陽が開くとき-幕末オランダ留学生伝
久しぶりの榎本さん本です。読もうと思いつつほかのことに手を取られて長い間ツンドクになっていました。「榎本さん本」といってもタイトルの通りで、主人公は釜次郎さんと共にオランダに留学した別の武士(ただし身分は"職方")、中島兼吉という人物。新潟に住んでいたことがあるので高田藩士だったことを改めて知り、ちょっと別の共感がありました。
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この本にはふたつの大きな特徴があります。著者の東さんは専攻が建築/都市工学ということもあってなのか、ディテールがとても詳しい、というか写実的。例えば、留学生たちの足跡を丹念に追って、デンハーグやライデンでのそれぞれの下宿のあった詳しい住所、所番地までが記されています。
satesateさま、オランダ行きの前に予習はいかがでしょうか。
もうひとつは主人公中島兼吉の孫娘が柳宗悦の妻であったということが、物語にまた別のベクトルを与えている、ということだと思います。以下、ネタバレは軽めにしつつ。
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惜しくも映画は原作を超えられない









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