋 2005-02
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おもしろいところでは格闘家の高山善廣を蜂須賀小六にキャスティングしていることと、完全に何か狙ってますが前田吟&武田鉄矢コンビ。Tweedle DumとTweedle Deeですねw ちらっと見た番宣で前田さんが「最後のお仕事」みたいな悲壮な決意を述べてらしたのが印象的でちょっと気になってます。

それと、今川義元(江守徹)の家臣役で斬られ専門"ラストサムライ"の福本清三さんに役名がついていたこと。見事斬られて果ててらっしゃったけど。六平太の香川照之も、もっと若い俳優さんをアテればいいのに、と思った。若そうに振る舞う演技がイタかったっす。

脚本の大石静さんが初大河というのも意外でした。「ふたりっ子」「オードリー」と朝ドラは経験ずみですけど…。彼女の脚本は好きなほうですが、最近あまり印象に残るお仕事をしているイメージがなく、見続けていくかどうかかなりボーダーライン。あんまり「内助の功」臭が強過ぎたらギブかも。

文句を言う前に原作を読んでみようかな。

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2005/12/17

沸騰 クライマーズ・ハイ〈後編〉

このブログでも、今週最も読まれたエントリは前編のレビューだったのですが、NHKにも反響が殺到した、と「土曜スタジオパーク」で放送していました。反響の大きさに、放送していなかった(!!)東北地方でも急遽、午後3時過ぎから前編をオンエアしたそうです。

きょうも期待を裏切らないテンションの高さでした。

前編のレビューです。
力作!クライマーズ・ハイ〈前編〉

4163220909クライマーズ・ハイ
横山 秀夫

文藝春秋 2003-08-21
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ドラマで熱くなれた方はぜひぜひ、原作も読んでいただきたいです。以下、感想を。

前編は編集局内の対立、記者たちの微妙な力関係や上下関係に力点が置かれましたが、今回は新たに綿引勝彦が販売局長として登場。「天までとどけ」シリーズでは温厚な記者役でしたが、一段と脂っぽい悪役ぶりがハマっています。でも、販売にはもちろん、販売の論理がある(詳述はしませんが)。

そして、入社3年目の記者が拾ってきた事故原因に関する大きな「抜きネタ(=特ダネ)」を巡り、編集局vs.販売局の深夜の大闘争になだれこんでいきます。

「圧力隔壁」という単語を拾って事故原因を隔壁の破壊とそれに伴う尾翼の損壊と判断した神沢記者に対し、悠木(佐藤浩市)は事故調査委員会の人間から裏(=言質)を取らなければ載せられないと指示。

一方、前日の現場雑観が第2社会面に落とされたことに納得できず、少し投げやりになっていたところに遺族が訪ねてきた。「ココは編集局だから関係者以外は出ていって」「新聞は下の自動販売機で買え」。社会部デスク・田沢(光石研)の心ないことばですが、こういうこと言う人、実際にいるから怖い。

遺族だと直感した悠木は発生翌日からの新聞を提供。「地元紙だったら地元の事件のことはいちばん詳しいと思った」「本当のことを書いてください」と言いおいて遺体と共に帰ってゆく遺族の女性と幼い息子を見て、悠木のクライマーズ・ハイは次の段階へと進んでいきました。

この日はトップ記事を地元出身の中曽根首相による靖国公式参拝をトップにして墜落事故を外すという方向だったが「地元紙は日航をトップから落としちゃいけない」と主張し、遺体安置所で撮影された1枚の写真を提起します。このへんは原作を読んでいないと若干説明不足ですが、アリでしょう。

地元紙が地元で起こった事件をトップで扱い続ける、という話に関しては、阪神大震災で本社機能が麻痺した神戸新聞が3月の地下鉄サリン事件までほぼ2カ月の間、震災関連記事を1面のトップに据え続けた、という話を聞いたことがあります。

神沢だけでは荷が重すぎると判断、県警キャップの佐山(大森南朋)を上野村に派遣する悠木。しかし、裏が取れないまま時間だけが経過。この時間の描き方も緊張感があってすばらしかった。日頃、あまり脚光を浴びることのない「整理記者」(見出しやレイアウト、記事の大きさを決定する記者)にもそれなりに焦点を当てていたのもよかったと思います。

特ダネは事故原因。対策本部が置かれている上野村や藤岡市に届く紙面に掲載されていなければ意味がない。販売局に有無を言わさないため悠木と社会部長の等々力(岸部一徳)は藤岡方面に行くトラックの鍵を隠します。納得いかない販売局が編集局に「殴り込み」。印刷している工務の現場までの大立ち回りになりました。

編集局の人間すべてに「クライマーズ・ハイ」が訪れた瞬間でした。気をつけないと滑稽になってしまうシーンですが、ものすごいパワーで押していきます。前編では煮え切らなかった編集局長(大和田伸也)や局次長(塩見三省)も"参戦"。

もうギリギリという時間になって佐山から連絡が入るものの、悠木は不意に冷めてしまいます。後で「お前は東京に負けたんじゃない、自分に負けたんだ」って田沢に言われてしまうのだけど…。前回「土下座しろ!」と叫んだ等々力(岸部)が、落胆する編集局員を前に土下座した悠木に「立て!死んでもそんな真似するんじゃねえ!」とまた怒鳴ります。これまた、圧巻。

悠木の最後のヤマは「命の重さ」という途方もない話になります。持ち込んできたのは望月彩子(石原さとみ)。読者欄に「人の命の軽重」に関する彩子の投稿を載せたことで新聞社には抗議が殺到。本当は、遺族からのクレームはなかった、というところが重要なのだけど、ザラ紙1枚のアップだけ、あとは電話でフォローというところが少し物足りなかったかも。

今回も社長(杉浦直樹)が恐ろしかったです。ふだん、温厚な役が多いイメージなのでこのギャップが凄い。「辞めるか、山間部で飼ってやってもいい!」と言い放ちます。前編は「デスク風情が」だったのが今度は「部長風情が!」と等々力も瞬殺。その社長の口から「新聞は読者のもの」「(記者は)キタカンの看板がなければ何もできない」ということばが出てくるのが、正論だけに皮肉すぎる…。

原作では佐山にもっと深みがあるし、お茶汲みとしてしか描かれていない「チヅちゃん」も、庶務の仕事から新聞記者に配属が変わることになり、彼女なりの悩みも描かれます。とはいいつつ、新聞記者であり続けることとは何か。「新聞紙をつくるのではなく、新聞をつくりたい」という叫びとラスト近く、「待ってる」と望月彩子に話しかける悠木の台詞、そして「どこにいても新聞はつくれる」という岸(松重豊)の言葉にも、重みと救いを感じました。

とはいうものの、あの事故から20年、報道による「大きな命と小さな命」の格差、そして「ニュースへの飽き具合」は、どんどん広がっていく気がしてなりません。

ラスト、悠木は衝立岩の登攀で親子の絆を確認することもできました。どんな形で撮影したのか、興味あり。

ことし、最終的に日本のドラマをあまり数は見ませんでしたが、間違いなくこれがナンバー1ではないかと。こういうドラマを見ると、受信料払ってもイイかな、って10秒くらい思うんだよね…。報道やバラエティの現場のお金の遣い方がデタラメなのを見ているので、払わないけど。

「半落ち」くらいしか読んでいなかったので、横山秀夫の最新刊も読んでみました。「クライマーズ・ハイ」以上に業界用語(警察関連)炸裂なのでかなり好みは分かれると思いますが、私は嫌いではありませんでした。
・横山秀夫の「震度0」

さらに。

4620105791レディ・ジョーカー〈上〉
高村 薫

毎日新聞社 1997-12
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新聞記者を描いた作品でいえば私はコレに勝るものはないと思っています。出版から年月は経っていますが、まったく色あせていません。地方紙の北関東新聞社に対し、東京を拠点とする大新聞の記者たちが苦悩します。「クライマーズ・ハイ」は大事故ですが、レディ・ジョーカーは企業の社長の誘拐(グリコ森永事件が題材と言われています)、それにまつわる社会の暗部との対決。高村薫は「サンデー毎日」への連載執筆にあたり、毎日新聞を綿密に取材しました。

佐山たちが地を這うようにして「裏取り」をしていたのに対し、さらっと警察のネタ元に電話して裏が取れたりするところはちょっと納得いかないよね、と話したことはありますが、扱っているテーマがダイナミックなのは高村薫ならでは、だと思っています。

「クライマーズ・ハイ」の原作を読んだら、こちらも是非。

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2005/12/10

力作!クライマーズ・ハイ〈前編〉

キャストも贅沢だし、リアリティの追求も出色でした!惜しいのは2つ。日航ジャンボ機墜落を伝える新聞社の様子がリアル過ぎて一般視聴者には何のことかわからない部分があったのではないか。もう1つは若すぎる現代の安西jr。32歳にはどうしたって見えません。

4163220909クライマーズ・ハイ
横山 秀夫

文藝春秋 2003-08-21
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後編は17日午後7時半から放送。以下、解説?を兼ねた感想です。

いやー、まずキャスト。ステテコ姿こそ披露していましたがw、佐藤浩市みたいにかっこいい遊軍のおじさん(悠木)なんて、会ったことないなぁ orz。のっけから寺島進があんな形で出てきて衝撃だし。カメオといえば格好いいけど、まさかNHKデビュー?

社会部デスクの田沢(光石研)がちょっと本を読んだときと印象が違っただけで、政治部デスクの岸(松重豊)、そして社会部長の等々力(岸部一徳)なんてもうぴったりすぎました。ああいうミョーな色眼鏡かけてるおっさん、いるいる。安西(赤井英和)や悠木の妻(美保純)、佐山(大森南朋)は、なるほど、という味です。佐山の服装と髪型がめっちゃ1985年してますね。石原さとみ、特別扱いかぁ。

原作者の横山秀夫は前橋に本社がある地方紙、上毛新聞で10年以上、記者生活を送った人です。「キタカン(北関東新聞)」はそのまま上毛新聞に変換して読んでもいいのかも。ゆえに新聞社内の力学や、えらくなる(=出世する)のは誰なのか。そして現場の記者たちが味わう「天の声」によるフラストレーションなど、描かれていることはどれも「新聞社も結局は『会社』なのね」と実感できます。

そして「だって(事故機の搭乗者524人は)ウチの社員より多いんだぜ」(整理部デスク)のことばに象徴されるように、規模の小さい地方紙ではそうした力学による揺れが直接ヒエラルキーの最下部まで届くことも、恐らく多い。

また、人数が少ないだけに、全国紙が「下手な○×も…」的に大量の記者を投入して(地方から人を招集することも)人海戦術で取材を進めるのに対して、限られた人数で大事件を追わねばならず、足りないものは通信社の原稿で補わなくてはならないだけに、ストレスがまた違うベクトルにも働きます。

後編では「特ダネ(スクープ)」が核心となってきますが「(特ダネを)抜く」あるいは「打つ」ことは、新聞記者の使命とされているので、それができた(抜いた)か、できなかった(抜かれた)か、というのは存在意義に関わったりしてしまいます。なので、深夜の焼き肉屋でああいうイヤな話になっちゃうわけで。

肩書きと登場人物がたくさん出てきて混乱しますが、偉い順に 社長(杉浦直樹)>編集局長(大和田伸也)>(編集)局次長(塩見三省)>(社会)部長(岸部)>デスク>ベテランの「遊軍」(佐藤浩市)>(県警)キャップ(大森)>部員 とおりていきます。 

8月12日夜の編集局の描写で、常に後ろで「ピー」といっていた電子音は、共同通信が大きめのニュースを配信する前触れに鳴らす音で「ピーコ」と呼ばれています。この音が鳴ったら、何を言っているのかちょっと注意を払う必要がありますが、外電から国内の事件まで、新聞が製作されている時間帯にはわりと頻繁に鳴っていて、情報もどんどん更新されていきます。

日航機が群馬・長野の県境に墜落したことを告げるときに鳴った鐘のような音は、大事件が発生したときにだけ鳴る音で、この音と共に前触れがアナウンスされるニュースは、新聞なら1面、テレビ局ならトップニュースにする価値がほぼ確実にあるもの。

日航ジャンボ機の墜落事故は、現在、現役で報道に携わっている人間の周囲にはたいてい、御巣鷹山にあの日登ったり、事故機に搭乗していた人の周辺取材にあたったりした先輩がいて、何かのときに当時の生々しい話を聞いているもの。現場に行け!と言われたものの違う山に登っちゃった人とか、たどり着けなかっただけでなく急峻な山で遭難しかけた人とか。もちろん、現場にたどり着いてしまった人たちの話は20年たった今でも強烈で戦慄が走ります。

NHKは事故から20年に当たる8月12日に特に何か「!」と思われる番組をつくっていなかった気がしていたのですが、こうきたか、という感じもあり。

8月12日にはフジとTBSがドキュメンタリードラマのようなものを放映してレビューも書いたんだけど、不思議なことにTBSは当時のニュース映像(というか、墜落を伝えるニュースそのものの映像)などをほとんど使っていませんでした。まさか、残ってナイの?

NHKはテッテー的でした。事故の一報を伝える白いスーツ姿の松平アナウンサーや、こどもニュースの元「お父さん」池上さんの若かりし姿が北関東新聞社の報道局でさりげなく流されてたし、さらには朝の悠木家では朝ドラの「澪つくし」が見られるという念の入れようでした。

報道の世界では事件のことを「ヤマ」といったりもしますので、悠木はいちどきにたくさんのヤマを登らなくてはならなくなりました。にしても、20年前に携帯電話があったりしたら、いったいあの時はどんな報道になったのでしょうか…。

後半もこれからまだいろいろ大変なことが起きるんだけど、ペースとしてはこんなもんなんだろうか。あと75分に収まるのかな?もう1度原作読まなきゃ。あと、現代へのフラッシュバックが少ないね。やっぱり山(衝立岩)まで登らせるのは大変過ぎたってことなんでしょうか?

【追記】後半も見せました!DVD化してくれないかなぁ。レビューはこちらです。

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2005/02/06

ついにJ事務所も妥協か?アノ人の顔写真が

全然感情移入はできないものの、なんとなく見てしまう大河ドラマ。誰が誰を演じてるのか気になってNHKのオフィシャルサイトに行ってみた。

びっくり。

FLASHアニメーションの中なので切り出すのは簡単ではないが主役のタッキーさんがお顔をさらしてます。ジャニーズ事務所といえばウエブ上での所属タレントの写真使用についてテッテー的に避けており、もちろん去年の香取慎吾の近藤勇も例外ではなかった。「3年B組金八先生」なんてジャニーズの所属タレントがシルエットなので学校に来られなくなっちゃった子の名前だけ入った卒業アルバム状態。

なぜ今回こういうことになったのか、知りたいね〜。

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2005/01/09

「義経」にがっくり

後半、話が悲しくなってきて若干つらかったけど何年かぶりに毎週日曜を楽しみに、どんなに多忙をきわめても1回残らず観た「新選組!」が終わり、きょうから「義経」。

オープニングは「一の谷」の合戦シーンから。昔、神戸に住んでいたので「現場」知ってますが、あんなとこ馬で降りるなんて常人は考えないくらいの傾斜があっておっそろしいところです(笑)。

それにしても…。タッキー義経が出てくるまですでに保たない予感。まず、平清盛→渡哲也、というキャスティングがかなり辛い。大門団長も御年63歳。96年の大河「秀吉」の時ですら、すでに若い織田信長を演じるのがイタかったんだけど、特に首のたるみが加齢を感じさせる。同年代の源義朝を演じるのが加藤雅也なんだからますますしんどい。思い切って入道になってから誰かと交代とかにしたほうがよかったのかも。でもたぶん、演出が「秀吉」と同じ人だから仕方ないか。

宮尾登美子が原作ってことで女の人にもそこそこ焦点を当てるべくのキャスティングなんだと思うけど、ドロドロしそうな予感。松坂慶子も稲森いずみも怖そうだ〜。

静が広末涼子から石原さとみになってむしろよかったな、とは思っているが、静登場までテンション維持できるかが心配です。

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2004/11/08

「あぐり」放送再開

地震報道のためにニュースの放送時間が延長になりまるまる2週間放送休止になってしまった「あぐり」全篇再放送がきょうから復活。とりあえず今週いっぱいは2話ずつ放送するみたい。来週くらいまでこのペースでいくと遅れを取り戻せるのかな。

このドラマが始まったころは新しい部署に異動になって忙しかったのでホントにとびとびにしか見てなかったんだけどお姑さんや小姑キリコとの対決がけっこうエグかったのですな。早く東京に行きなさい。。。。お気に入りは勇三さんな今日このごろ。

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2004/10/28

BSアニメ夜話でついに「ガンダム」

オリジナルの「BSマンガ夜話」がそろそろネタ切れ?なのか、アニメの特集が始まった。きょう見たのは「機動戦士ガンダム」。

テレビドラマのエントリーにこれ入れるかどうか微妙なんだけど、別に特別にアニメが好きじゃなくて、ガンダムもこの最初の「1年戦争」しか見てなくてその世界観にハマったからってことで見たんですが。

引いた〜。みんなすげー深すぎ。ハインラインの「パワースーツ」が出てくるというSFの小説はちょっと読んでみたいかなと思ったけど。あとね、シャアは確かに独り言が多すぎるね。

しかしこの放送で何がいちばん衝撃だったかってキシリア・ザビ24歳。「サザエさん」に出てくるマスオの同僚穴子さん(27)というよりさらにショック。くすん。

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2004/10/04

「あぐり」再放送

先週から朝ドラ「あぐり」の再放送が始まり、「24」セカンドシーズンと天秤にかけた上で録画して見てるんだけど、やっぱりイイ。

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star総集編では物足りなくなる、濃いドラマです

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のっけから人はバタバタ死ぬし、これからの話も実はかなり不幸のてんこもりにもかかわらず暗くならずになんだか楽しく観られちゃうドラマってやっぱりすごいと思う。タイトルの音楽を聴くだけでちょっとホッとしてしまう。田中美里が初々しくてかわいいです。あのちょっと甘ったるい声で「エイスケさん」って言うんだよね。。。あれは絶対、チェ・ジウの声じゃないよなー、って声を聞きながら思い出してしまった。

そういえば朝ドラからは少し離れるけど、「大長今」イ・ヨンエ様のお声が生田智子っていうのもすげー大どんでん返しの気がする。どうなんすかね。

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2004/08/07

「タイタニック」は偉大だね 「日輪の遺産」

録画して見ていなかったドラマ「シェエラザード」。原作は浅田次郎で、「日輪の遺産」「地下鉄(メトロ)に乗って」などに通じる第二次大戦と現在を舞台にした物語だったのだが。。。。

第二次大戦・豪華客船が舞台となれば、ドラマ化するならNHKしか無理だろうなぁとは思っていたものの、主役に反町隆史と長谷川京子をもってきたことを知って若干落胆していた。しかしそんなこと以上に想像を絶するがっかりさ加減だった。原作の改変も骨格から変えてしまって。正木を演じた小沢征悦がとてもよかったので、なぜ原作とおり海軍士官の役にできなかったのか。

日輪の遺産
4062635518浅田 次郎

講談社 1997-07
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star***恐るべし!浅田マジック***
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以下、若干怒りのネタバレっす。

なによりの肩透かしは完全CGの「彌勒丸」。ひどすぎ。CGが安っぽいのに加えて、CGを使ったカメラアングルや彌勒丸が登場する場面などのショットがどこかで見たことあるような、そう「タイタニック」に出てきたようなシーンばっかりだったのだ。

潜水艦の攻撃を受けて人が右往左往して落ちたりするようなCGも、デッキ部分を歩く登場人物たちのショットも、どれもデジャヴ感ただよいまくり。もちろん船の上だから撮影アングルなどが限定されるというのはわかりつつも、ちょっとあざとすぎてくたびれてしまった。

ご丁寧にラストシーンは台湾海峡に沈む彌勒丸(もちろん船首部分のショットはどことなくタイタニックっぽい)まで沈んでゆくと、いつしかもとの姿を取り戻し、船内にクルーたちが。。。。なんていうショット。

もちろん反町隆史はいつも通り一本調子な感じで、エリートの大本営参謀を演じるにはあまりにペラペラ。現代版も、石田ゆり子の役はもうちょっと大人の女性にやってほしかったし。

船長を演じた竜雷太の英語がキレイだったことに意外な感動はあったが、松重豊にはじまり石橋蓮司まで無駄遣いしていたのはどうかな、と。

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